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疑惑(1982)

1982年【日】 上映時間:127分
ドラマサスペンス法廷もの犯罪ものミステリー小説の映画化
[ギワク]
新規登録(2003-11-20)【fujico】さん
タイトル情報更新(2024-03-01)【イニシャルK】さん
公開開始日(1982-09-18)


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監督野村芳太郎
助監督松原信吾
キャスト桃井かおり(女優)白河(鬼塚)球磨子
岩下志麻(女優)佐原律子
柄本明(男優)秋谷
鹿賀丈史(男優)豊崎
真野響子(女優)咲江
森田健作(男優)藤原
仲谷昇(男優)白河福太郎
伊藤孝雄(男優)片岡哲郎
内藤武敏(男優)矢沢判事(裁判長)
小林稔侍(男優)宗方検事
河原崎次郎(男優)小林刑事
大森義夫(男優)白河藤九郎
小林昭二(男優)石原署長
名古屋章(男優)岩崎専務
小森英明(男優)警察署受付
梅野泰靖(男優)浅野刑事部長
加島潤(男優)陪席判事
新田昌玄(男優)山崎捜査係長
松村達雄(男優)原山正雄
小沢栄太郎(男優)安西教授
北林谷栄(女優)白河はる江
三木のり平(男優)木下保
丹波哲郎(男優)岡村謙孝
山田五十鈴(女優)堀内とき枝
飯島大介(男優)
原作松本清張「疑惑」
脚本野村芳太郎
古田求
松本清張(脚色)
音楽芥川也寸志
毛利蔵人
撮影川又昂
近森眞史(撮影助手)
製作野村芳太郎
杉崎重美
松竹
配給松竹
松竹富士
美術森田郷平
衣装松竹衣裳株式会社
編集太田和夫
録音松本隆司(調音)
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
車ごと海に転落して死んだ白河福太郎。一緒に乗っていた球磨子に疑いがかけられて・・・。松本清張原作の、傑作法廷ミステリー。

コウモリ】さん(2008-09-23)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(7点検索)】

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9.コメディでもないのにめっちゃ笑えます。桃井かおりはここまで来ると憎たらしいを超えて痛快で気持ちいいんですよね。マスコミも司法も道徳もバカバカしいと笑い飛ばす、もはや存在自体がアンチミステリーですらあります。この映画のメッセージは無理して他人の目を気にして生きる必要なんてないってことだと思います、そう見れば最高のハッピーエンドです。この映画で野村芳太郎はビリー・ワイルダーを超えたと言っても過言ではありませんね。ただ映像的にはテレビドラマレベルと揶揄されても仕方ない感はあるのでそこはちょっと減点です。 Сакурай Тосиоさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-04-26 00:00:07)

8.《ネタバレ》 あまり見ないジャンルの作品ですが、こちらの点数が高かったので。桃井かおりが炸裂してますねぇ。上手い下手ではなく、存在感が凄い。鬼塚球磨子という毒女を完全に自分のものにしています。他の出演者、柄本明、鹿賀丈史、小林稔侍、松村達雄、山田五十鈴、それぞれ皆さんちょい役ではありますが、味がある。とても自然で、まるでそこに実在している人物のように、演じるでもなく収まっている感じがいい。特に一番の見せ場、ワイン掛け合いのシーンはしびれました。事件が二人を呼び寄せ、それぞれ一人ずつ身内を失ったものの、特段何事も無かったかのように、二人はそれぞれの道を孤独にも強く生き進んでいく。そんな女たちのお話でした。 ちゃかさん [インターネット(邦画)] 7点(2020-09-07 19:23:43)

7.《ネタバレ》 面白かった。保険金目当ての殺人容疑をかけられた球磨子はワイドショーのネタとしては最高の悪女。そんな球磨子から時折感じられる弱さや孤独感といったものが印象的で、桃井かおりの演技力が感じられる。「悪い女」だと認めつつも、球磨子も愛する福太郎の心情を理解するのは少し難しいが、だからこそ驚きもあった。ただ、息子の宗治が「父とは会っていない」と言い張ったら行き詰まると思うが、その場合、弁護士先生はどういう手を打ったんだろうか? 事故を起こしそうになった経験から「自殺」の発想が出てくるのは良かったが、そこからの展開はやや都合が良いように思えた。裁判後のワインをかけ合うシーンは必見。 リーム555さん [DVD(邦画)] 7点(2011-08-31 18:57:11)(良:1票)

6.《ネタバレ》 なかなか楽しめる法廷サスペンス。
桃井かおりは、考えうる最低の女を見事に演じている。
一瞬流す涙のシーン、これがあるかないかで全体の印象は結構違うだろう。
わき役もそれぞれいい味だしてる。
雑誌記者役の柄本明(若い!)。
鹿賀丈史は、根は悪い人じゃないキャラで好感度高い。
丹波哲郎の意味のない登場、エグゼクティブ・デシジョンのスティーブンセガールか?!
エンボさん [DVD(邦画)] 7点(2009-11-09 00:01:38)

5.物語は松本清張の法廷サスペンスなんですが、法廷に入ってからは、桃井かおりの存在が、むしろ喜劇調へ引張っていくほどの面白さがあった。桃井かおりのふてぶてしさと、岩下志麻のキャリアウーマン弁護士役の競演は双方の持ち味が全快で見応えがあり、突如マダム山田五十鈴の登場で私の笑いも全快となった。でも、あの判決には少しガッカリしたかな。裁判後も、桃井が岩下にワインをぶっかけたり、性格・生き方が全く異なる二人のバトルは最後まで楽しめます。理論で動く岩下志麻、感情で動く桃井かおり、どちらの女性を・・・いや、どちらも・・・(NFC) サーファローザさん [映画館(邦画)] 7点(2007-10-11 13:30:20)

4.《ネタバレ》 思いっきりネタバレです。




やっぱり殺人だった! のほうが面白いのでは?
息子の証言により無罪になりましたが、息子はそのその時父親とはガラス越しにしか会話していない。
球磨子が・・・声は録音テープ、手紙の差し入れはガラス越しに・・・(手紙は事前に球磨子が用意)。
勿論保険金は貰えて、最後の電車の中でタバコふかしながら、回想・・・・

ちょっと無理があるかな?

でも、これも二人の女優の共演で楽しかったです。 yoshi1900olololさん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-24 08:38:18)

3.《ネタバレ》 コレは面白い!

やはり松本清張のサスペンスはわかっていても面白い。

昔観た「鬼畜」「天城越え」もまた観てみよう。

そして最近見直した「砂の器」といい、

同じパターンだった・・

このあざとい演出は野村監督の技なのか原作からくるものなのかは不明。

今作はコメディかとも思わせるくらいの法廷劇が見事に笑える。

計画的な殺人容疑者桃井かおりの無計画さも見事だが、

弁護士役の岩下志麻の事務的なそっけなさは、

かっこいい~と見ほれてしまった。

保険金目当ての殺人容疑事件を当事者発見者、

報道側裁判側そしてお得意の容疑者の過去に至るまでの描写、

どれをとっても見事で飽きることがない。

桃井の親友であるチンピラ役の鹿賀もはまりすぎ。

エンディングは黒澤明の「悪いやつほどよく眠る」のような感じで、

真実は一体どこにあるのかないのか・・

その後味は不気味なものでも嫌悪感を覚えるものでも爽快なものでもなく、

なんともいえないしたたかさがある。

大人のサスペンス娯楽といっていいだろう。

私は邦画はあまり観ない方だが清張に代表されるサスペンスは、

洋画より地域の細やかな描写が親近感を感じるしテンポも悪くはない。

法廷モノでこれだけ笑えるドラマは珍しいだろう。

ワインを岩下にかける桃井のシーンも見世物。

そしてクライマックスの松本清張のお決まりシーンの、

それは言えない・・シーン。

またかと思いつつこれが楽しみ。

今作では泣きを誘うまでには至らなかったが、

感動作というのではないので仕方がないかも・・

しかしそれでもその真実が明かされたとき、

脚本のうまさや演出の見事さに深いよなぁと感心してしまう。

アルメイダさん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-21 07:09:51)

2.《ネタバレ》 これ見て以来、車の中で空き缶を放置しないように心がけるようになりました。交通安全協会推薦映画!(←嘘) nizamさん 7点(2004-04-20 12:41:03)

1.ワインをぶっかけるシーンが迫力満点ですね。北九州で実際に起きた保険金殺人事件をモチーフにしているわけですが、桃井かおりは絶対にやっているよね(微笑)。 オオカミさん 7点(2003-12-01 08:46:20)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 51人
平均点数 7.84点
000.00% line
111.96% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
511.96% line
659.80% line
7917.65% line
81835.29% line
91325.49% line
1047.84% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 9.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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