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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
2.《ネタバレ》 ●カトリーヌ・ブレイヤという監督さんのことはまるで知らなかったのだけれども、小説家でもある彼女の映画は、ちょっと過激なものとして知られているらしい。この作品ではそういう過激さはみられないように思うけれど、耽美趣味ともいえる画面の美しさを堪能できる。この作品はもちろんシャルル・ぺローの有名なおとぎ話をもとに、そのぺローの本を読むおさない姉妹のストーリーをはさみこんだもの。この映画のなかで描かれるその「青ひげ」の物語は、それを読んでいる姉妹の成長した姿のようにみえる。
●おさない姉妹が、おそらくは「入ってはいけない」といわれている二階の物置のなかに忍び込み、そこでこの「青ひげ」の本をみつけて、いっしょに読みはじめる。姉はそのうちにその物語から耳をふさごうとするけれど、妹はかまわずに姉を挑発しながらも読みつづける。妹の読む物語はすすみ、ついに物語のなかの妹は、青ひげに「入ってはならぬ」といわれていた部屋のドアをあける。物語の展開を聞きたくない姉は耳をふさいであとずさりし、床にあけられた穴から下に転落死する。ラストには物語のなかで間一髪助かった妹が、皿の上に切断された青ひげの首をのせて自分のまえに置いている、「サロメ」をも思わせるとても美しい場面で終わる。
●ぺローの原作では、この「青ひげ」は次のように結ばれている。
<ものめずらしがり、それはいつでも心をひく、かるいたのしみですが、いちど、それがみたされると、もうすぐ後悔が、代ってやってきて、そのため高い代価を払わなくてはなりません。>
しかし、妹は青ひげの犠牲になるわけではなく、ぎゃくに好奇心を殺し、耳をふさごうとした姉の方がいのちを失ってしまう。やはり「知ろう」とすることは大切ではないか。この映画からはそういうメッセージが聞こえてくるようである。この作品、女性から「知りたい」という好奇心の芽を摘み取ろうとした、「保守」としてのぺロー童話への批判なのではないのか。 【keiji】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-11 08:37:30)
1.《ネタバレ》 そうですか トータル80分間でしたか なんか急に終わってしまったことに残念な思いが残ってしまう。最後に もう一山欲しかったところですね。ショッキングな映像なり、シーンなり。もしくは、幼女時代の姉妹をもっと見ていたかった気がいたしましたね。生意気にもかわいらしい妹と 妹にあれこれ言われても決して怒らずハイハイと黙って従う姉との関係など可笑しくも微笑ましかった。あの御二人さんをもう少し見ていたかったという感想。 そして約束は守るコト、ウソをつくと信用を無くした挙げ句、例え美人さんであっても即刻窮地に陥ってしまうコトなど 童話を読んで育っていくだろうと思えるお子様達にとっては良い教訓となっていくんじゃないのかな なんて思えてしまったという印象。本国ではどのような扱いと評価だったのでしょう その辺少し気になったところです。
【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-17 21:09:55)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
3人 |
平均点数 |
6.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 33.33% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 2 | 66.67% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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