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あいつと私(1961)

1961年【日】 上映時間:105分
ドラマ青春もの学園もの小説の映画化
[アイツトワタシ]
新規登録(2004-01-25)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2020-02-29)【イニシャルK】さん
公開開始日(1961-09-10)


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監督中平康
助監督西村昭五郎
キャスト石原裕次郎(男優)黒川三郎
芦川いづみ(女優)浅田けい子
笹森礼子(女優)加山さと子
吉永小百合(女優)浅田ゆみ子
中原早苗(女優)野溝あさ子
小沢昭一(男優)金沢正太
吉行和子(女優)元村貞子
渡辺美佐子(女優)松本みち子
清水将夫(男優)浅田金吾
宮口精二(男優)黒川甲吉
細川ちか子(女優)おばあちゃん
武藤章生(男優)桑原一郎
伊藤孝雄(男優)日高健伍
酒井和歌子(女優)浅田たえ子
庄司永建(男優)園城寺
高田敏江(女優)磯村由里子
轟夕起子(女優)モトコ・桜井
滝沢修〔男優〕(男優)阿川正男
高野由美(女優)浅田まき子
深江章喜(男優)人夫A
弘松三郎(男優)結婚披露宴の司会者
加原武門(男優)人夫頭
稲垣隆史(男優)
浜村純(男優)高野教授
高野誠二郎(男優)石本教授
原作石坂洋次郎「あいつと私」
脚本中平康
池田一朗
音楽黛敏郎
作詞谷川俊太郎「あいつと私」
主題歌石原裕次郎「あいつと私」
撮影山崎善弘
配給日活
美術松山崇
編集辻井正則
照明藤林甲
その他斎藤耕一(スチール)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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1.《ネタバレ》 ヤー!!ヒッップ ヒッップ ヒップラー♪初めて観たときは、あのオープニング曲にズッコケそうになったけど、2回め観ると意外と癖になるね。歌はともかくイントロの高揚感は今の時代に聞いても素晴らしい。
'60年辺りの大学生のドラマなんだけど、まるでアメリカの学園コメディのようなノリ。会話のテンポの良さが、どことなくシン・ウルトラマンの会話に近い感じがした。そういや、けい子の一人語りはまるでエヴァの赤木リツコみたい。
セックス、赤線、ザーメンと、オブラートに包むことなく日常会話で出てくる性表現にビックリする。当時の若者、こんなだったのかな?『処女と童貞のままで 九月にまたこの丘の上であいましょう』…ってなにそれ。温泉マークがラブホテルの意味だったなんて、勉強になりました。
そしてパワフル。友達の結婚式に出て、安保闘争に参加して、レイプされた女友達を介抱して、次の日はデーゲーム野球観戦。早朝に3人並んで瓶牛乳ガブガブ飲むとこ大好き。軽井沢の別荘からママに呼ばれての食事も、みんな食べる食べる。日本が裕福になった時代なんだな。

この映画の主役は芦川いづみ。彼女と裕次郎の、嵐の中のキスシーンはとても綺麗。ここのシーン、三郎の過去を聞いてけい子が飛び出してズブ濡れになるんだけど、ここ三郎をプールに突き落としてズブ濡れにしたのと対になってるんだろう。お互いの家の食事も。けい子が三郎宅に泊まる時の、モトコ・桜井のものと思われるブカブカのネグリジェ姿が可愛い。これも三郎がけい子の父のブカブカの服を借りたのの対になってる。ついでに三郎は女装したんだから、けい子の男装も観たかった。

思春期の三郎に性の相手を与えたのはママ。そのせいで恋愛感情が歪んでも、ママを恨むどころかママが好きな三郎。
そんな三郎を不潔と言い、強引にキスされても、翌朝には車と別荘があるから友達を続けるというけい子。
家にまで愛人を呼び込むモトコ・桜井。嫌気が差して荷物まとめて出て行こうとするけど、結局出ていかないパパ。
彼らと、安保反対と叫びつつ、朝鮮特需の恩恵を受けて平和で贅沢な暮らしはしっかり謳歌する、当時の日本の大学生が重なってしまう。 K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-12-10 00:06:50)

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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.33点
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