みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
8.《ネタバレ》 ミステリー有り、アクション有り、緊張感有りで、なかなか楽しい仕上がり。 ローレンツを名乗る強盗団のリーダーが、『橋の事件で射殺した犯人の兄』と見せかけて、じつはコナーズの元相棒ヨークというのは、うまいミスリード。ヨークが一度も姿を現していないこと自体が不自然なんだから、ちょっと考えればヨークが怪しいって予想がつきそうなのに、なぜかまんまとだまされちゃいましたね。 あまりいろいろ考えずに映画を見ていると、『まんまとだまされる』ってのはよくあります。この『まんまとだまされる』っていうのは、何か気持ちいい。得した気分になります。 この作品では、コナーズやヨークといった、アウトローなヒーローを描きたかったのかもしれないです。しかし、アウトローなヒーローの根底にあるのは、やはり正義であってほしいです。『橋の事件』で人質を撃ってしまったのは、明らかに二人の過失。そのことで社会的に罰を受けて、警察に復讐って、それは違うんじゃないですかね。しかも目的は善良な市民の口座の金。ジェイソン・ステイサムは好きな俳優さんですが、今回ばかりは応援できず。何とも胸糞悪い結末です。 ついでに言うと、主演俳優は、『死ぬこともある人』と『死ぬワケがない人』の2パターンに分かれます。ジェイソン・ステイサムはもちろん後者。死ぬワケないんです。つまり、この人が死んだことになった時点で、ネタバレしたも同然です。そこから先、どんな演出されたって、白々しいの一言。サプライズも何もあったものではありません。これってある意味ミスキャストなのでは・・・? 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-24 10:23:06)(良:2票) 7.《ネタバレ》 深夜放送をほとんど手違いで録画してしまったのを、一応は観とこうか、と観てみたらこれが面白かったりするから、映画は怖い。 結構、丁寧に伏線を散りばめながらオハナシが作られているもんで、かえって、ジェイソン・ステイサムが爆死したあたりで真相がほぼ予想できちゃったりもするのですが(そうなると、予想が当たって欲しい気持ちと外れて欲しい気持ちが、ざっと6対4くらい)、だからって作品がつまらなくなるワケじゃない。よくできたミステリは再読に耐える、とも言われる通り、やっぱり、「それをどう描くか」に作品の魅力がかかってる。意外な真相に驚かされたミステリに対して感じるのは、心地よい敗北感。しかし、真相が予想できてなお、その心地よい敗北感を感じることだって、あるんです。 伏線はうまく張られているし(真相への手がかりという意味に限らず)、それに、登場人物が主役も脇役もいい顔してます。ジェイソン・ステイサムの意志が強そうでいてどこか影のある顔、ウェズリー・スナイプスのふてぶてしい存在感のある顔。ライアン・フィリップは修羅場を潜り抜け顔に傷を作ってだんだんいい顔になっていき、後半、作品の中心に収まっていく。その他の警察の人々も、イイ感じにストーリーに絡んで。ただ、女性刑事を演じてたジャスティン・ワデルという女優さん、とてもカッコよくて綺麗な方なのですが、それだけに何となく、このヒトだけこの物語の中で収まりが悪い気もするのですが。 それにしてもカオス理論って、そんなんだっけか? 【鱗歌】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-04-03 12:17:39)(良:2票) 6.気分のええ終り方でしたよ。ケーブルテレビで見たんで、残り時間から逆算して話を読んでしまう癖があるんやけど、読めてしもても好きな展開やな。 【海の雫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-01-27 22:06:57) 5.面白かった。テンポも良く、見て損はしないと思う。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-27 12:15:12) 4.《ネタバレ》 『トランスポーター』シリーズで一躍名を上げたジェイソン・ステイサム。今、最高にセクシーでダンディーな中年男。彼の魅力はその渋い雰囲気と、格闘系アクション。本作では一方の売り、アクションをほぼ封印しています。しかし満足。彼には、佇まいでその場の空気を締める力がある。正直演技は上手くないような気がしますが、この雰囲気は役者として得がたい財産だと思います。今後も目が離せません。そのステイサムとコンビを組む新米刑事もなかなかいい。若者の青さと、ステイサムに負けない利発さを発揮しています。彼が後半の主役。24時間の間に彼が成長していく様は爽快でした。カオス理論を持ち出すのはいささか大げさだと思いますが、サプライズありの面白いお話でした。難点はステイサムがもはやビッグネームだということ。オチを悟られないようにするために、もう一工夫あっても良かったと思います。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-05 00:08:20)(良:2票) 3.《ネタバレ》 先ず「カオス」と聞いて、哲学的で何となく凄そうな意味なんだろうなぐらいの印象なのに、それを犯罪に置き換えて使う事事態に無理があると感じる。しかも、何度も「カオス」という言葉が飛び交い、若い刑事が当たり前のように知っているという有様。自らハードルを上げるのはいいが結局、計画が行き当たりばったりではないのか?偶然に頼り過ぎていないか?という事になる。スナイプスの役どころが最大のターン地点であろうが、最初からの説明が不親切で、犯人の兄が逃げているという設定が都合良過ぎる。最初の爆破も予想を裏切る展開の速さで良かったのだが結局は人質に紛れて逃げるという何時ものパターン。主役クラスの3人の俳優の攻防につにては満点といっていい程満足している。「カオス」を抜きにすれば、近年稀に見る良く練られたストーリーで犯人の動機や心情も上手くリンクされている。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-29 21:27:22) 2.脚本は結構イイ感じで私好みなんですが、カロリー高いだけに健康的とはいえないアクションのジャンクさが正直しんどい。しかし、キャストや展開のテンポはイイ感じ。二重底ミステリとしても、うれしい誤算というか。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-14 01:26:37) 1.何処がカオス理論なの?という気がするが、なかなか面白く見れた。 【きいろくま】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-11 22:17:58)
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