みんなのシネマレビュー

俺たちダンクシューター

Semi-Pro
2008年【米】 上映時間:90分
コメディスポーツものスポコンもの
[オレタチダンクシューター]
新規登録(2009-09-05)【spputn】さん
タイトル情報更新(2015-05-02)【+】さん
公開開始日(2008-08-09)


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ブログに映画情報を貼り付け
キャストウィル・フェレル(男優)ジャッキー・ムーン
ウディ・ハレルソン(男優)エド・モニックス
アンドレ・ベンジャミン(男優)クラレンス・ウィザーズ
モーラ・ティアニー(女優)リン
ウィル・アーネット(男優)ルー・レッドウッド
アンディ・リクター(男優)ボビー・ディー
デヴィッド・コークナー(男優)ABAコミッショナー
マット・ウォルシュ〔男優〕(男優)パット神父
ジャッキー・アール・ヘイリー(男優)デュークス
クリステン・ウィグ(女優)熊のトレーナー
楠大典ジャッキー・ムーン(日本語吹替)
小杉十郎太エド・モニックス(日本語吹替)
宮内敦士クラレンス・ウィザーズ(日本語吹替)
音楽セオドア・シャピロ
編曲ピート・アンソニー
製作総指揮ローレン・シュラー・ドナー
トビー・エメリッヒ
マイケル・アグィラー〔製作〕
配給ギャガ・コミュニケーションズ
美術クレイトン・ハートレイ(プロダクション・デザイン)
編集デブラ・ニール=フィッシャー
スタントJ・アーミン・ガルザ二世(カメラ・カー)
その他ピート・アンソニー(指揮)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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1.《ネタバレ》  ウィル・フェレル主演作の中では本作が一番好き……と言いたいのですが、ウディ・ハレルソン演じるエドの方が実質的な主人公に思える内容な為、ちょっと困っちゃいますね。

 とはいえ「途中で主役交代しちゃう出鱈目な映画」ではなく「ギャグパートの主人公はウィル演じるジャッキー・ムーンであり、シリアスパートの主人公はエドというダブル主人公物」だと解釈すれば、良く出来た品だと思います。
 バスケシーンも意外と本格的だし「観客を増やす為に色んなショーを行う主人公達」という場面が、試合の合間の良いアクセントになってる。
 チャンピオンリングを掴んだベテラン選手だけど、優勝の際にはずっとベンチウォーマーだったというエドの設定も良いですね。
 彼が「試合に出てなくても、俺はプロとして戦った」と演説し、チームの意識改革を行うシーンはグッと来たし、完全なギャグ路線かと思って観ていた自分に、心地良い不意打ちを与えてくれました。

 そんなエドと、チームで一番才能がある若者のクラレンスとの衝突と和解が描かれ、次第に二人が師弟関係のようになっていく展開も良い。
 クライマックスではリーグの首位チームであるスパーズに勝利する訳だけど、当時は戦術として確立されていなかったであろうアリウープを駆使したお蔭で勝利出来たって形になっているのも、上手かったですね。
 1970年代の世界を2000年代に描くという利点をフル活用している感じで、ちょっとズルいけど説得力がありました。

 クラレンスがスパーズの誘いを振り切る形で、主人公チームのトロピックスを選ぶ場面を劇的に描いたのに、試合後には結局スパーズを選ぶのは拍子抜けとか「背の低い人々には、この世に生きてる理由がない」なんて曲を楽しそうに唄う場面は引いちゃったとか、欠点と呼べそうな場面もチラホラあるんだけど……
 「おふざけギャグ映画かと思ったら、意外としっかりしたバスケ映画だった」というサプライズも含めて、満足度は高めでしたね。
 劇中曲の「ラブ・ミー・セクシー」も、最初に聴いた時には何とも思わなかったはずなのに、エンドロールにて流れた際には(もしやコレって、名曲なのでは?)と思えたんだから、全くもって不思議。

 それと、ラストの台詞「どこかな、クマちゃん?」は最初意味が分からなかったんだけど、今になって考えるに、あれは映画館だからこその「映画館の中に、劇中で逃げ出したクマがいるかも知れないよ」という、上映中の暗闇に包まれた観客に対しての、恍けたメッセージだったんでしょうね。
 その辺も含めて(これは、出来れば映画館で観たかったなぁ……)と思えた、意外な掘り出し物の一本でした。 ゆきさん [DVD(吹替)] 7点(2019-01-30 11:02:20)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 5.50点
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