みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 自分はアスペルガーの人間を数人知っているが、少し綺麗に描かれすぎかなーと。 まぁ、映画なので「現実より美化される」のはありだと思いますが。 でも、これを見てアスペルガーを理解した気にはなって欲しくない(そんな単純な人、いないだろうが(笑)) パーティで唐突に挿入されるイスラムの話で、「同じ人間だから解り合えると信じるか、諦めるか」ということが語られるが、それは後の伏線であった。 ベスの父は“諦める側”の人間であり、「アダムは別の世界の人間だ」と一緒にいることを反対する。 皆が皆、障害を持った人や他宗教の人とは解り合えないと思うより、同じ人間だから解り合えると信じ“妥協”することが必要である、というメッセージの含まれた作品であった。(ベスの父は「妥協するな」と発言する) あと、シンプルだが「愛されるより愛することが大切」というベス母の台詞が心に沁みた。 みんなが愛されることを求めていても、進展しないもんなぁ。愛する人がいることによって、愛される人が生まれるわけで。そういう当たり前だけど忘れがちなことを考えさせてくれた。 【Sugarbetter】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-16 21:07:20) 3.亡くなった父親が一切出てこないのですが息子に対する愛情をたっぷり感じます。そんな彼は愛する人と当然一緒に引っ越せると思ったのでしょうか、切ないですが爽やかなラストでほっとしています。ローズ・バーンは今までの作品より自然で、魅力的。こんな人が近所にいたらそりゃー、ねー!! 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-24 12:51:13) 2.《ネタバレ》 アスペルガー症候群の青年を中心においた恋のシナリオが、案外秀逸だった。自分のルールで突き進むアダムと、傷心のベス、普通の映画ならうまく結ばれるのだろうが、このラストは、障害の特質をよく研究してつくったんだろうな。ものすごいロマンスもないが、心に残る映画だった。 【min】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-08 23:42:35) 1.《ネタバレ》 他人の感情が分からないアスペルガー症候群を抱えた若者のラブストーリー。確かにアスペルガー症候群という大多数の人には馴染みの薄い症状を知るいい機会にはなりますが、それ以上に特筆したいのがアダムに感情移入してしまったことです。彼は相手の嘘が見抜けない。相手が些細なことでも嘘を言っていることが分かると猛烈に怒る。一度相手を信用するとトコトン信用する。これは誰にでもあることだと思うんですね。アダムはその度合いは人より強いだけで。相手の真意がわからない、自分の気持ちが相手にうまく伝わらない、恋人が理解できない、恋人に理解されたい。コミュニケーションの難しさを的確に捉え、観客に提示した映画だったと思います。それだけに最後にベスと別れてしまったのは心底悲しかった。だけどアダムはべスに頑張って思いを伝えようとしたし、べスも頑張ってアダムを理解しようとした。だからこのラストでもよかったと思います。100%相手を理解することなんて誰にも出来ない、だからそこハッピーエンドでなくてもこの映画には救いがあるのだと思うのです。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-14 20:07:09)
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