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CURE キュア

CURE
1997年【日】 上映時間:111分
ホラーサスペンス犯罪ものミステリー刑事もの
[キュア]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-02-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(1997-12-27)


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監督黒沢清
キャスト役所広司(男優)高部賢一
萩原聖人(男優)間宮邦彦
うじきつよし(男優)佐久間真
中川安奈(女優)高部文江
洞口依子(女優)宮島明子
でんでん(男優)大井田(警官)
大杉漣(男優)藤本本部長
螢雪次朗(男優)桑野一郎
鈴木省吾(男優)田村
谷本一(男優)高部の上司
諏訪太朗(男優)アパートの管理人
春木みさよ(女優)花岡とも子
戸田昌宏(男優)花岡徹
田村泰二郎(男優)クリーニング店の中年男
脚本黒沢清
音楽ゲイリー芦屋
撮影喜久村徳章
製作大映
配給松竹富士
美術丸尾知行
須坂文昭(装飾)
丹治匠(美術助手)
安宅紀史(美術応援)
松井祐一(特殊造形)
赤松陽構造(タイトルデザイン)
録音郡弘道
照明金沢正夫
金子康博(照明助手)
その他東京現像所(現像)
あらすじ
不可解な連続殺人事件が起こった。胸をクロスに切り裂くという手口は共通しているものの、それぞれの事件の犯人は、すべて別の人間だったのだ。何の共通点も接点もないように見えた犯人たち。しかし、捜査を続けるうち、彼らが共通して接触していた、ある一人の人物が浮かび上がる。

コウモリ】さん(2008-09-22)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(7点検索)】

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12


33.《ネタバレ》 中盤くらいまでは、ああ「セブン」と「羊」がやりたかったんだねー、とはいえこういう正面切ってのサイコサスペンスって和物では貴重だし、くらいの感覚で見ていました。ところが終盤に向けての折り畳み方というか、凝縮の度合いが凄い。一番怖かったのは、実は間宮の関係ではなくて、「テーブルの上の生肉」。二番目が、ラストのウェイトレスのアレ(画面内の一番奥なのが良い)。あと、役所広司は話の展開とともにどんどん疲れて荒んでいく(間宮につけ込まれるほどに)という設定のはずですが、あまりそうは見えませんでした。ここはメイクで何とかしてほしかった。 Oliasさん [映画館(邦画)] 7点(2024-10-21 23:54:29)

32.《ネタバレ》 様々なメタファーで満ちている、読み解く深みのある映画、という触れ込み。意味が解らないシーンが何を意味しているのか? 考察しているサイトを見るのもまた楽しい。とはいうものの、知らないことが幸せという場合もあるわけで。この映画の最後に出てくる廃屋。メタファーと思っていましたが、ノベライズによるとあれは間宮が催眠術を学んだ病院で、実際にあるものだとか。なぜ映画で説明がないのか?監督曰く、その方が海外受けが良いので削ったのだとか。その言葉に少しがっかりしたので-1しました。 kirieさん [DVD(邦画)] 7点(2015-01-27 21:07:21)

31.《ネタバレ》 出だしのだるさと萩原聖人にイライラ。だけど、この監督さんの独特の作風を理解してくると段々面白くなってくるんですね。といっても面白さのベクトルは大きく異なりますが後半の数々の映像の展開はなかなか。タイトルも含めとても意味深な作品でゴザイマシタ Kanameさん [DVD(邦画)] 7点(2015-01-04 11:20:06)

30.《ネタバレ》 奇妙な映画 ホラーのようなミステリーのような全編を通して精神的な不快を誘う音楽やノイズ、映像で溢れている 見てる間中観客の焦燥感を呷る おもしろいかどうかは別として深く記憶に残る映画だった ミステリーの要素は多分にあるので結局謎解き的な事がまるで無いのは非常に不満だ すべてを観客の想像にまかせるならミステリー的な要素で引っ張るのはルール違反な気がする 雲の中のバスとか廃墟の病院とかメタファーな要素と 間宮(萩原)の不思議な力とかが現実の事件と混ざり合って何が現実で何がメタファーなのか判然としないのは好きな人にはいいかもしれないが、自分なりの解釈をする要素が私にとっては少なすぎると思った 間宮の背中のやけどや溶鉱炉?の様な映像とかまったく投げっぱなしだし 間宮の記憶障害も間宮の巧妙な話術の一つの様な感じになってくるのもミステリアスな存在からだんだんはずれて、むしろ詐欺師のようなイメージを持ってしまう気がした 結果として殺人鬼の伝道師が間宮から主人公に移譲したというオチなのだろうが妙に晴れやかな顔になっていたりとか観客の解釈にまかせて、解けないメタファーを数々投げるだけという映画に思えた 私のようにある程度、理詰めで映画を見るタイプの人には向かないと感じる タイトルがCUREであるということは殺した人にとって殺された人は不安の対象であり、それを取り除くことが癒しであるということだろうか、あるいは殺された人にとっての癒しなのか?どちらにしてもちょっとあざといタイトルな気がする にょろぞうさん [DVD(邦画)] 7点(2013-12-20 22:42:21)

29.《ネタバレ》 面白かったです。究極の癒しを与える催眠療法は、ストレスの対象となる人を殺すことだったとういことでしょうか。奥さん殺したのは高部だったのでしょうか。高部は間宮の能力を引き継いだってことでしょうか。いろいろ謎を残したまま方が観賞する人の想像力を刺激するし、不気味さが残るのでホラーやサスペンスでは結構多いですが、私もまんまと罠にはまって色々考えてしまった。ラストのファミレスの店員はどうなったんでしょうか。 ぽじっこさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-03-09 18:42:17)

28.《ネタバレ》 ネタバレします。印象が強いのはでんでんが交番で部下を普通に撃つ所と役所さんの「妻がお荷物」発言。で、しばらくするとこの2点の印象が強過ぎてラストを忘れ、再鑑賞の繰り返し。でも何回観てもちゃんと観ちゃう。そんな映画。良くできた邦画サスペンスだと思う。 movie海馬さん [地上波(邦画)] 7点(2012-04-25 23:38:55)

27.《ネタバレ》 萩原聖人のキャスティングは、果たしてこれでいいんだろうか?とか、何故負の意識、闇の意識を刺激する事が即殺人という形に結びつくのだろうか?とか、見ている間は色々と疑問に思ったのですが、見終わってみると、何やら冷たくザラついた、イヤ~なモノを飲まされたような感触が残り、恐ろしさがじわじわと染みてきました。人が壊れてゆく境界は曖昧で、ほんの少し背中を押されただけで越えてしまう危うさを感じます(それを感じているうちは大丈夫なのかな?)。意識して避ける事ができるのならばいいのですが、その引き金は日常の中に潜んでいて、日常の風景が歪んだように顕在化する、そんな怖さを監督は決して表層的な表現、即物的な表現に頼る事なく、象徴的な映像を通して内側から上手く引き出していたと思います。ただ、幸せポイントの全くない映画なので、もう結構でございます。ごちそうさま。 あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 7点(2009-07-11 13:46:02)(良:1票)

26.1人の人間の言葉が、他人の心を侵食してゆく恐ろしさを、あの手この手でじわじわと表現してゆくいやらしい作品。発表当時はどれだけ衝撃的だったのだろう... j-hitchさん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-04 01:16:44)

25.いやあ、これはけっこう恐かったですね。夜中に若い学生さんと一緒に見たんですが、「こ、これ、きついっすよ」と絶句してました。エンディングのファミレスの場面も、画像が不鮮明な分、恐ろしかったです。妖怪とか出すよりも終始雰囲気だけで迫ってくこういう映画の方が怖さがよく表現できますね。そんなわけで超いんちき野郎のメスマーを題材にしたのには目をつぶることとします。 きのう来た人さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-28 06:24:28)

24.日常からの突然の狂気ほど怖いものはない、そんなことをこの映画で感じました。深夜に一人で観てたからかとんでもなく怖かった。萩原聖人は僕の中で麻雀がうまい人って印象だったので余計怖かった。 しっぽりさん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-01-28 07:16:24)

23.《ネタバレ》 心が解放されることにより、些細な憎しみはダイレクトに殺意へと変わる。しかし、あれだけ苦悩していた役所さんが、最後にはとても活き活きとステーキを平らげている。ライターの火や蛇口からしたたる水といった回りくどいやり方で他人を「キュア」してきた萩原だが、役所さんはもっと簡単な方法で「キュア」できる。憎しみが殺意へと変わるなら、愛や優しさはどうなるのだろう?「キュア」された人類はどこへ向かうのか? フライボーイさん [DVD(邦画)] 7点(2008-07-07 07:29:55)

22.ふと自分の内にある潜在的な殺意というものを考えた。
これは誰にしもあるものだと私は思うのだが、どうだろうか。
キレる若者であったり動機ある殺人を犯してしまう人たち、
私と彼らとではどれほどの違いがあるのだろうか。
その違いは些細なものでしかないのかも知れない。
催眠術、それ自体を軸として見てしまうのは良くないのではなかろうか。
ふとしたキッカケ、後押しでこういった事は現実に起こりうるかも。
そういった非現実的な現実、矛盾した世界の内包、そこから滲み出る異常性。
一般的なホラーとは一味違った恐怖がそこにある。 HIGEニズムさん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-11 16:20:41)

21.人を殺すなんて考えられないようなごく普通の人が人を殺す。そんな人が次々と現れる。しかしそれをコントロールしていたのはたった一人の悪い奴だった、、、ということなら怖くはない。一人の青年が人殺しを誘導していたわけではない(と私は思ってる)。そして人を殺した者たちも潜在的にターゲットを殺したがっていたわけでもない(と私は思ってる)。ちょっといなくなってくれたら、、ぐらいの気持ちを持った対象に×印をつけるという誘導に対し、ためらうことなく人を殺してしまう、その人間の深層ににある残虐性こそが怖いのだ。そしてそのことを表現した映像が怖いのである。「人を殺してはいけない」ということは種族繁栄という本能的なものとして組み込まれていると思っていますが、この作品ではどうやら違うらしい。しかしそんなことはどうでもよく、悪意が画面にへばりついたような描き方こそがこの作品の素晴らしさなんだと思う。このとんでもない悪意を日常に同居させたのが青山真治の『Helpless/ヘルプレス』ならば、この『CURE/キュア』は悪意を日常に同化させた作品。よってこの作品で描かれる日常は非日常とイコールである。それはまさに「映画」じゃないですか! R&Aさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-13 16:07:40)(良:2票)

20.《ネタバレ》 奥さん殺したのは主治医じゃないのかな?役所の暗示で・・・よく解らなかったんですが、下のウメキチさんや他の解説サイトのおかげで謎については納得できました。もう一度みたいと思います。役所さん好演です。 やっぱトラボルタでしょうさん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-23 14:18:40)

19.映画を見た後の、このまとわりつくような感覚が黒沢監督の醍醐味ですね。おそらく事件の発端となった精神科医の昔の写真が怖かった。 かじちゃんパパさん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-06 08:20:08)

18.《ネタバレ》 自分は、ちょっと前に流行った”癒しブーム”が嫌いでした。だって、お香からCDに至まで”癒”の文字が入った商品がでたりしたし、TVでも「癒されますねー」って連呼してたり・・癒しって言ったら個人の感覚だから、向こうから癒しですよ来られるのは嫌だなーと。でも、このタイトルはニヒリズムと言うかアイロニカルというか、究極に解放(癒)された人が起こすのが殺人とは・・。いくつかの謎が消化不良だけど、自分なりに考えたのはこうです。佐久間(うじき)は本当に自殺。すでに暗示にかかり自分が殺人衝動に捕われる事が怖くなって自分を拘束、のちに自殺した(佐久間の死が尊厳あるものだったと思いたいから)。妻を殺したのは高部(役所)。ラスト、ウエイトレスがナイフを持ったのは、新しい伝道師となった高部の”癒し”によるものだと思います。・・そう推理した上で、誰が誰を殺したかなんてどうでもいいことにも気付きます・・「アンタダレ?」・・「小学校の先生」「警視庁本部長」・・そういう言わば社会的な「記号」でしか自身を表現する事ができない事実。親しい者同志でさえ、気持ちの衝突はあり、それが何の抑制もなく行動すると殺人になるとしたら・・あの続きを想像すれば世界に殺しが満ち溢れるのかも知れません。間宮(萩原)が「あんたはすごいよ」と言ったのも「あんたは、おれよりもすごい伝道師になれる」という意味かもしれません。。一番ゾッとしたのは劇中食事も喉に通らなかった高部が殺人を犯したあとの食事では、皿を舐めたかのようにきれい食べていたところ(空の洗濯機も効いたな・・)。全体的にロングショットが多く淡々と見せているのに、時間の経過と共に、陰うつな空気が絡み付いてくる感じ、胸騒ぎと言うかザワつく感じをうまく演出していると思った。個人的には間宮にもっと説得力(魅力?)があればということと、癒し(魂の解放)=殺人というのがちょっと乱暴かなと感じました(この基本設定が飲み込みきれなかったので大きく3点減点しました)。 ウメキチさん 7点(2005-03-06 17:54:21)(良:2票)

17.《ネタバレ》 これってどうなんでしょう?正統派サスペンスを期待して観ると明らかに肩透かし、というかそれ以上のものまで食らうし。しかし一方では、そもそも序盤から犯人が分かっているのでこれ以上分かり易い話もないと思いますが。萩原聖人がいちいち「誰」「何が?」とかすっ呆けるのにはちょっと笑った。最初から最後まで掴み所のない、まるで煙のような映画でした。個人的に苦手だけど嫌いではないので7点で採点(何じゃそりゃ、と)。 かんたーたさん 7点(2005-03-03 22:33:31)

16.怖い。怖いといっても心臓バクバクドキドキするような怖さではなくて思わず寒気がするような怖さ。 新井さん 7点(2004-12-04 16:04:50)

15.これは面白かったし、非常に解り易かった。溜めの無い殺人シーンはとにかく衝撃的。BGMもカット割りも無く、淡々と、いきなり人が殺されていく。手持ちカメラによる、うざったくない(且つ、俳優の動きと構図を良く考えた)カメラ・ワークも良い。言葉遣いは丁寧ながら、のっけから危険人物っぽい役所広司の演技も秀逸。そして、不安感を煽る全編に響く重低音。これは全て演出の勝利でしょう。黒沢清の映画は唯でさえ解りにくい作りなんだから、話まで解りにくいと、本当に訳が解らないで終わってしまう。彼の作品は、このくらい解り易いストーリーの方が断然良いと思う、7点献上。 sayzinさん 7点(2004-11-03 12:33:38)(良:1票)

14.《ネタバレ》 なんとも言えない怖さ。精神的にズッキズキきますよ。こういう世界観はハリウッドではまず無理でしょうね。一番怖いシーンが派出所前で突然銃殺するシーン。物凄く平和で日常的にありえるシーンからの突然の衝撃的なシーン。観客を突き飛ばすようなラストも色々と考えられるので結構好みです。あと、うじきさんが「何故か分からないんだよ」と言って、×の落書きを必死で消すシーン。これも言い知れぬ怖さがありますよね。とにかく、精神的に嫌なところを付き続ける映画。こんな映画も良いっすね。あと、役所さんはもちろんですけど、意外と萩原さんが良い仕事してます。 シネマレビュー管理人さん 7点(2004-04-05 01:38:42)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 107人
平均点数 6.68点
010.93% line
121.87% line
210.93% line
321.87% line
432.80% line
51715.89% line
61312.15% line
73330.84% line
82220.56% line
976.54% line
1065.61% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 4.40点 Review5人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

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