みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
15.会話の表情とか、距離感の描写に全力を傾けている映画。公園の散歩→船→車→家と、次第に近寄っていく。そして会話が最後には歌に至る。恋ですなあ。実際の9年の歳月が挟まれているわけ。フィルムが記録のためにあることをここまで徹底して極めようとした姿勢に、とにかく圧倒されます。でも前作ほど見てておろおろしないですんだのは、ちょっとこっちも醒めて見ていたよう、あるいは「記録」ってことが、ビデオで簡単に行なわれる時代になってしまったからなのか。向こうのせいなのか、こちらのせいなのか、よく分からないのが本当のところ。こういうことやり続けてる監督がいるのが嬉しいのは間違いない。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-31 09:26:59) 14.絶妙な会話。相手の気持ちを読みあいながら、しかもリアルタイムで展開する。 こういう関係って無いようで、でもあるな、という感じ。 終わり方は微妙だが、この続編がまたあることを考えるとこれもまた絶妙か。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-21 20:18:34) 13.《ネタバレ》 前作に比べての二人の老けっぷりにちょっとびっくりしてしまったが(特にイーサン・ホーク!)、大人になって色んな事情を抱えて素直になれない二人のこのラストシーンはブツ切りだけど最高に良い。もう飛行機乗らないでこのまま二人でいればいいぢゃん!って言いたいよね。 【HIRABAYASHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-04-17 20:48:00) 12.《ネタバレ》 時間の力を実感しました。出会ったころとは色々なことが変わっていたし、色々なことが変わらなかったようです。このシリーズ、とくに起伏があるわけではないのに、どうしてこんなに引き込まれるのでしょうか。ちなみに、個人的には前作の方が好みでした。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-29 12:58:43) 11.9年という歳月が流れたことを端々まで感じられました。二人の会話は相変わらず素敵でした。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-04 22:15:41) 10.《ネタバレ》 前作への思い入れがあまりに強いため二人の結末を知るのがなんとなく怖かったのであえて観てなかったのですが、自分の「恋人までの距離」初見から9年経ったということもあり今回初めて観ました。前作ほどとは行かないまでもとても楽しめました。二人の会話にはやっぱり引き込まれちゃいますね。そしてあのラストシーン。これほど見事な終わり方があったとは。 【8bit】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-11-14 22:42:29) 9.お芝居の「セイムタイムネクストイヤー」みたいに、また何年か後の彼らの姿を見てみたい。いま30代の人たちにこそ観ていただきたいな。私がリアルタイムで30代なら前編よりこちらに共感したのではと思いますが、さすがに私はこの世界にはかなり距離を感じてしまい、むしろおとぎ話チックに見られる前作のほうが好きです。でも、ラストの雰囲気はとても粋で、好き。 【おばちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-11-28 15:27:29) 8.こちらを見てから、前作を見ました。 せつないですねー。 自分も大人になったから、わかる気がします。 【カルーア】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-28 18:17:42) 7.《ネタバレ》 前作以上に会話劇の色が強くなってますね。映画を観ていると主演の二人がまるで本当に一夜限りの恋をし、それ以降9年間出逢えなかった男女のように見えてきたのがすごいところです。ワンカットが非常に長く、ここまでの長いセリフをどもったりすることなくこなす二人に思わず拍手したくなりました。9年の間に変わってしまったものと、変わらなかったものの一つひとつが会話の中に織り込まれ、半年後の約束を果たせなかったことへの二人の複雑な思いが交わされるやり取りの中で微妙に交錯する様子がよかったです。個人的には前作よりも好きです。果たして二人がどうなったのか、非常に気になる終わり方でしたが、私がジェシーなら飛行機には乗ってないでしょう。 【Thankyou】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-09 20:25:51) 6.イーサンがおでこにシワをつくっている。まだ若いけれど、9年前の透ける肌は失いつつある二人。しかし会話は以前にもまして淀みない。沈黙は金なりとはいうけれど、彼らの雄弁さもプラティナム級。タイトな時間軸が前作以上の砂時計テイストを生んでいるけれど、青春を通り過ぎて別々の時間を生きる彼らの人生の苦味が加わり、ジュリー自身が生んだ科白が彼女の顔に翳をおとす。「半年後に会えたのだろうか?」という前作の疑問はこの作品で明かされ、「間に合ったのだろうか?」という今回の疑問と、気になる二人のその後はいつとも知れぬ次作に持ち越す、ニクい作り。でも役柄をこえた実在感をもつ彼らを愛する人は、いつまでも待ち続けるのだろう。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-10 14:17:45) 5.《ネタバレ》 二人の会話が見ていて楽しかったです。ニューヨークに二人とも同じ時期に住んでいたとはねぇ。結ばれることはおそらくないと思うけどあのラストを見るとその後の二人が気になります。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-23 23:56:00) 4.《ネタバレ》 前作よりよかったです。前作は「こんなことあり得ね~」と思いましたが、自分が若くないせいか、この作品の切なさが胸にしみました。9年前の美しい思い出を引きずりながら、幸せとはいえない今を生きている2人の再会。「あのときに戻ってやり直せたら?」という、若くない人なら誰でもいだいたことがある切ない思いが全編にわたって描かれています。2人は再会できてラッキーだったのか、会わなかったほうがよかったのか?あのあと2人はどうするのだろう?あいまいなラストがなおいっそう想像をかきたてます。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-30 13:47:52) 3.前作から時が経ち、2人とも歳を重ねたけど素敵な映画って感じです。ただ「恋人までの距離」の続編であることに意味があって、この作品単体では自分の評価はもっと低かったかもしれません。ラストはあいまいだけど、なんとなく後味がせつない作品です。 【Andrej】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-17 03:48:38) 2.《ネタバレ》 9年前のウィーン、一目出会ってその晩のうちに恋に落ちてしまった2人。 半年後の再会の約束かなわず、互いに思いをつのらせたまま、9年後の現在 パリで偶然の出会いを果たす。主人公はイーサン・ホーク演じる恋愛小説作家、 ヒロインは環境保護団体の仕事をする女性。2人の再会に許された時間は、 イーサンがパリを発つまでの2時間足らずという短い時間。そのあっという 間の時間を惜しむかのように、パリの街中を再会を果たしたばかりの2人が、まるで 絶頂の時期にいる恋人同士であるかのように、満面に笑顔をたたえながら これでもかこれでもかと言わんばかりのマシンガントークをしながら 散歩するというお話。マシンガントークってわけじゃないけど、本当に 2人が驚くほど、しゃべりまくるんです。お互い9年間貯まりに貯まった思いを 吐き出し合うかのように一杯。会話が途切れる瞬間がないんです。笑顔笑顔、 人生のうちでこんな嬉しい時間なんてないんじゃないかって いうくらいの笑顔を浮かべながら。正直これまで映画見てきた中で、こんなにも 出てきた登場人物達がしゃべり倒す作品って見た事ないかもって思ってしまったくらい。 でも本当に好き合った2人がデートするとこんな風に絶えることなく会話が次から 次へと出てくるものかもしれないね。しかもそれが1日限りの再会となると尚更かな。 俺この映画を吹き替え版でレンタルしたんだけど、声優さんがアニメ『こち亀』の中川さん役の人で、その声やしゃべり方にとても好感持てたせいか、今まであまり 好きとは言えなかったイーサンホークにもとても好感持てました。作中のイーサンは、 ハンサムで教養があっておしゃべり上手で明るくて間が良くて、一方女性の方も明るくて チャーミングで、セックスの話なんかも自分の方からしちゃったりして、二人ともとても いい感じでした。でも二人が、かたや妻子持ちの夫で、かたや 恋人を次ぎから次ぎへと乗り換えてその度にセックスしてるフリーの女って形で再会するって ストーリーは、仕方のないことだとはいえ、なんかね。。。皮肉だなぁと思った。 この映画本当スバらしくて8点、8.5点くらい付けたかったんだけど、ぶっちゃけ最後が なぁ。。。。最後がなんのヒネリなく平凡で中途半端な感じで、えっ?ここで終わり? みたいな感じで終わってしまうんだよね、そこが物凄く残念だったんで7点どまり。 【アキト】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2005-09-20 21:28:11) 1.《ネタバレ》 前作「恋人までの距離(ビフォアサンライズ)」と対になっているのが面白い。 本作は冒頭から「ビフォアサンライズ」を意識している。前作のラストでは、彼らが過ごした場所が静かに次々と映し出されるが、本作は冒頭から彼らが過ごすであろう場所が次々と映し出されていく。 彼らの出会いが偶然によるものならば、彼らの再会は偶然によるものではなく、意図されたものだ。ジェシーがフランスでサイン会を開くという意思と、セリーヌがそこに顔を出すという意思がなければ、この再会はあり得ない。 9年ぶりにみせる彼らの性格も前作とは対比的である。 前作ではロマンティストであったセリーヌは、本作では現実主義者になり、前作で現実主義者であったジェシーは、本作ではややロマンティストになった気がする。セリーヌ自身も、ジェシーの本を読んで、自分の今のドライさを嘆いているのが印象的だ。人間は時間とともに変化するのが見て取れる。 しかし、根っこの部分は変わらないのも人間だ。 自分のドライさを嘆くセリーヌだったが、彼女らしいロマンティックさは残っている。自分のやりたいことをやり、自立した強い女性を装っているが、愛されたいけど愛せない、愛を渇望しながら愛に怯える姿がセリーヌらしい。 ロマンティックに本を描いたジェシーもやはり現実主義者であった。彼が本を描いたのには、セリーヌと再会して、12月に来なかった理由を問うものであったのは彼らしい。セリーヌの歌を聴いて、人名は聴く人によって変わるのだろうと本心ではない冗談を言うのは、前作の詩のシーンをなぞったものだ。 前作が「別れる二人」を描いたものならば、本作は「別れない二人」を描くものだ。9年前に再会を果たせなかった二人のその後の人生は決して恵まれたものではなかった。人生を変えた「出会い」によって、彼らの人生には微妙に狂いが生じてしまったかもしれないが、彼らの「再会」によって、再び彼らの人生も大きく変わるだろう。個人的には、ジェシーはこの飛行機には乗らず、セリーヌとともに人生を歩んでいくのではないか。 ジェシーはジェシーの妻に幸せを願っているからこそ、別れようとするだろう。 再会はしたものの彼らは上手くいくのか、たとえ上手くいかなくて美しい思い出が壊れたとしてもチャレンジすることが大切なのだろうかと、色々と観終わった後に考えられるのが、本シリーズの良さだろう。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-02-21 01:36:56)(良:1票)
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