みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
2.本作の残酷描写についてとかく語られるのは、監督のルチオ・フルチンが後にスプラッタ―の帝王と呼ばれたことからの後付けのような気もするのですが、とは言っても、まずタイトル前の「人間狩り」のシーンからして妙に描写が長い。主人公トムが鞭でしばかれるシーンも確かにしつこい。まあ確かに残酷ウェスタン、なんでしょう。しかし一方で、帰郷したトムが家でくつろいでるシーンだって、やたら念入りに撮られており、ワンカットごとにカメラの位置をどうしようこうしようと、妙なこだわりを見せております。要するに、このしつこさというものが監督の持ち味であって、映画全編にわたって何かと見せ方にこだわった結果、どうしてもリンチシーンの印象が強めに残ってしまうのではないのかなあ、と。ということは要するに「残酷描写が見もの」でええやんけ、ということになりますが。ただ他にも、例えばクライマックスの銃撃戦なんかも充分しつこくって楽しめますよ、ということですね。秘儀・宙返り4人撃ちの場面など、連射の最初の一発目ですでに4人ともが悶絶しているようにも見えますが、そういう派手なアクションも見どころ、ということです。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-28 10:47:30)(良:1票) 1.《ネタバレ》 誰も書いてないのが意外。 「あの」フルチ監督がマカロニの監督をしていたとは。 フルチmeetsフランコネロというごくごく一部の人にはたまらない一本。 比較的話は正統派でガンファイトも多くかつ撃ち方、シチュエーションが凝ってるので飽きさせない。 そして何より酔いどれ兄貴の存在。 ニヒルやけど心の内に熱い想いを持ち、なんやかんや弟(ここは話のミソなんやけど)を愛している。兄貴、主役喰ってます。他にも何でも屋の中国人や、サディストでファザコンの悪漢等他の登場人物もいい感じに立ってるね。 しかしそこはフルチ監督。 暴力描写が長いのなんの。 死に方もこの時代にしてはグロいし。この頃から無駄に職人肌やねんからもう。 ラストはガンファイトで締めて欲しかったな…。 テーマソングはマカロニ史に残る傑作 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-06-07 01:18:22)
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