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次郎長三国志 第二部 次郎長初旅

(次郎長三国志 次郎長初旅)
1953年【日】 上映時間:83分
ドラマ時代劇シリーズものモノクロ映画ヤクザ・マフィア小説の映画化
[ジロチョウサンゴクシダイニブジロチョウハツタビ]
新規登録(2006-03-13)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2022-07-24)【イニシャルK】さん
公開開始日(1953-01-09)


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監督マキノ雅弘
助監督岡本喜八郎(監督助手)
キャスト小堀明男(男優)清水の次郎長
若山セツ子(女優)お蝶
河津清三郎(男優)大政
田崎潤(男優)桶屋の鬼吉
森健二(男優)関東の綱五郎
田中春男(男優)法印の大五郎
石井一雄(男優)増川の仙右衛門
森繁久彌(男優)森の石松
広沢虎造(男優)張子の虎三
豊島美智子(女優)お千
和田道子(女優)おきね
堺左千夫(男優)沼津の佐太郎
隅田恵子(女優)お徳
三好栄子(女優)おあき
小杉義男(男優)おきねの父
澤村國太郎(男優)江尻の大熊
富田仲次郎(男優)
牧壮吉(男優)
原作村上元三「次郎長三国志」
脚本松浦健郎
村上元三
音楽鈴木静一
撮影山田一夫
製作本木荘二郎
配給東宝
美術中古智
録音西川善男
照明西川鶴三
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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1.《ネタバレ》 小堀明男の笑いって、いわゆる親分的な不敵な笑いのなかにちょっと「はにかみ」のようなものも感じられ、未来の裕次郎を予告していないか。つまり日本における理想的な「不良」の型。権威に対する軽蔑、イキがっても興奮を抑える。堺左千夫の一家の歓待が主。少しの酒で酔った振りをし、佐太郎のほうもそれを了解している、そういう一見まわりくどい「分かり合い」の儀礼。とても日本的。博打で大勝ちを続けているところだけを見せて、それだけでスッちゃうとこを暗示させ、あとは身ぐるみ剥がされて寒い朝ヒョコヒョコ帰ってくるロングカットになる。河原のケンカも囲まれるところで、チャンチャンバラバラは見せないで、ちゃっきり節唄いながらの陽気な道中になってしまうのだ。この省略の味わい。ラストで森繁の石松が顔を出す。吃音を十分溜めたあとで立て板に水の口上を述べ、最後にまた吃って締める。実に鮮やかな登場ぶり。つまりこの一家、江戸言葉、尾張言葉、大阪弁などの地方言葉にさらに吃音まで加わって、多言語世界を構築するんだ。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2010-02-13 12:10:24)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.00点
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