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釣りバカ日誌20 ファイナル

2009年【日】 上映時間:117分
ドラマコメディシリーズもの漫画の映画化
[ツリバカニッシニジュウファイナル]
新規登録(2009-11-11)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2018-08-03)【イニシャルK】さん
公開開始日(2009-12-26)


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監督朝原雄三
キャスト西田敏行(男優)浜崎伝助
三國連太郎(男優)鈴木一之助
浅田美代子(女優)浜崎みち子
谷啓(男優)佐々木次長
中本賢(男優)太田八郎
益岡徹(男優)舟木課長
加藤武(男優)秋山専務
小野武彦(男優)原口取締役
中村梅雀(男優)草森秘書課長
鶴田忍(男優)堀田社長
笹野高史(男優)前原運転手
奈良岡朋子(女優)鈴木久江
宮川一朗太(男優)釣具店店員
北山雅康(男優)
鈴木美恵(女優)
津嘉山正種(男優)
岸部一徳(男優)原常務
六平直政(男優)岩田益男
高畑淳子(女優)鈴木紀子
かとうかず子(女優)鈴木恵
角替和枝(女優)久保弘恵
平田満(男優)久保克臣
松坂慶子(女優)沢村葉子
塚本高史(男優)久保俊介
吹石一恵(女優)沢村裕美
原作やまさき十三(作)
北見けんいち(画)
脚本朝原雄三
山田洋次
音楽信田かずお
撮影近森眞史
製作松竹
製作総指揮迫本淳一
プロデューサー瀬島光雄
深澤宏
配給松竹
編集石島一秀
その他小学館(協力)
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1.《ネタバレ》 シリーズ最後の作品となる第22作。今回の舞台は脚本を担当している山田洋次監督の映画でも舞台になることの多い北海道で、最後にここを舞台に選んだのはなにか嬉しい。また、末期の作品ではスーさんの出番が少なくなっていたのだが、最後となる今回はスーさんも出番が多く、あらためてこのシリーズの主役は浜ちゃんとスーさんだと感じさせてくれるのも良かった。前半ではいつものように若いカップル(吹石一恵、塚本高史)の恋愛と、ヒロインと母親(松坂慶子)の母娘関係が描かれていて、まさかいつものようにこのまま終わるのではと思っていたらそうではなく、後半にスーさんが倒れてしまうという展開になるのは完結編らしい展開で、いよいよ終わるという一抹の寂しさが漂っている。でもスーさんが亡くなって終わりという風にはならないのがこのシリーズらしく湿っぽくならずに良かった。最後はスーさんの会長退任で終わるのだが、それに続くエンドロールのバックの映像でレギュラー出演者が一同に会し、カーテンコールを行うという演出は今までこのシリーズを見てくれていたファンに対する関係者たちの感謝の気持ち、これがじゅうぶんに感じられ、途中飽き気味になった時期もあったものの、このシリーズをまだ寅さんシリーズを見始めるより前の中学の頃からずっと見ていることもあってか感慨深いものがあり、無性に感動してしまった。確かに寅さんシリーズ同様に初期の頃、寅さんと同時上映していた頃、栗山富夫監督の時代の作品の方がシリーズとしては面白かった気はする。でも、このシリーズは紛れもなく、寅さんシリーズとともに松竹を代表する喜劇映画で、誰もが安心して楽しんで見ることができるシリーズなんだと思う。そんなシリーズを21年間の長い間、支えてきた西田敏行と三國連太郎、浜ちゃんとスーさんにこちらからも感謝したい気持ち、そしてお疲れさまという気持ちが自然と湧いてくる。本当に今までありがとうの気持ちを込めての7点。それにしても、少年時代から長い間見ていたシリーズの最後の回を見るっていうのは感慨深さもあるんだけど、それ以上にやっぱり寂しさを感じるなあ。そういえば最近は寅さんや釣りバカのような毎年必ず作られるような実写のシリーズもの日本映画がないのがまた寂しい。これも時代だろうか。 イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-03-15 01:21:58)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 5.75点
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