みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
23.《ネタバレ》 「死ぬまでに観たい映画1,001本」に収録されていないので、まったく期待せず見たのが良かったのか、思いのほか楽しめた。 息子が死んだと聞かされていた母親に会いにいく冒頭シーンから、シンプルで分かりやすいストーリーで良い。 中盤あたりから終盤にかけて、善人と悪人、父親や兄との確執、愛などのテーマが怒涛のように展開され、行きつくところまで行きついてしまうところがすごい。こりゃ名作だ。 とりわけ善良で優秀な兄貴の壊れっぷりが見ていて痛快。ドイツ人をかばって殴られ精神的に傷つき、弟にキレるとかどんだけ偽善者なんだよ。勝手に理想化して堕落した現実の母親と会わされるシーンも印象的。「ちゃんと現実を見て向き合え」と開き直ったディーンのほうがよっぽど人間として強い。挙げ句の果てには暴れて壊れるという悲劇そのもの。 最後にめちゃくちゃ性格の悪い看護婦を出して、観客の鬱憤が溜まってきたところで「出て行け!!」とキレるのもスカッとする笑。 まあよくできた筋書きなんだけど、これってカインとアベルの物語なんで、聖書の話なんだよなあ。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-02-02 20:37:45) 22.初見は中学時代だが、よく理解できず退屈に感じた記憶が。で、数十年ぶりに再見。聖書がベースの物語で、親子・兄弟・男女の葛藤が盛り込まれいて人間ドラマとしてよくできている。善良で純粋な父と兄、その反対の母と弟、両者の間を揺れ動く兄の恋人。善良で純粋な人間の負の側面が悪意のない主人公のジェームズ・ディーンにより無意識ながらも暴かれていく過程が見所であり、生きることの難しさを感じさせる。が、理想主義者にとっては少々後味の悪い救いのない作品ではある。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-12 12:12:36) 21.《ネタバレ》 何といっても、ジェームズ でィーンの魅力で引っ張る 映画。土砂降り の中を哀愁を帯びて見ている仔犬のイメージ。ただ、時代には遅れてきているかも。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-19 18:30:28) 20.ジェームス・ディーンの雰囲気がどうも好きではなかったが、結局食わず嫌いだったと感じた映画。 「愛」が無ければ人間は駄目になってしまう、という主題も分かりやすい。最後のシーンに近づくところはなかなか見応えありだが、全体的に大人しい感じがする作品でもある。 【simple】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-08-01 13:45:27) 19.《ネタバレ》 初見。肉親の縁が薄い四人の葛藤が丹念に記されています。価値観を押しつける父と愛してやるから愛し返してと切望するキャルの対峙が哀しい。キャルが悔恨の情を示す父は死の床、兄は死の淵にいる結末が居た堪れない。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-03 17:31:02) 18.《ネタバレ》 兄ばっかり愛されて何だよ!…という単なるフテクサレでなく、 母・父・兄・彼女との関係の中で抱く淋しさや悲しみ、嫉妬、苛立ちなど、 複雑な心理を身体全体で表現しているJディーンの演技力が素晴らしい。 しかし、(次のコメントは、お叱りを受けるかも知れないが) 「キャルの人物像は、若干の発達障害があるのでは?」と思えてしまう。 「アイ・アム・サム」ほどじゃないが、ほんの少しだけの発達遅滞。 出兵出来るほどの年齢で「父の愛が感じられない~」と嘆く姿は、 やはり不自然さを感じる。アメリカなら尚更だ。 母の愛を知らずに育ったとしても、父が厳格過ぎたとしても、 それだけで双子の弟がああなるとは思えない。 母の様子を知りたくて尾行と投石、兄と彼女の触れ合いを覗き見る目つき、 嫉妬ゆえ?突然の氷柱投げ捨て、石炭落としの窃盗、 大豆の投機話を鵜呑みにする危うさ…、様々な場面で見せる「微妙な行動」。 当時の米国社会において発達障害は、全く認識されていなかっただろう。 「お前のする事は分からん!悪い子だ」と父が嘆くのも無理は無い。 聖書朗読の際に「第8章~」「数字を省略しろと言ってるだろ!」となるが、 彼は父に反抗しているのではなく、たぶん省略が「出来ない」のだ。 ラストにおいて父から「側にいて看病してくれ」と頼まれた時に見せる彼の安堵も、 若干の障害があると仮定すると妙にしっくり来る。自分の居場所を確定して欲しいのだ。 この作品が、たまたま「そう見える」のではなく「障害を背負っている青年の複雑な葛藤」を 意図して描いたのだとしたら…。1954年に?。 それって、超先進的な傑作・問題作だったという事に…なるかな?。 【じょるる】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-02 05:15:19) 17.s 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2011-07-28 08:21:44) 16.ジェームス・ディーンが思春期の少年役だったのですが、野良猫みたいでどこか甘えたな感じがとても自然でした。あの看護婦さん…強烈です(笑)。 【*まみこ*】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-21 01:30:15) 15.《ネタバレ》 聖書のカインとアベルの挿話を基にしたスタインベック作品の映画化。親子・兄弟・男女関係が深く掘り下げられたシリアスドラマ。 個人的にはアブラが自分の父親の葛藤をキャルに話すシーンが印象的だった。父親と後妻の結婚に反抗した彼女は大切な指輪を川に投げ捨て、父親に怒られる。父親の気を引こうとしての行為だったが、結局その後も特に父親は優しくならなかったと彼女は言う。しかし、それから彼らは「普通の親子関係」になることができたのだとも言う。親からの愛情が足りないと感じる子供は親の気を引きたいがために更に問題を引き起こす。そして、それをきっかけに状況は好転することもあれば暗転することもある。 この映画はこの「暗転」を題材にしたわけだが、最後に一抹の希望を描くあたりがうまく作られている。はまり役であるジェームス・ディーンの名演と相俟って味わい深い作品になっている。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-01 23:55:37) 14.よく出来た兄弟を持つと心苦しくなる。これは全世界共通なのだろう。50年以上前の作品には思えない素晴らしい映画である。 【あるまーぬ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-07-15 15:12:00)(良:1票) 13.J・ディーンの代表作といえば、やはりこの映画でしょう。彼なくしては、この映画は成り立たなかったと思います。これを最初に見たので、J・ディーン=キャルのイメージが焼き付いてしまい、他のを見ても、キャルが出てると思ってしまう。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-12 23:38:23) 12.《ネタバレ》 愛されたいキャルの気持ちが十分に伝わってきました。お金をプレゼントとして渡した後の父親の言動がツラくて見ているこっちまで心が痛みました。ラストシーンが良かったです。ジェームズ・ディーンかっこいいなぁ。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-02-04 23:55:17) 11.この映画で初めてジェームス・ディーンを観ました。オードリー・ヘップバーンを初めて観た時もそうだったけど、この人も説明しようがないなんか不思議なオーラが出てます。すごいです。 【とかげ12号】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-27 01:07:43) 10.ジェイムス・ディーンはもうそのまんまって感じがしました。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-08 14:16:48) 9.うーん、昔はものすごく感動したんですけどねえ・・。何に感動したんだろ、と思ってBS放送を見ていたら、飽きてしまって途中で寝てしまいました。 【おばちゃん】さん 7点(2004-07-11 22:05:29) 8.重い・・・ズッシリ重い・・・でも最後は感動。 【ボビー】さん 7点(2004-05-02 00:10:27) 7.初めて動いて喋るジェームズディーンを見ました!それだけでも感動だし、見る価値はあると思う。寂しげな表情ってよく言われるけど、これのことか~と納得でした。あの音楽がいつまでも耳を離れず、古い映画なので話の筋としては何て事もないけど良作だと感じました。父親に拒否される所は胸を打たれますね。 【せり】さん 7点(2004-02-24 12:56:03) 6.泣きました。いいです、これ。 【Keith Emerson】さん 7点(2003-12-17 00:34:40) 5.この作品自体好きです。ジェームズ・ディーンもすばらしい。けど、長編小説の最後だけ映画化したため、本当のエデンの東はこれではわかりません。ジーンシーモア主演で全編ドラマ化したTV番組を昔見ました。全編通してみるとエデンの東の本当のすばらしさがわかります。 【MORI】さん 7点(2003-08-06 15:30:36) 4.《ネタバレ》 池袋文芸座のエリア・カザン特集のオールナイト上映で観ました(年齢をごまかして)。深夜の映画館で流れるテーマソングとやるせないジミーの泣き顔に、この女性なんでジミーを選ばないんだよ。映像の美しい映画です。 何十年もたって見直してみて感想が変わってしまう映画って少なくないです。 若いころラストのダスティンホフマンの笑顔で喜んでいた「卒業」で、結婚式場で残された新郎や、その家族はどうだったんだろうと思ってしまうように。 以前はジミー(キャル)目線で見ていたけど、今、物事を客観的に見るようになって、父と母の確執や、ずっと弟を見守っていただろう兄の気持ち、それら映画には簡単にしか出てこない部分が目につくようになりました。 同時期に壊れてしまった父親と兄、そして傷ついているであろう母親。 そんな風に見られるようになって、ちょっと嬉しいです。 点数は当時のままです。 【omut】さん [地上波(字幕)] 7点(2003-07-27 03:55:05)
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