みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 若松孝二は、法とかそんなものでは人間を裁かない。 最後に女性が警察への訴えを止めるとこなど、いかにも若松監督である。 普通の映画なら、クロロホルムを用いた犯罪がエスカレートして、粗くなって、 捕まって、日本の治安は守られた、めでたしめでたしで終わるとこなのだが、 若松監督はそう来ない。 守られて当たり前の平成の世には、まずありえないラスト。 昭和の、キチンと枠にはめぬ人間のものの見方が伺えられる。 そんな若松監督も今はこの世にはいない。合掌。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-11-23 14:45:13) 5.この人が出てくると、監督の映画じゃなくて、内田裕也の映画になっちゃうとこがある。それだけ強烈な魅力があるっていうこと。たとえばこの役を、石橋蓮司がやってるとこを想像してみた。このころこういう役なら彼でも達者にやったはず(大ファンでした、いや今でも)。でも風呂掃除しているおかしさは、内田以上には出せなかったんじゃないかと思った。石橋だと意識してスネて社会に背を向けてるってなっただろうけど、内田はもう根本のところから曲がっちゃってて、本人はまっすぐに生きてるつもりで、こうなっちゃうんだよね。ひねくれてないの。社会なんかに関係なく、ただ風呂を綺麗にすることだけで頭がいっぱいになってる。その純情・真面目がたまらなくおかしい。テーブルにすわらせてパーティごっこをしたり。無理に政治に絡めようとした部分は邪魔だった。最初の侵入の長い長いセリフなしの緊張。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-03-29 09:55:06) 4.《ネタバレ》 『十階のモスキート』『コミック雑誌なんかいらない!』に匹敵する、“ヤバイ”内田裕也の観られる貴重な邦画。 1980年代の邦画ならではのチープさがたまらない。 クロロホルムで眠らせて、連日レイプ。 これが本作の主題だが、それを延々と見せる後半は、むしろマンネリを感じた。 それより良かったのが前半部分。 内田裕也は、しがない駅員で、“カチカチカチ”と鋏を鳴らしながら毎日改札で切符を切る退屈な毎日。 家に帰れば、肥えた醜い嫁さんが待っている。 だけど、その鬱積したものが突如爆発し、暴言を吐いたりして、意外に暴れん坊な内田裕也。 この退廃した日常にやられ、狂気を孕み、危うい雰囲気をプンプンさせる目つきの悪い内田裕也が、コミカルでいてとてもカッコよい。 エロ目的で観るのが本来だろうけど、エロとは直接関係のない、この前半部分に、本作ならではの魅力、そして内田裕也ならではの魅力を感じた。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2010-02-01 00:29:12) 3.中村れい子がたまらなくいいです。ただそれだけの映画です。 【doctor T】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-28 07:33:47) 2.内田裕也が偏執的な犯人を好演していますね。中村れい子が魅力的です。犯罪はいけませんが、個人の願望として、一度もそんなことを考えたことがない人はいないと思うのですが、いかがでしょう?あくまでも想像や映画の中の世界でのことにとどめないといけませんけどね(笑)。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-30 21:25:55) 1.レイプ魔とレイプされる女性の奇妙な関係。思春期にこの手の映画は毒であり、薬でもあった。妙に印象に残る映画。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2003-11-26 14:28:19)
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