|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 昭和の戦争の時代に、日本でこんな大スパイ事件があったという記録映画的な視点から丹念に作り込んである。すでに結果がわかっている物語りなので感動は薄かったが、当時の街並みや兵器類の再現や考証はなかなか。でも、マニアックな視点から気になる点はある。●ゾルゲが二二六事件を車内から撮影する時、ライカのレンズを沈胴したままシャッターを切っているなど、カメラの基本を知らなすぎる。これじゃ全部ピンボケ。●首相官邸を射撃するダダダダダダッという景気の良い発射音はアメリカのマシンガンの音。画面に登場した日本の重機関銃なら、タンタンタンという重厚な響きで、敵側からキツツキとあだ名されたほどゆっくりした発射音なのだ。 【ちくわ】さん 7点(2004-08-24 12:14:42)(良:1票)
3.《ネタバレ》 篠田の作品としてはかなり中立性に配慮したものらしく、昭和史のオールスター登場の感があります。そっくりさんを集めたとかではないけれど、いろいろな事件のごった煮の映画です。2・26では朝日の主筆で緒方竹虎が登場するけどこれはあまり似ていません。背後と逆光で登場の天皇への見方はかなり厳しいところがあるのは、元老頼りの姿勢が結果として政党政治に止めをさしたのは事実なので仕方ないと思います。青年将校が「天皇陛下万歳」でゾルゲが「国際共産主義万歳」で死ぬところは皮肉なことです。しかし尾崎秀美がゾルゲ周りの女性と同じような存在になっているところは、まさに自己の確立されていないインテリの演じた喜劇で、機密を扱う要職に着くのが自分の意思でなく周りに流されてで、西園寺、後姿のひとと合わせて、その時流に流されての無責任さが結果として多くの国民に惨禍をもたらすのは現在でもあまり変わっていないのでしょう。篠田の示したかったのも平和主義よりはそんなことだったのかも知れません。本木の尾崎の「ペンネームなら」、「報酬さえ受け取らなければ」の言い訳じみた態度より特高検事のほうがずっと存在感があったのは少なくともゾルゲ同様に信念に基づくものだったからで、別れに際してのモスクワが陥落しなかったことを伝える場面、ドイツ大使との別れの場面などは印象的でした。ところで奥方の岩下志麻の登場はどこだっけ? 【たいほう】さん 7点(2003-11-21 16:41:13)
2.冒頭、尾崎秀実とゾルゲがスパイ容疑で逮捕・・。取調べで尾崎とゾルゲが語るセリフからから、時間軸は過去にさかのぼって行きます。ここからは戦前から戦中にかけての昭和史。「二・二十六事件」の前後の流れってあんな感じだったんですね。 時間軸が冒頭に戻るシーンへの移行はさすが。最後は尾崎とゾルゲの死刑に向かっていきます(ここでなぜか『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を思い出しました)。 日本史、昭和史の勉強になりました。 【ムレネコ】さん 7点(2003-11-16 10:35:32)
1.ゾルゲ…この時代を勉強しようと思いました。もともと昭和って陰鬱で日本の近代史の汚点ってイメージが強いんですよね。まぁ「戦後」も古い言葉になった時代に生まれ育ったんだから仕方がないといってしまえばそれまでなんスが。でもその時代その時代に、憂国の士はいたワケで、後年それがどう評されるかは別として、それを理解したいなぁと。そして、もう少し母国を好きになって、日本人である自分を誇りに思いたいと思った次第でした!! 【ちっちゃいこ】さん 7点(2003-08-23 01:23:29)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
48人 |
平均点数 |
4.21点 |
0 | 2 | 4.17% |
|
1 | 3 | 6.25% |
|
2 | 2 | 4.17% |
|
3 | 11 | 22.92% |
|
4 | 4 | 8.33% |
|
5 | 14 | 29.17% |
|
6 | 8 | 16.67% |
|
7 | 4 | 8.33% |
|
8 | 0 | 0.00% |
|
9 | 0 | 0.00% |
|
10 | 0 | 0.00% |
|
|
【その他点数情報】
|