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ウォーター・ホース

The Water Horse:Legend of the Deep
(The Water Horse)
2007年【米・英】 上映時間:112分
ドラマアドベンチャーファンタジーファミリー小説の映画化
[ウォーターホース]
新規登録(2008-01-09)【カラバ侯爵】さん
タイトル情報更新(2014-11-25)【イニシャルK】さん
公開開始日(2008-02-01)


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監督ジェイ・ラッセル
キャストアレックス・エテル(男優)アンガス・マクマロウ
エミリー・ワトソン(女優)アン・マクマロウ
ベン・チャップリン(男優)ルイス・モーブリー
デヴィッド・モリッシー(男優)ハミルトン大尉
ブライアン・コックス〔男優・1946年生〕(男優)老齢期のアンガス・マクマロウ(ナレーター)
石田太郎老齢期のアンガス・マクマロウ(ナレーター)(日本語吹き替え版)
山像かおりアン・マクマロウ(日本語吹き替え版)
宮内敦士ルイス・モーブリー(日本語吹き替え版)
森田順平ハミルトン大尉(日本語吹き替え版)
脚本ロバート・ネルソン・ジェイコブス
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
ダニエル・ラノワテーマ曲"Back Where You Belong"プロデュース
編曲ピート・アンソニー(指揮も)
ジェフ・アトマジアン
ブラッド・デクター
撮影オリヴァー・ステイプルトン
製作バリー・M・オズボーン
製作総指揮ジェイ・ラッセル
チャールズ・ニューワース
特撮ウェタ・デジタル社(視覚効果)
美術トニー・バロウ(プロダクション・デザイン)
ダン・ヘナ(美術監督&セット装飾)
衣装ジョン・ブルームフィールド
編集マーク・ワーナー〔編集〕
日本語翻訳松崎広幸
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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6.《ネタバレ》  ネッシー映画って、何故かネッシーを「人を襲い、食い殺す化け物」として描いた品が多いんですよね。
 「怒りの湖底怪獣/ネッシーの大逆襲」(1982年)然り「ジュラシック・レイク」(2007年)も、また然り。
 にも拘わらず、本作ではネッシーを「人間の友達」として描いているんだから、それだけでもう、嬉しくなっちゃいます。
 数少ないネッシー映画の中で、最も有名なのが本作だと思うし、自分としても一番好きなネッシー映画となりそう。

 そんな訳で「これぞネッシー映画の決定版」と大いに褒めたいところなんですけど、ここで思わぬ落とし穴。
 実は本作における「ネッシー」には「クルーソー」という独自の名前が付けられており、それがちょっとこう……微妙にピントずれちゃってる感じなんですよね。
 観ている側としては「ネッシー」と思ってるのに、劇中人物達は「クルーソー」あるいは「モンスター」と呼んでいる。
 これに関しては、多少不自然になってもアンガス少年が「ネッシー」と名付けて、それが何時の間にか世間にも流布してしまったとか、そういう流れにした方が良かったのでは? なんて、つい思っちゃいました。

 元々あったウォーター・ホース伝説と組み合わせ「実はネッシーの正体とは、ウォーター・ホースなのである」って展開にしたのは悪くないんですけど、どうにも取っ散らかり過ぎなんですよね。
 作中で色んな呼び名、色んな属性が当てはめられてるせいで、愛着が湧き難くなってしまった気がします。

 あと、クルーソーと別れる場面にて、アンガス少年に「お前は一番の友達だよ」と言わせるなら、もっと事前に両者の交流を描いて欲しかったです。
 クルーソーとの絆に関しては、贔屓目に見ても「可愛がってたペット」くらいにしか思えなかったし「場面単体で考えたら悪くないんだけど、伏線が足りないから感動出来ない」って形になってるのが、本当に残念。
 戦死した父の存在をドラマに絡め「もう二度と会えない存在である父とクルーソーを、それでも愛し続ける主人公」「クルーソーとの別れによって、ようやく主人公は父とも本当のお別れが出来た」という描き方にしたのも、個人的には微妙というか……
 ちゃんとクルーソー(ネッシー)との絆一本で映画にして欲しかったというのが、正直な気持ちです。

 とはいえ、総合的に考えると好きな映画だし、良かったと思える部分の方が、ずっと多かったですね。
 冒頭にて、色んなネッシー写真で目にした「湖畔の古城」が姿を見せる場面だけでもグッと来ちゃったし、クルーソーの頭には角があるしで、ネッシー好きとしては、それだけでも満足。
 写真を偽造している連中の、すぐ傍で本物が泳いでる場面なんかも、皮肉なユーモアがあって良い。  
 「ネス湖に怪物なんていない」と主張する、世間の代表とも言うべき母親の前に、クルーソーが姿を現す場面をクライマックスに据えてるのも、もう大正解。
 ネッシー好きにとっての悲願とは「ネッシーを否定する人物に、本物を見せてやる事」だと思うし、それを映画の中で叶えてくれるんだから、本当に嬉しかったです。

 ネッシーに乗ってネス湖を泳ぐという、幻想的な場面も素晴らしいですね。
 これまで自分が観てきた映画の中でも、最も活き活きとして美しいネッシーが、ネス湖を縦横無尽に泳ぎ回るという、その姿を拝ませてもらえただけでも(良いもん見たなぁ……)って、しみじみ感じられました。

 2023年現在、自分の口から「ネッシーは実在する」と言えば、それは嘘になってしまうと思います。
 それと同様に「この映画は面白い」って言ってしまうと、それも嘘になっちゃいそうなんですが……
 夢の有る映画である事は、間違い無いと思います。 ゆきさん [DVD(吹替)] 7点(2023-08-29 12:13:13)(良:1票)

5.《ネタバレ》 最近はネッシー等という伝説の生き物の事など殆ど聞くことが無かったが、この映画を観て『あぁ~いたねそんな生き物』みたいに思い出した。今更ネッシーを題材に使わなくてもいいものをとも思ったが、その仮説が面白かった。世界中にネッシーは1頭だけ存在し、卵を1つだけ産む。ネッシーは雄にも雌にもなれる・・・誰が調べたん?
以外にもラストの大海原へ飛び出すところはホロリと来ました。 みんてんさん [DVD(吹替)] 7点(2009-09-15 14:00:58)

4.《ネタバレ》 普通に感動話。子供たちに見せたいです。とゆーか子供の頃に見ていたら、自分的に大きな存在になる作品だと思います。友情の大切さ、家族の大切さ、そして夢見るココロ。必要な要素がたくさん詰まっています。大人的な考えで観ると惜しいです。 西川家さん [試写会(字幕)] 7点(2008-08-02 14:05:23)

3.昔からよくある少年と動物の心の交流、成長物語ですが、UMA(Unidentified Mysterious Animal=未確認動物)の象徴のような存在であるネス湖のネッシーを題材にし、映像化してくれたのはUMA好きとしては嬉しいし、昨今色んな物の裏がバラされたり科学的に解明されちゃってるだけに意義があったかな。まぁ信じる信じないは別にしてね。 多少造形がイマイチでしたが、「角があった」とか「馬に似ていた」なんて目撃談があるのでそれに合わせたんでしょうか?プレシオサウルス系の首長竜が良いなぁと個人的には思ってます(実際には両方見たこと無いのでなんとも言えませんけどね)。でもプレシオサウルスは爬虫類に属するようなので長い時間潜れません。ほとんど姿を見られることなくアレだけ水中にいられるってコトは実際は…。いや!でも可能な何かがあるんだろう…未知なる生き物だからきっとそうだ!、と無理やり納得(願望?)させてる方が多いんではないだろうかと。 CGで作られたネッシーの動きはリアルでネス湖の神秘的な情景とマッチしてました。水中を泳ぎまわる姿や首だけ湖面にだしている姿はたまらないですね。人物の背景が中途半端だったり色々と突っ込み要素もあり話もベタなんですが、コレ系にしては丁寧な作りで夢に溢れ好感が持てました。今作では伝説の幻獣として扱われてますが、実際はどうなんだろうなぁ。やっぱ私は信じてます。 ロカホリさん [映画館(字幕)] 7点(2008-02-19 01:43:52)

2.《ネタバレ》 戦争で亡くなった父親の死を受け入れられない少年が、一日で大人に成長するという
伝説の動物ウォーターホースを出会うことで成長してゆく物語。
ファンタジーの形式をとりつつも、戦争の愚かさを描く映画にもなっています。
ネッシーの偽写真とからめる必要はなかったでしょう。
ウォーターホースが餌を食べる場面も必要なかったでしょう。
ファンタジー色が薄まってしまいます。
ラストで別の少年がウォーターホースの卵を見つけますが、これも不要。
大人になったウォーターホースが巨大すぎて感情移入しにくいです。
とはいえ、少年のこころの成長+ファンタジー+反戦映画の意欲作とみなし7点献上。

よしのぶさん [映画館(字幕)] 7点(2008-02-07 22:13:36)

1.全体としては子鹿物語を思い起こさせるような展開(ベン・チャップリンがグレゴリー・ペックに見えてしまいました。)で、ごくごく単純なストーリー展開ですけど、映像の出来も良いし、ちょっとした小ネタやおきまりのドタバタなどもうまいこと入っていて、退屈することなく楽しんで見ることが出来ました。終盤のシーンは結末がどうなるんだろうと、それなりにドキドキ(子鹿物語を知っていると特に)させられます。
この映画は、何の予備知識もなしに見た方が良いでしょう。 はやぶささん [映画館(字幕)] 7点(2008-02-02 16:13:47)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 5.90点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
314.76% line
4419.05% line
514.76% line
6733.33% line
7628.57% line
829.52% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 8.66点 Review3人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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