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ガープの世界

The World According to Garp
1982年【米】 上映時間:136分
ドラマコメディ小説の映画化
[ガープノセカイ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-11-23)【TOSHI】さん
公開開始日(1983-10-15)


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監督ジョージ・ロイ・ヒル
キャストロビン・ウィリアムズ(男優)T・S・ガープ
メアリー・ベス・ハート(女優)ヘレン・ホーム
グレン・クローズ(女優)ジェニー・フィールズ
ジョン・リスゴー(男優)ロバータ・マルドゥーン
ヒューム・クローニン(男優)ミスター・フィールズ
ジェシカ・タンディ(女優)ミセス・フィールズ
スウージー・カーツ(女優)娼婦
ジェニー・ライト〔女優・1962年生〕(女優)クッシー
ジョン・アーヴィング〔原作〕(男優)審判
アマンダ・プラマー(女優)エレン・ジェームズ
ジョージ・ロイ・ヒル(男優)パイロット(ノンクレジット)
富山敬T・S・ガープ(日本語吹き替え版【TBS】)
榊原良子ヘレン・ホーム(日本語吹き替え版【TBS】)
武藤礼子ジェニー・フィールズ(日本語吹き替え版【TBS】)
三ツ矢雄二ロバータ・マルドゥーン(日本語吹き替え版【TBS】)
嶋俊介ミスター・フィールズ(日本語吹き替え版【TBS】)
竹口安芸子ミセス・フィールズ(日本語吹き替え版【TBS】)
羽村京子娼婦(日本語吹き替え版【TBS】)
田中真弓子供時代のガープ(日本語吹き替え版【TBS】)
広瀬正志ジョン・ウルフ(日本語吹き替え版【TBS】)
原作ジョン・アーヴィング〔原作〕
脚本スティーヴ・テシック
音楽デヴィッド・シャイア
挿入曲ザ・ビートルズ"When I'm Sixty-Four"
ナット・キング・コール"There Will Never Be Another You"
撮影ミロスラフ・オンドリチェク
トム・プリーストリー・Jr(カメラ・オペレーター)
製作ジョージ・ロイ・ヒル
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
美術ヘンリー・バムステッド(プロダクション・デザイン)
ロバート・ドラムヘラー(セット装飾)
衣装アン・ロス〔衣装〕
編集スティーヴン・A・ロッター
録音クリストファー・ニューマン〔録音〕
トム・フライシュマン
字幕翻訳戸田奈津子
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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18.《ネタバレ》 もっとハチャメチャにやればもっと笑えるのに、と思わせながら、それが出来ないのが現代なんだなあ、とすぐに言い訳の理屈が出来てしまうのが、本作の利点。現実のほうがそれだけハチャメチャになってるからだとも言えるし、なかなか自分の「病気」を笑い飛ばすことは難しいとも言える。いわば現代の診断報告。テロが3回、性転換あり、少女強姦あり、夫婦の乱れあり、そういう時代。一度飛行機が落ちた家にはもう落ちない、という考え方にすがって何とかしのいでいる。一つ一つの災難をすごろくのマス目と思って歩いていくしかない。暴走車を二度出しておいて、けっきょく自分の車で子どもを殺してしまう皮肉。笑えるのだけど、笑っていいのか、という後ろめたさがつきまとう笑いで、とにかくそういう煮え切らない・はっきり出来ない時代だということははっきり分かった。老成しているような・幼稚なような主人公にふさわしい。少年のときの夢をラストで成就させるまで、とことん皮肉。当時メアリー・ベス・ハートは美しく、現在ポール・マッカートニーは64歳を越えている。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-29 09:55:24)

17.《ネタバレ》 ジョン・アーヴィングの映画化としては『ホテル・ニューハンプシャー』よりよっぽど成功していると言えるでしょう。現代アメリカ文学お得意の寓話仕立てではありますが、単純に観ればアンチ・フェミニズム映画であるのは間違いないでしょう。私には、男性として、職業作家としてロビン・ウィリアムスが母親や妻などの女性たちに翻弄されてゆく波乱万丈の人生が強烈でした。母親グレン・クローズが身ごもるエピソードは果たしてなんのメタファーなのか自分にはイマイチ理解できないのですが、冒頭とラストに出てくる赤ん坊を見ていると、人間という生物は男と女がいなければ存在できないんだなとしみじみ思いました。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-10 23:54:51)

16.《ネタバレ》 何度か観ていますが何度観ても飽きがこない不思議な味わいがある映画です。人生、いい時も悪い時もある。どんな時も結局は今の己の人生の局面を受け入れて生きていくしかない、そんな気持ちを感じさせるガープが見せる微笑みがこの作品の人生に対する考え方なのでしょう。ロビン・ウィリアムスの持つ、この頃もその後も変わらないキャラクターや脇を固める(特に女装ジョン・リスゴー!)俳優陣の好演、ジョージ・ロイ・ヒル監督の軽妙な話術もあって、決してハッピーな話ではないし唐突に感じられる展開もあるのですが、どこかほのぼのとしていて鑑賞後の余韻も不思議といい作品です。ガープがラストでヘリコプターの中で「ヘレン、全てを忘れないで」という台詞が印象に残る。この作品を観た人はきっとそんなガープのことを忘れないでことでしょう。 とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-04 22:05:26)

15.《ネタバレ》 なんでかすごく印象に残ってる(特にち○こ噛み切り虫のシーン)。正直一人としてまともな人間はいないっす。。
葉っぱ吸いながら観たい映画 ギャングスターさん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-12-13 11:13:37)

14.無茶苦茶な人達の無茶苦茶なエピソード集。人生の山やら谷やら、人の誠実さ理不尽さ色々詰め込まれたなんともいえない名作、な気がする。結構好きです。 すべからさん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-25 13:14:39)

13.エンディングというものが存在しない、ある意味斬新な映画展開でした。テーマはフェミニズム、政治、ガープの人生?どこに置きたかったのかはっきりわかりませんでした。 maemaeさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-28 13:10:45)

12.《ネタバレ》 一歩間違えれば、とんでもない作品になっていたと思える。そんな内容だが、そこは監督がジョージ・ロイ・ヒルていうだけあって、なかなかの作品になってます。それと、やっぱり主演のロビン・ウィリアムズの笑顔が印象的で、暗くなりがちな作品を微笑ましい作品にしている。ビートルズの音楽と共に赤ん坊が笑いながら宙を舞う、オープニングは一度観たら絶対に忘れられない程の強烈な印象を残します。 青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-04 22:16:31)

11.ただの映像化だね! kさん 7点(2004-10-25 12:25:14)

10.フェミニズムとか政治とかワカラナイ。ワカラナイがそういった多くの要素が「ガープの世界」を構築しているんだな~(とか〆てみる)。詰め込みまくって混沌としているが妙な高揚感を覚える自分が居る。人間ドラマ、そういった人生を綴った作品って個人的に好きだということに気づいた瞬間だ。オカマなロバータがなんか好印象、男でも女でもない彼が家族を支えるキーマンだった。ヘレンも綺麗。プーの存在が・・不可解。幼少の頃から絡んでたけど。好きだったのか?母親の追悼式に来てたということは男を嫌ってるのはわかるが・・案外ガープの所為だったりして。原作を読んでないので人物像がイマイチでした。 HIGEニズムさん 7点(2004-08-23 15:59:23)

9.この設定やストーリーでは、重く、メッセージ性の強い作品になりがちですが、流石に老練なロイ・ヒル監督、オープニングから肩の力を抜いて、どう思うかは観客にまかせるよ、とばかりに、客観的な軽いタッチで描いている。その結果、観る人によって様々なメッセージを感じるだろうし、捕らえどころがないと感じる人もでてくるでしょう。私が一番感じたのは、物事は全て相対的な関係で成り立っているのかなという事。絶対の善もなければ、悪もない。精神的に強い母親も父親にはなり得ず、幸せを感じるのは、不幸を体験し見ているから。こういう生まれ方をしたからこそ、父親に対する想いはどんな時でも顔を出し、彼の人生に影響を与えます。ただ、社会が進んでいくためには、ある意味、極端な先駆者が必要なことは十分理解できます。ですから、決して批判はしていませんよ、クローズ様。 パセリセージさん 7点(2004-08-09 20:12:33)

8.いきなり個人的な思い出から。僕は元々田舎のボンヤリした高校生だったのだが、東京の大学に入って知り合った友人が皆自分より色んな事を知っているのにびっくりしてしまい、「こりゃあいかん!」とあせりまくりで、それからは本にしても音楽にしても映画にしても、自分が今まで手を出さなかったようなもの、自分を高めてくれそうなもの(←ミソジに入ってこういう事を言うのはかなり恥ずかしいぞ)を漁りまくっていた。で、そんな中手に取ったのがこの作品。映画を観たのが先か原作を読んだのが先か、もう忘れてしまったけど、確か村上春樹がアーヴィングを高く評価していて、だから「アーヴィング良いねえ」なんていうのが、ある種「オシャレな知性(笑)」みたいな風潮があったような気がする(或いは僕が勝手にそう思っていただけかもしんないけど)。んで、観てみて「んー、よく分からん、分からんが、分からんという事は、きっと凄いのであろう」という納得の仕方をしていた・・・それから十余年、【ミーハーおばちゃん】さんがこの作品をオススメされていたので久々に観てみた。驚く事にやっぱり良く分からん(笑)。ただ、鑑賞後の後味は爽やかだったし、それなりに感じるものもあった、と思う。フェミニズム的な事をモチーフにしながらも、これはきっと「人生いろいろ、でものんきに行こう」って事なんだな。多分この解釈は間違いなのだろうけど、自分としてはそれでいいやーと思う。 ぐるぐるさん 7点(2004-07-06 17:52:35)(良:3票)

7.あがったりさがったりが淡々と描かれているような気がします。 itsさん 7点(2004-01-23 21:40:55)

6.ストーリーの奇抜さの割りに感動的な、悪く言えば平凡な仕上がりになったような気がするのですが、観終わってから妙に満足感がするので、結果として良い映画になったような気がします。一つ一つのエピソードは、それぞれ考えさせられるものもありますが、事故後初めて奥さんに話しかけた「I miss you」が何より素敵でした。愛って素敵。 feroさん 7点(2003-12-03 12:07:07)

5.これって、すごい映画的。いろんなことごちゃ混ぜになってて、その一つ一つが深く考えられてて、テレビじゃこの作品は成立しないと思いました。これ、作るの大変だっただろうな~とか思います。意外に深いですよ、この作品。 もちもちばさん 7点(2003-08-03 23:27:15)

4.偶然この映画のちょっと前にレイジングケインを観て女装のジョン・リスゴーに胸くそ悪くしていたのでこの映画でのオカマ役のジョン・リスゴーをまた観てしまったときは正直こいつは変態だと思いました(笑)。サイダーハウス・ルールしかりで原作者であるジョン・アーヴィングの作品の多くには「完璧な人間なんていない」という慰めにも似たペーソスが感じられます。相当のひねくれ者と見た。 stoke on trentさん 7点(2002-11-15 01:18:38)

3.見終わった時に妙な充実感がありました。話も登場人物もとにかく強烈。個性的な作品という印象。 KARINさん 7点(2001-11-22 21:59:29)

2.アービング原作映画のなかでは<特にホテルニューハンプシャーと比べて>よくまとまっていたと思う。原作を読んだ後に映画を見ると監督の力量がわかりやすい。これ自体は性や暴力の激しさが抑えられていて、原作よりは魅力が落ちると思うけど、これがきっかけでスティングや明日に向かって打てを見ることができたという意味で思い出深い作品です。 キヌクさん 7点(2001-10-02 03:07:50)

1.何故だろうか? 観終わって最も印象に残ったシーンは、噛み切られた○○ポでした・・・? イマジンさん 7点(2001-08-16 12:23:00)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 106人
平均点数 6.88点
000.00% line
121.89% line
200.00% line
354.72% line
443.77% line
598.49% line
62523.58% line
71816.98% line
82220.75% line
91110.38% line
10109.43% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 8.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.33点 Review3人
4 音楽評価 7.33点 Review3人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1982年 55回
助演男優賞ジョン・リスゴー候補(ノミネート) 
助演女優賞グレン・クローズ候補(ノミネート) 

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