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金融腐蝕列島[呪縛]

Jubaku: Spellbound/Spellbound
1999年【日】 上映時間:114分
ドラマサスペンス小説の映画化
[キンユウフショクレットウジュバク]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(1999-09-18)


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監督原田眞人
助監督中西健二
原田遊人(監督アシスタント)
キャスト役所広司(男優)北野浩
仲代達矢(男優)佐々木英明
椎名桔平(男優)片山昭雄
矢島健一(男優)石井卓也
中村育二(男優)松原秀樹
風吹ジュン(女優)北野今日子
若村麻由美(女優)和田美豊
佐藤慶(男優)久山隆
根津甚八(男優)中山公平
石橋蓮司(男優)中澤専務
遠藤憲一(男優)大野木検事
もたいまさこ(女優)一条弁護士
本田博太郎(男優)陣内新副頭取
黒木瞳(女優)佐藤弘子秘書
丹波哲郎(男優)川上多治郎(特別出演)
多岐川裕美(女優)青木伸枝
梅野泰靖(男優)坂本頭取
小林勝彦(男優)今井会長
内藤武敏(男優)株主・790番
田口トモロヲ(男優)守衛
村上淳(男優)通行人
本宮泰風(男優)青年
三浦春馬(男優)北野浩一
高杉良(男優)弁護士
並樹史朗(男優)
藤田宗久(男優)
大高洋夫(男優)西田
勝部演之(男優)太田副頭取
原田遊人(男優)クリス・ゴタンダ
駒塚由衣(女優)
オダギリジョー(男優)記者
木下ほうか(男優)永山
井上肇(男優)
原作高杉良「金融腐蝕列島」(角川書店)
脚本鈴木智〔脚本〕
音楽川崎真弘
主題歌中山美穂「Adore」
撮影阪本善尚
製作アスミック・エース(製作協力)
東映
角川書店
製作総指揮角川歴彦
高岩淡
企画佐藤雅夫
プロデューサー鍋島壽夫
原正人(プロデュース)
坂上順(プロデュース)
配給東映
美術部谷京子
編集川島章正
録音鶴巻仁
柴崎憲治(音響効果)
あらすじ
日本有数の都市銀行、朝日中央銀行(ACB)に総会屋への不正融資疑惑が持ち上がった。ACB上層部は事態を楽観的に捉えるが、そんな見解とは裏腹に東京地検からACB本店に対し強制捜査が行われる。窮地に立たされたACBを立て直すべく、四人の中堅銀行員(ミドル)が立ち上がるが、銀行を取り巻く悪しき呪縛は、生易しいものではなかった。

デコバン】さん(2006-01-22)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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18.時を経てこういった映画は当初とは違う味わいが出てくるような気がします。私の世代では、今とは少し異なる当時の金融界が見てとれ、かつて学んだことや上の人から聞いていたことが合わさって面白く感じます。
どれだけのリアリティがあるのかは私には分かりませんが、ストーリーは展開が早く緊張感に溢れ、そこに人間の機微が加わって全く飽きずに見ることが出来ました。
旧態依然からのことを変えようとするのは大変なことを思い知らされます。90年代以降からの日本の停滞期を象徴しているのかなと色々と考えさせられる意味でも、時代を映した良作だと思います。 さわきさん [地上波(邦画)] 7点(2016-12-27 21:10:59)

17.本作で取り上げられているようなメガバンクと比べると、僕が所属する世界は小さなものですが、
本作を見ていると、あの時はきつかったなあ・・・。と思い出すことが自分にもありますので
少々きつかったですが、スキャンダルの渦中で戦う熱いサラリーマンの生き様のドラマを堪能しました。
関係者に群がる報道陣の表情も克明にとらえる。混乱した現場の空気を伝える特捜部のガサ入れの迫力ある描写。
この冒頭で一気に作品の世界に引き込まれます。以降もラストまで次々と困難をたたみかけてくる。
最終決戦の株主総会は予定調和的になってしまいましたが、総会屋との戦いは迫力十分。
強風に揺れざわめく木々の葉が、まだまだ彼らの戦いが続いていくことを暗示させるようなラストも印象的です。 とらやさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-12-27 15:22:54)

16.大手銀行の経営崩壊危機、それに伴う日本経済の混乱、日々のニュースのトピックスでそういった言葉が乱れ飛んでいても、小さな一般市民にとっては、事の重大さの意味は理解出来ても、どこか別世界の出来事のように思えてしまうのが実情。
でも、それらを司る金融機関の職に就いている人々も、当然ながら小さな一般市民である。
この映画はその彼らを中央に据えて描き出す事によって、金融危機は常に社会の中心にあり、その影響は極めて身近なところに存在するということを訴えてくる。

経営崩壊危機からの脱却・再出発を図る大銀行の内情をつぶさに描き、一級のエンターテイメントに仕上げることに成功している。
実力派キャストを揃えた群像劇には、今作にも出演している仲代達矢、丹波哲郎らがメインキャストとして常に顔を揃えていた時代の日本映画にあった“熱量”を彷彿とさせるものがあった。
そこに役所広司の安定感や椎名桔平のギラギラ感等が加味され、「芝居」としての見応えが溢れていたと思う。

明らかに意図的だったと思うが、時に過剰なまでに仰々しい台詞回しや俳優の動きの付け方にも、見栄え的には極めて地味になってしまいがちな題材を「娯楽」として見せようとする「工夫」が感じられ、原田眞人監督の演出の冴えを感じた。この人は、こういう社会派ドラマを撮らせると本当に巧い。

断ち切れたかに見えた「呪縛」の闇の深さを漂わせるラストシーン。
すみやかに晴れ渡っているように見える空に、突如として不穏さを感じる。その空はそのまま現実社会に繋がっていることを暗示させ、恐ろしい。


P.S.椎名桔平の存在がいいスパイスとして効いていたと思う。ラストの“開き直り”は最高。
個人的には「アウトレイジ」の役柄と人間的な部分で通じるものを感じた。
もしかして彼は、あのまま身を落とし、「大友組」に拾われたんじゃないだろうな……。 鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 7点(2013-05-02 16:53:46)

15.《ネタバレ》 この硬派な題材に挑んだ根性は素晴らしいし、終始暗めのトーンで統一した構成力も立派だが、技術的には、あっちこっちで、リアリティを損なうお芝居台詞が大きく足を引っ張ってるんだよなー。とはいえ、佐藤慶自決発見の際の長回し、特捜の段ボールの山や総会運営机のメモ用紙の山などの小道具の丁寧さ、総会の会議進行だけで延々引っ張るテンションの高さ(終幕はあっけなかったが)など、随所に表れる気持ちの良いセンスは評価したい。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-02-24 00:06:15)

14.とにかく丁寧で完璧。一瞬たりとも無駄なシーンがありません。原田監督の才能と実力を見せ付けられました。主人公の幼い娘の使い方とか、もう宇宙レベル。監督力オリンピックがあったら、金メダルも夢じゃない!設定自体に興味を持てなかったところと、ストーリーが平板なところがマイナス点。 コウモリさん [DVD(邦画)] 7点(2011-10-07 21:29:47)

13.《ネタバレ》 ■配給に産経新聞社が名を連ねており、銀行名は当て付けかと思ったが、穿ち過ぎか…。■役所広司も良かったが、御大仲代達也を始め、佐藤慶(激シブ!)、根津甚八、風吹ジュン、石橋蓮司といったベテラン陣の演技に目が行ってしまった。原田監督が、こういった大物俳優たちをきちっとまとめ上げ、映画としての品をもう一段高めている。■佐藤慶演ずる重役が自殺する顛末の長回しには、監督自身のキャリア故か、日本人離れしたセンスを感じる。■若村麻由美が美しい。N響アワーにはもう出ないのだろうか?■特にここをご覧の方にとっては当たり前のことだけど、映画作品には色んな解釈をすることが許されている。例えば本作を、エンタテインメントと捉えて休日を楽しく過ごす具にしてもいいし(若村麻由美を拝める休日は素敵だ)、病める日本社会に対するシリアスな警告として受け止めてもいい。この両義性を内包する代表的なジャンルといえば戦争モノだが、現代の日本人たる自分は、実際、戦争モノよりは本作のような社会派ドラマの方に生々しさを感じるワケで、「ってことは、やっぱり日本て平和だなぁ」とか、「いや、こんな日本社会じゃまずいよなぁ」とか、「オレって典型的な現代の日本人だなぁ」とか、色々思いを巡らせる、有意義な休日を送るのだった。■やっぱり映画って深いなぁ、と。故淀川長治氏の、「僕は映画に育てられた」という言葉を思い出した。 麦酒男爵さん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-07-06 18:08:38)

12.スピード感あふれる展開で、ビジネス小説の世界を見事にエンターテインメントに仕立てあげた点は評価できると思う。2時間退屈せずに見ることができた。こうゆう映画、もっと作って欲しいと思う。役所広司と椎名桔平は、ちょっと同じ世代には見えなかったけど。残念だったのは、やはりクライマックスの株主総会が、思ったよりもあっさりとまとまっちゃったこと。「呪縛」というからには、あの程度では済まないでしょ。 ころりさんさん [地上波(字幕)] 7点(2006-01-27 02:11:11)

11.バブル後の日本経済の暗部を描く、社会派硬質エンターテインメント。日本全体を揺るがしかねない経済、政治、司法の重大事が実の所、精々半径500m程度の非常に狭い地域で、局地戦の様相を呈していることを示したタイトル・バックが秀逸。登場するジャーナリストが日本経済新聞等ではなく、ブルームバーグ(でしたっけ?)の記者というのも、リアリティと共に日本のマスコミ自体の透明性の低さを提示していて痛快。頭取(会長でしたっけ?)のキャラクター設定や、クライマックスの株主総会の展開等には予定調和もありましたけど、スピード感溢れる演出で、私は最後まで充分に楽しめました。やはり日本経済の再生は老人には任せておけませんね。原田眞人監督共々、ホリエモンにも更なるエールを送りつつ、7点献上。 sayzinさん 7点(2005-03-24 00:07:41)

10.無駄な状況説明や人物紹介が無く、スピード感タップリで見せてくれるので緊迫感があり楽しめる。高杉小説の魅力が映画となっても損なわれる事なく、ただの銀行マンが充分ヒーローとなっている。ミドルエイジの叛乱ではあるが、娘婿というキーマンが居たからこそなしえた事であり、彼が居なければおそらく旧態依然とした呪縛から離れる事は出来なかった。しかし娘婿の存在自体が血縁という呪縛そのもので矛盾もはらんでいる面白さがある。 亜流派 十五郎さん 7点(2005-01-23 13:14:25)

9.金融業界を主題に扱ったとゆう点で+1点です。近年観た日本映画としては、力のある作品だと思いました。役者も強者揃いで見応えあります。もっとこうゆう経済映画観たいですね。 n@omiさん 7点(2004-03-01 23:45:03)

8.総会での展開が出来すぎじゃない?とは思いましたが、時代にしっかり斬り込む映画、堪能させて頂きました。ダメになった会社を、ダメと自覚した上で、腐敗した体制に反旗を翻してみせる姿勢、それに賭ける男達の姿が爽快です。もっとも、現実には、この映画が示してみせた事を理解して実践してる業界の人って少ないようですけどねぇ。だってねぇ、銀行屋は税金投入してもらっても自分の腹は痛めないようなのばっかりでねぇ。バブルの崩壊だ、金融危機だって、なんか変わったのか?って言えば、合併を繰り返して名前ばっかりコロコロ変わる程度のもんで。 あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 7点(2003-12-01 21:45:39)

7.B級映画と思っていたので、面白さにビックリ。役所広司はやっぱりすばらしい。 かまるひさん 7点(2003-11-11 18:04:09)

6.原作を読んでいないのですが、安易にわかりやすくしない、抑制のきいた筋運びに好感をもちました。邦画のエンタテインメントの可能性を感じます。 coco2さん 7点(2003-09-23 13:42:53)

5.腐ってるぜJAPAN。堅い内容をテンポの良さとカッコイイ音楽で見やすくしている。ただ、テンポ良すぎて話が飛びすぎるところがあったり、椎名桔平の演技が個人的になんかムカついた。全体的には素晴らしい作品だと思う。 C-14219さん 7点(2003-07-08 07:30:25)

4.率直に面白かった。日本でこういう映画をもっと作ってほしいです。 cocoさん 7点(2003-03-02 22:04:32)

3.日本の金融はここまで腐ってるんですか?金融業界研究の一環で見てみました。浅間山荘を早く見たい。椎名きっぺいがかっこいい えむおうさん 7点(2002-06-09 16:16:22)

2.元金融業界にいた者としては楽しめました。元役所勤めの役所さんを応援してしまいました。椎名と吹雪ジュンが良かった。妙に日本くさい展開も好感。 蘭丸さん 7点(2001-10-25 00:08:11)

1.ストーリーが最後にあやふやになる所なんて、正に日本的で良かったです。映画の作り的にも硬派な経済ドラマで良かった。日本は経済大国なんだから、アメリカが軍隊の映画を作るように経済映画をどんどん作って欲しいです。 出木松博士さん 7点(2001-01-15 01:34:48)

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【点数情報】

Review人数 41人
平均点数 6.73点
000.00% line
100.00% line
212.44% line
312.44% line
412.44% line
537.32% line
6717.07% line
71843.90% line
8717.07% line
924.88% line
1012.44% line

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