みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 『ドクター・ノオ』が1962年の作品で今作とは同年代、かつベルモンドもコネリーも同世代で30前半、というコトでやはり諸々と根本的な質感や内容は似通ってるな~とも思いますが、アッチがより軍事的+近未来的なお話だったのに対してコッチはかなり冒険活劇的+レトロなロマンのお話で、そしてだいぶコメディ寄り…だとは思いますかね。フランス映画だから…というワケでもないのですが、後から調べると(Wikiにも書いてありましたが)コレもやはり同地産の『タンタンの冒険』は大いに参考にされている…というコトの様ですね(特に古代文明の像が云々…とか、靴磨きの少年が云々…とかはそんな感じだったかな~と思いますよね)。 ベルモンドもまだ若々しく、その分とゆーか(後年の作品に比しても)だいぶ無鉄砲でより「脳筋」なキャラだとは感じられました、がまたその分(件のスタント無しの)アクションとゆーのは傍目から観てもかなり危険そーなのばっかりで凄かったですよね(いま観ても)。自動車・バイク・船・飛行機・おまけに水上スキーまでも…なんて乗り物が多彩なのも好かったと思います。あとそもそも、南米の空気感(+音楽の感じ)なんかもベルモンドの個性にはごく適合してたかな…なんて思ったりも。 もう一点、そのベルモンドの相方たるヒロインてのがま~た実に素晴らしい!フランソワーズ・ドルレアックはそもそも出演作自体が希少なのですし、若さ・美しさ・そして少しおバカなキャラクター含めてとても好かったですね。確実に私はウルスラ・アンドレスよりも好みですし、作品全体としても今作の方が『ドクター・ノオ』より全然好きですね。良作。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-10-17 00:03:35) 3.《ネタバレ》 ベルモンド主演のアクションコメディは何本かありますが、これはその初期の作品。あとのものほどのドタバタ感はなく、うまくまとまっています。誰が黒幕かは、簡単に察しがつきますが。 前半はどちらかというとサスペンス味が強く、007を思わせる部分もありました。終盤は元祖『レイダース』みたいな展開で、そこまでも普通に面白いのですが、この最後のあたりがいちばん楽しめました。あの結末も、皮肉が効いています。 以前見たときは英語版だったのですが、今回はフランス語だったのもよかったです。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-10 10:50:28) 2.《ネタバレ》 確かにジャン=ポール・ベルモンドのひょろっと細長い足で軽快にアクションをこなしつつコメディタッチな感じは“ルパン三世”だ。 終盤は本当、スピルバーグの冒険活劇だし・・・ 一番ビックリしたのは、ヒロインのフランソワーズ・ドルレアックが若くして亡くなられたみたいだけど、カトリーヌ・ドヌーヴのお姉さんだったってこと・・・ ちょっと粗いけどテンポが良いので面白く観れました。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2014-05-06 03:00:38) 1.《ネタバレ》 この映画、監督は狙っていたのでしょうが、はっきり言ってちょっと変です。連続した場面なのに夜がいきなり昼になったり(エド・ウッドか!)、千キロ距離があるリオとブラジリアをオンボロ車で一昼夜で走破したり、『そんなあほな!』と突っ込みたくなるシーンの連続ですが、そのいい加減さが妙にいい味出しているのも確かです。結構危険そうなシーンも軽々こなしている足が長いベルモンドを観ていると、そう、ルパン三世を思い出しますね。そして観たらご理解いただけますが、なんと本作は『レイダース』の元ネタだったのです。ラスト20分は『レイダース』で使われたネタのオンパレードです。ヒロインのフランソワーズ・ドルレアックがわがまま放題のまた変な娘で、笑わせてくれます。フレンチコメディ独特のあくの強い作風なので好き嫌いが別れそうですが、後のアニメやアクション映画に少なからぬ影響を与えた異色作として再評価されても良いのではと思います。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-12-27 13:09:01)
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