みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 「米軍では、非人道的なことに対する報復が軍法で明確に容認されている。」この事実こそが、この作品を理解する大きな鍵となっています。 公正であるべき裁判が、当事者である戦勝国が敗戦国に対して行う矛盾。そしてその戦勝国では「非人道的」(人道的な戦争というものがあれば教えて欲しい)なことに対する報復が容認されている事実。しかも、戦勝国側の戦争犯罪については裁かれることはない理不尽・・・・・。 日本の戦争中の行為を肯定するつもりは毛頭ありませんが、この「正義の面を被った復讐行為」についても疑問を感じます。 そのような中で、岡田中将やフェザーストン弁護士のような「公正」さを求めた人物が日米両国に存在したことは非常に感銘深いですね。 【TM】さん [地上波(邦画)] 7点(2015-05-03 14:03:31) 2.2013.08/17 鑑賞。勝者の裁判とはこんなものなのか? これでも敗者にも配慮されてるらしい。米国の身勝手さが、朝鮮戦争・ベトナム戦争・イラン・アフガンにも感じる。何といってもこれほどの無差別殺戮、広島・長崎原爆投下を二枚舌で正当化しようとするのには恐れ入る。現在の「慰安婦問題」を反省、お詫びする中で、これは問題にもならないのは・・・。藤田まことが親父に似ており好感が持て+1。だが部下、家族との絆とう盛り沢山で焦点がボケる。検事・弁護人・司令官に絞った作品にして欲しかった。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-08-18 11:50:13) 1.《ネタバレ》 大岡昇平の原作『ながい旅』の映画化。この映画も原作にならって、戦争裁判や歴史観の是非ではなく、岡田中将の高潔な人格を描こうとする。この点を取り違えてはならない。戦争裁判には様々な評価があり得るだろう。しかし、岡田中将の生きざまには、普遍的に心をうつところがある。これがほぼ遺作となった藤田まことの演技も味わい深い。見ていて、心がほぐされる一作であると思う。 【wunderlich】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-06-20 13:43:58)
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