みんなのシネマレビュー

東京流れ者

Tokyo Drifter
1966年【日】 上映時間:83分
アクションラブストーリーシリーズものヤクザ・マフィアハードボイルド
[トウキョウナガレモノ]
新規登録(2003-11-03)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2018-11-02)【アングロファイル】さん
公開開始日(1966-04-10)


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監督鈴木清順
キャスト渡哲也(男優)本堂哲也
松原智恵子(女優)千春
川地民夫(男優)辰造
二谷英明(男優)相沢健次
郷鍈治(男優)田中
江角英明(男優)大塚
浜川智子(女優)睦子
沖田駿一郎(男優)敬一(クレジット「吉田毅」)
玉川伊佐男(男優)梅谷
北龍二(男優)倉田
日野道夫(男優)吉井
玉村駿太郎(男優)小柳
長弘(男優)熊本
木浦佑三(男優)藤村
原作川内康範
脚本川内康範
音楽鏑木創
作詞川内康範「男のエレジー」
作曲鏑木創「男のエレジー」
編曲鏑木創「男のエレジー」
主題歌渡哲也「東京流れ者」
挿入曲二谷英明「男のエレジー」
撮影峰重義
製作日活
配給日活
美術木村威夫
照明熊谷秀夫
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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7.《ネタバレ》 楽しい映画。冒頭・決闘シーンの映像。くさい芝居。飽きない。 にけさん [映画館(邦画)] 7点(2019-01-09 15:43:18)

6. くさいセリフ、くさい演出、リアリズム無視の様式美、それがいい。コミカルな味付けや絵画風の表現、独特の構図も魅力的。松原智恵子の歌の吹き替えでさえアンバランスさが様式美に合っており、下手な歌(失礼っ!)を聴かせるよりよっぽどいい。
 色彩の鮮やかさも特徴的で、ポップな感覚の美術が凝っている。 風小僧さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-12-12 21:10:24)

5.ギャング映画をどこまで解体したらギャング映画でなくなるのか、という限界に挑む本作。どうして突然こんなところでロケしているのか、どうしてこんなにスカスカのセットで撮影しているのか、もうワケがわからなくって、そもそもこの映画は「面白い」のだか何だかもわからなくなってくるのですが、そういう、作品を通じて貫かれている姿勢自体が、何かだかカッチョよいのです。
冒頭、渡哲也がリンチされてるシーンからして、まるでミュージカルのように舞踏っぽいところがあります。やたら男前な若き日の渡哲也が、映画でオモチャにされてて、こう言っては何ですが、カワユイのですよ。
森進一は許さなかった川内康範センセイですが、本作は、お気に召したのでしょうか。ちょっと心配。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-11-17 03:36:48)

4.《ネタバレ》 いろんな意味で面白い。お話自体は川内康範が好きそうな義理と人情の物語なのですが、鈴木清順の演出が凝っていて見ものです。前半はつながりの変なところもあるのですが、ヌーベルバーグの影響でしょうか。後半、二谷英明が登場すると、なぜか笑えてくる。なにしろ登場シーンからして、渡哲也の身代わりとなるために歌っているんですから。二谷英明が歌! もう笑うしかないでしょ。佐世保での大乱闘なんて、店を壊したりしてほとんど「全員集合」のノリ。ここのところは西部劇を模倣したのでしょうが、シナリオではどうなっているのか、ちょっと気になります。しかし決めるところはちゃんと決めているし、全体的にスタイリッシュな映像が、泥臭い「義理と人情」と案外うまくマッチして、独特の雰囲気をかもし出しています。松原智恵子の歌が吹き替えだったことが残念。 アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-11-01 20:12:04)

3.小津映画の同窓会メンバーの常連、北龍二がやくざの親分だ。ただし気が弱い。そういえばあっちでも若い細君を気にしすぎてたりして、そんなキャラクターだった。異様に清潔なセット。原色で。この監督の、というか美術の木村威夫の好みを表わすのに、「ステージ性」って言葉はどうか。活劇のステージとしての簡潔な清潔さ。日本の家屋でも格子などが強調されていて、演歌の舞台背景のようになっている。佐世保のドンチャン騒ぎでも、どこかステージ性が意識されている。この人のセットの特徴として「ステージっぽさ」という言葉を当てはめてみた。本来記録するものだったフィルムに、舞台の不自然さを強引に持ち込んでみた、ということか。 なんのかんのさん [DVD(邦画)] 7点(2014-01-05 09:52:49)

2.車が勢いよくやってきて建物の前で止めるシーンがあってそれをその建物の上からワンカットで撮ってるんだけど、その止め方が全然建物に沿ってなくておもいっきり斜めなんだけどそれも計算づく。その斜めに止まった車がめちゃくちゃかっこよく画面に収まるのだ。構図のためにカメラを動かすのではなく被写体をその枠に持ってくる発想。奇抜なようで構図はきっちりきまる。ハチャメチャなようでちゃんと考えてる。清順映画が楽しいのは基本が出来た上での自由な発想にある。最後の決着をつけるシーンのピアノだけがポツンと置いてある不自然な空間がいかにも清順&木村威夫がやりそうな画づらでまたそそる。そこで渡が見せる半ば失笑もんのアクロバティックな銃撃戦がまたサイコー。印象的なシーンは他にもゴマンとある。書き出してたらキリがない。 R&Aさん [映画館(邦画)] 7点(2009-01-27 14:14:32)(良:1票)

1.この歌、昔の上司がカラオケでよく歌ってたので思わず口ずさんでしまいました。ワンカットくらいしか使ってないセットが随分あったような気が・・・またケンカシーンはコントかと思うほどセット壊しまくってます。でも見せるシーンは見事なセットに鮮やかなカラーでさすがです。ドライヤーのポスターをわざわざ映してたのはスポンサー? カティーサークをリンゴとセロリをツマミに茶碗で飲むアイディアぶっ飛んでます。 亜流派 十五郎さん 7点(2004-03-25 23:09:26)

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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 6.04点
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114.17% line
214.17% line
314.17% line
414.17% line
5416.67% line
6416.67% line
7729.17% line
8416.67% line
900.00% line
1014.17% line

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