みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.山田監督100選にて鑑賞しました。暫定社長役のキャラクターに共感の持てる面白い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-23 18:35:42) 3.社長シリーズの原点的作品で、シリーズにおいて先代社長の写真として登場する河村黎吉が社長を演じ、のちにシリーズの顔となる森繁久彌は人事課長を演じている。社長シリーズはそれほど見たというわけではないのだが、のちに量産されることになるシリーズに比べると、河村黎吉演じる社長が戦後の公職追放で社長の座を追われた前社長(小川虎之助)が追放解除になるまでの間、暫定的に社長になった身(これを「三等重役」という。)であるという設定が社会派的であり、これがいちばん社長シリーズとは違うところ。このあたりは今の目線で見るとやや時代を感じてしまったり、そもそも公職追放が何であるかを理解していないと話にややついていきづらい可能性もあるが、河村黎吉はそんな社長を実にうまく演じており、人生の悲哀すら感じさせていてハマリ役で、この映画が公開された年に亡くなったのが惜しいし、実際この映画を見てもとても同じ年に死んだ人とは思えない。森繁久彌も社長シリーズと比べればとぼけたところがなく、実直な部下という印象であるが、主役である河村黎吉を食うほどの存在感があり、この役で森繁久彌という俳優がブレイクしたというのも頷ける話だ。ところで河村黎吉が食べているそばを森繁久彌がハサミで切っているのを「社長三代記」の先代社長の思い出フィルムを見るシーンで見たおぼえがあるのだが、これは続編でのシーンなのかな。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-12-08 17:39:48) 2.《ネタバレ》 山田監督の100選にて観賞。社長シリーズが好きなので、そのもとになったこの作品は楽しみでした。 パージされた先代社長の代理社長の河村黎吉氏が、もっといい加減かと思いきや、最後までなかなか人の良い人物で、それもいいですね。 案外、掘り出し物の佳作かな。 【min】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-12-05 23:14:29) 1.後の「社長シリーズ」の原型となった作品。 ラピュタ阿佐ヶ谷にて鑑賞。 森繁久彌が「比較的」まともな人事課長を巧く自然に演じており、トボけた役柄だけでなく、何でもこなせる偉大な俳優であると思い知らされた。 脇役である森繁久彌が圧倒的な存在感を見せている作品である。 最初から終りまで、実に卒がなく、まとめ方もうまい。 しかしながら、作りがうますぎて、逆に器用貧乏な仕上がりになっている気がしたのも事実。 ただ、無難かつハイレベルな仕上がりという意味では、日本映画史に名を残すだけのものはあった。 【にじばぶ】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-03-14 22:55:14)
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