みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
9.《ネタバレ》 31才独り身の感想として、なんとかなりますよって気分にならなかった…。 妙にリアルでさ。不安で猫飼いたくなった。 ワンシーンごとにドラマがあって、退屈はしないし面白くもあるんだけど、主題が満たせてないような…。話しはうまいけど落ちが今一つの落語というか… 体調いいときにあれこれ考えながら一人で観るのがいいと思う。 デリヘルに7万もってかれるか…。お金の価値は人によりけり。すんごい気持ちはわかるとこなんだけど、看護婦さんの決めポーズに飛び付けないタナカヒロシにとっては一番有意義な支出だったんじゃないかな。 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-04-13 20:39:22)(良:1票) 8.《ネタバレ》 30過ぎの独身者の私としては、観ていて他人事じゃなかった。私はタナカヒロシほどボクトツでもないし、モテもしないし、血尿も出ないが。ちょこっとイイ話でした。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-13 23:20:41) 7.《ネタバレ》 ずーっと眺めてるとあの鳥肌さんがキラキラミッチー☆彡に見えてくるからあら不思議。ただ、医者が母親のガンを息子に告知する際に「(もう)退院は出来ません、せいぜい見舞いに来てあげて下さい」の「せいぜい」のセリフには唯一違和感というか非現実感あり。10枚借りたDVDの中で、一番期待せずに事前情報もなしに観たコレが一番おもしろかった。私がもしカツラ会社で事務員をしてたら、多分、おそらく、きっと彼に恋してるじゃなかろうかと思う。 【りんす】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-31 13:18:13) 6.面白かった。いやいや面白かった。「変人」っていうのは、大体においてその生まれた家庭環境等のバックボーンに大きく影響されたが故に「変人」になってしまうことがほとんどだと思う。そう、変人は「変人にならざるを得なかった」のだ。そこでこの映画の主人公はどうかというと、ちょっとコミュニケーション欲求が不足していること以外はいたってマトモ。家庭環境もそんなに変わったものではないし、親が死んでしまったときの主人公の様子・行動などはちゃんと自立した大人のそれである。定職もあるし女にももてるし。つまりこの主人公は「まともなバックボーン」をもった「ほとんどまとも」な人間であるにもかかわらず「変人」なのであって、こういうケースは現実的にはとーっても少ないんじゃないかなー。だからとてもまれなケースを主人公にしている映画なので「一般的に何かを示唆する」とか「一般社会に何かを訴える」といった類の映画ではない。つまりこの映画は「まずありえない人間の、変で面白い人生」を描いているもので、極端な言い方をすると「異星人の地球での人生を描いた映画」って言えるんじゃないでしょうか。地球に留まらざるを得ない「ET」って感じ? 【メロメロ】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-04-01 00:13:02) 5.地味なのに強烈な印象あり。 世の中派手に生きればいいってものじゃないからね。 いい人生だったか決めるのは他人じゃないんだから。 【junneisan】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-29 09:42:27) 4. はじめに、鳥肌実主演ですが、過激な演説シーンは一切出てきませんのであしからず。 しかし、結構30代独身の身にとっては切実なストーリーでしたね。なんというか、いろいろ考えさせられる作品ではありました。(コメディの形はとってますけど。) 【TM】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-10-15 20:36:23) 3.地味なんだがそのお人好し加減が憎めない好青年のヒロシくん。32歳でありながら普通はあんな七三分けせんだろヒロシくん。ブリーフ履いてるヒロシくん。しかし例え今回タナカヒロシくんのすべてを知ったとしても鳥肌実の全てを知るのはちょっと危険。見方としては、これ見た後に彼(鳥肌実)の公式ホームページをチェックしてみるのも面白いのではないのかと。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-09 23:17:18) 2.《ネタバレ》 他者とのコミュニケーションを持とうとしない生活は、傍からみれば寂しい生き方に感じます。しかし本人にとっては、それはもう心地よい生き方です。自分が否定される恐れのない環境がどんなに甘美なことか。面倒な人間関係はまっぴらだけど、でも恋人は欲しいし、できれば結婚もしたい。矛盾していますが、それが本心です。しかしそれが不可能だということも気付いている。だから、「このままではいけない」という思いを抱えています。でも“とりあえず”この心地よい生活を続けたい。本作の主人公の“とりあえず”は、両親の死をもって終わります。俳句の会に参加し、ホテトルを呼ぶ。すべて能動的なコミュニケーション。「このままではいけない」と思うが故の行動です。彼は今の生き方を変えるために1歩踏み出せました。誤解を恐れずにいえば、両親が今死んだことは主人公にとって、ラッキーだったのかもしれません。それにラストで1度死んだことも。現実的には、ありがたいことに両親は長生きしてくれますし、当たらない鉄骨が降ってくることもありません。大事なのは、いかに自分自身で自分の上に鉄骨を降らせるかです。タナカヒロシは何処にでもいるリアルな存在です。自分の中にもタナカヒロシはいます。鳥肌実はハマリ役でとても良かったです。小島聖の喪服+白前掛けには参りました。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-06-30 18:27:34)(良:3票) 1.主人公・タナカヒロシは平凡な生活を送る32歳独身。セリフは最低限しか吐かず、態度も一般的。まさに「観客の感情移入先はこちらです」と案内されているようなものだ。まんまと思いっきり感情移入させられた。で、ストーリーが進むにつれ、それまで空気のようだった周りの環境がガラガラと音を立てて崩れ始める・・・。誰しもが直面するだろう”ちょっと不安だけどあまり考えたくない”未来を赤裸々に描いていて、どきどきした。やがて人は孤独になっていく・・・なんかタイムテレビで未来の自分を見せられた気分になった。主人公が最後の砦であるネコを必死で守ろうとするのもまた切ない。彼にとっては、ネコが心の最終ラインだったのだろう。自分にとっての最終ラインは何だろう?と考えてしまう。ラストはとってもさわやか。あと、脇役が豪華でびっくりした。監督のセンスのおかげか、いいところをそろえている。久しぶりにキラリと光る小品だった。 【おしりはばとび】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-11 00:36:31)
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