みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
19. 『スタンド・バイ・ミー』や『ハリー・ポッター』のような味わいのある作品。少年少女たちが力を合わせて何かを達成するというのはいつ見ても気分を高揚させてくれます。 主人公グループは十人十色。個性がはっきりしていてわかりやすい。 ストーリーはミステリー仕立てのシティアドベンチャー。ちょっとゲームっぽくて好きなテイスト。序盤の列車事故までは名作と呼ぶに相応しい内容です。そしてその脱線シーンの迫力が凄い。普段映画を好き好んで見ようとしない妻が、その音を聞いただけで『気になる』と言って2階まで見に来たほど。なので少し巻き戻してもう一度いっしょに映画を見ることになったくらいだから、普段映画を見ない人をひきつけちゃう魅力があるらしいです。 ところがこの映画のクライマックスはここまでだったようで、この列車脱線シーンを超えるような場面はここから先出てきません。また、ここから宇宙人が出てきちゃうような展開、私は全然好きなんですけど、私の妻は腑に落ちなかったらしい。 どうやら私の妻は前半すごく丁寧に謎をちりばめた作風に興味をひかれたようで、後半になるにつれて大味になっちゃう展開についていけなかったみたいです。 でもこれはハリウッド映画あるあるなので個人的には十分に楽しめる内容でした。 ただ宇宙人が人を食べちゃうのはちょっと違うかなと思いました。 もしそういった描写がなければ、完全に『軍=悪』という図式になりしっくりきます。もしエイリアンが地球に来た当初、そういうことがあったとしたらどうでしょう?危険生物と見なされて監禁されてしまうのもやむなしとなってしまわないでしょうか。 やはりこーゆー映画は勧善懲悪が基本でしょう。エイリアンは脅威であっても、彼に非は無かったというのが一番良かったかな。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-02-10 13:00:10) 18.《ネタバレ》 スピルバーグの“宇宙人モノ”全部乗せ、みたいな映画。J.J.エイブラムスは余程スピルバーグに心酔しているのか、それともAMBLIN制作の作品だからなのか、スピルバーグ的なクセが其処彼処にある。その分スピルバーグの嫌な部分もけっこうありますが。 その他のスパイスとして『スタンド・バイ・ミー』、ロメロの『ゾンビ』辺りが効いてるかな。列車事故のシーンは『ファイ・デス』シリーズを思わせる気合の入り方。それ以外にも『エイリアン』等などヒット作へのオマージュ的な細かいお遊びがたくさん散りばめられていて、映画好きには結構楽しめる。 まったく予備知識無しに観たため、田舎町でゾンビ映画を撮る少年達を前振りに、列車事故、軍の秘密作戦と来て「ああ、そういう映画ね……」と思いきや、まさかの宇宙人モノというバカ展開も、個人的には楽しめた。 まぁツッコミ所も多々あるが、そこは考えちゃダメ。決して神妙に観る映画では無いので、多少の穴は大目に見て笑って楽しむのが良いでしょう。後味も悪くないし、そこそこの佳作。SFホラー映画好きの暇つぶしにはけっこうお薦めかも。w 【TERRA】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-04 00:56:28)(良:1票) 17.《ネタバレ》 ○オマージュに次ぐオマージュ。映画ファンなら楽しめるし、そうでなくても割と面白いと思う。○青春時代を想起させる展開で、観る映画ファンがかつて見た映画の時代を思い出せる。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-01-04 20:30:47) 16.子どもの頃見たグーニーズを思い出しました。常に子ども目線で、子ども達の行動で物語が進むので、丁度、近い年代の子達が見たら面白い映画として記憶に残る作品かと。只、良い意味でも、悪い意味でも上手く行き過ぎている展開は、個人的には古くささもあり、現代ならではの少し捻くれたイヤミもあれば、より共感できたかもしれません。そう言う意味では、40歳の自分には純粋過ぎる映画でもあったと思います。 【sirou92】さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-10-24 00:22:12) 15.《ネタバレ》 映画作成に熱中する子供達が経験したひと夏の冒険と初恋物語、そしてエイリアンとの遭遇、そして家族との和解。いろんな要素が混合され主題が曖昧になっている。監督の意図としては、全ての要素を繋ぎ合わせるのが8㎜フィルムということ。映画作りで仲間が集まり、偶然謎の生命体を撮影して軍の謀略に巻き込まれ、少年の母親の映像で少年と少女が心を通わせ、軍の極秘フィルムでエイリアンの秘密を知り、最後は映画を完成させる。だが、求心力が足りず、各要素の繋がりが弱い。 演出は巧いと思う。工場の無事故掲示板を取り外すことで事故を示唆。少年の父が同僚と会話する姿が影絵になる。円盤の門出の祝福として給水塔の大噴射。才能を感じる。 エイリアンには破壊者と友人と両方の面がある。暴力行為を最小限に留め、少年達との友情を前面に押し出せば、ラストの感動が深まっただろう。現状ではエイリアンが少年のペンダントを欲した理由がわかりにくい。友情を交す相手としてエイリアンは巨大すぎるし、エイリアンが人間を食べる設定は論外だ。それに、ただエイリアンに触れただけで感情が通じるのであれば、科学者達もコミュニケーションがとれたのではないか?ちなみに逆さ吊りにされた人間は脳圧が上昇し、数時間で意識を失い、やがて死ぬ。少女が「エイリアンに助けてもらった」と話すが説得力が無い。 理科教師の行動が不可解だ。エイリアンを助けるためとはいえ、トラックで貨車と正面衝突するのは常軌を逸している。生徒らを逃がす為とはいえ、銃を向けるのはいただけない。尊敬される先生像でないと後に続かない。 少年と父、少女の父の和解が描かれる。少女の父の過失で少年の母が事故死したという設定は両者の関係に緊張感を生み、いい効果を与えている。しかし具体的な事故の説明は無く、不満が残る。不仲だった二人の父同士が和解して、共に我が子の救出に向い、探し出して和解する。感動の場面だが、父達と少年少女達の行動が別々ということに問題がある。再会したとき、お互いの行動を全く知らないのだから、深く共感しあえる理由もなく、和解も表層的なものだろう。ここはやはり、両者が情報を共有し、共に行動して目的を果たすということにしないと感動には結びつかない。両者が軍隊の裏をかいて、エイリアンの帰還を助けるような設定にすれば、一本筋が通る。脚本を少し変えれば名作になった。惜しい作品である。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-22 11:36:17)(良:1票) 14.「たまにはSF大作でも」と思って借りてみたら、実はノスタルジー物でした。 そっか、SUPER8ってタイトルから察しなきゃいけないのか... SUPER8とは、70年代後半に爆発的に売れたコダック社製8ミリフィルムのこと。この映画の設定も1979年。 ...って、そんなもん知るわけない。今調べて書いただけ。 で、じゃあ、がっかりして見終わったかというと、そんなことはない。 確かに、SF大作の部分は後半、やや尻すぼみ感あったけど、主人公とヒロインの恋愛模様がとてもキュートで楽しかったから。 「期待していた内容と違ったけど、気持ちよく騙されました」っていう、ちょっとうれしい見終わり方をした。 【まかだ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-24 00:32:16) 13.《ネタバレ》 少年少女の冒険モノとしては及第点。話はベタだが子供たちのキャラが立ってるのが良い。女の子が可愛いので3割増しです。 【Robbie】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2012-08-14 00:53:30) 12.《ネタバレ》 面白かったです。未知の生物との遭遇と恐怖(「未知との遭遇」か「Xファイル」)、少年たちの冒険(「グーニーズ」)、主人公ジョーの成長と初恋(「ET」)、列車事故などの迫力ある映像(「逃亡者」)など2時間詰め込み過ぎぐらいの内容で最後まで飽きさせません。ラストに姿を現した宇宙生物が案外怖くなかったのが残念。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-18 20:48:36) 11.子供向けの冒険活劇なのかな? 小さい頃見たグーニーズなんかより大人っぽく、今の子は早熟なんだな~と思いました。 ちなみに映画自体は退屈はしなかったです 【ぬーとん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-08 19:35:43) 10.《ネタバレ》 タイトルの「スーパー8」に懐かしさが押し寄せてきました。中学生くらいから使い、大学(世の中にハンディビデオが流通する直前)まで撮ってました。高校のときは卒業記念じゃないけれど、文化祭用に結構長尺(45分ぐらいだったかな?)の作品?も作りましたよ。何故かシングル8じゃなくてスーパー8を使ってましたね。シングル8の方が扱いやすかったのに。カメラがキャノンだったからかな? などと作品とは関係のない思い出に浸りつつ、改めて作品について振り返ってみれば、全体として満足できない部分(納得できない部分)が多々あるけれど、青春娯楽SF大作(=ジュブナイルSF?)と割り切れば、大いに楽しめる作品ですね。 もう皆さんが殆ど語り尽くしているので細かいことは抜きにして、一定の評価はすべきと思います。まぁ残念なのはストーリーに何にもヒネリがなかったことかな?殆どこれを観た全員が先読みできたのでは?勿論作り手は承知の上でしょうけれどね。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-30 11:43:39) 9.中学生の友情と勇気がハンパないです。SS氏は上層部から宇宙人について好意的に描くように言われている、という都市伝説があるのを思い出しました。なるほど、、、にしてもファニングとこの姉妹ってば素晴らしいですね!!あ、エンドロール情報こちらで仕入れました、みなさまありがとうございました。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-03 21:08:20) 8.無免許萌え♪ ヒロインの魅力だけで物語が推進してるので、後半はちょっと失速感がアリ。 ETとか空軍とか取っ払っちゃって、単純に青春物語にしちゃった方が感動的だったかもね。 恋の障害になってた父親たちの和解にちょっとうるうる来ました。 あと、どうでもいいことだけど、可愛い方の姉ちゃんはそっちじゃないでしょ! 【もとや】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-01-02 19:13:15)(良:1票) 7.子供向け?大人向け? 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-12 06:07:13) 6.《ネタバレ》 ほんわか感動出来た。懐かしい気持ちになった。スピルバーグってなんかやっぱ凄いな。 【成田とうこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-08-02 01:02:39) 5.ゾンビ映画とともに『東京公園』とのもうひとつの細部的な類似は、相手を正面から真っ直ぐに見据えることによる、相互把握と理解というモチーフだろう。 メディアを介さず、素の眼差しで互いを見詰め合うことで、差異を超えて互いの個を把握する異星人と主人公の少年。 その視覚的コミュニケーションの主題は、単なる映画史的ノスタルジー以上に、9.11報道を経て「異質な者」への偏見と連鎖的憎悪が煽られていく現代の課題として、共産圏への憎悪の時代を背景に発展的に変奏され、問いかけてくる。 映画の中で強く印象に残る場面は数多いが、 ナイトシーンの随所で不規則的に画面を輝かせるブルーの光の帯。タメの場面で静かにざわめく木々の不穏な音。駅でリハーサルを行うエル・ファニングの驚異的な変貌ぶりなどをとくに挙げておきたい。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-10 21:32:47) 4.《ネタバレ》 『未知との遭遇』、『ET』、『スタンド・バイ・ミー』などへのオマージュ的な作品だと思うが、どの作品の上面をなぞっているだけの気がしてならない。 エイリアンが好き放題暴れるだけで、共感できる要素が全くないのが最大の欠点だろう。 エイリアンなどほっといて、二組の親子の話を掘り下げた方が面白かったと思うけどなぁ・・・ アリス役のエル・ファニング(宇宙戦争に出ていたダコタ・ファニングの妹)が可愛かったのと、ブロンディのハート・オブ・グラス、ザ・ナックのマイ・シャローナ等の挿入歌が良かったのと、エンディングの自主作成映画が面白かったのでちょっとおまけの7点にしておきます。(本来であれば、5点と言ったところでしょう。) 【あきぴー@武蔵国】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-03 02:26:53) 3.《ネタバレ》 グーニーズ+友達になりたくないETという感じです。「自分の星に帰りたいだけ」とか言い訳してますけど、人間を取って食う時点で同情する気ゼロです。そんな理性の欠片もない奴とコンタクトを取ろうとする少年はホントいい子です。彼の純粋な心に免じて仕返しに来ないでください。 【4吉】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-01 16:31:15) 2.《ネタバレ》 ちょっとダークなグーニーズといった感じで、少年達の会話に楽しませてもらった。 お決まりのストーリーといった感じだが、映像と音響の迫力がそこそこあり、ちょっとしたアトラクションという感じがして面白かった。 こういう映画を観てみんな大人になったんだなあと、少し感慨に浸った。 是非映画館で味わってもらいたい作品かと。 可能なら多感な少年を連れて。 【タックスマン4】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-06-27 00:06:50) 1.J・J・エイブラムス+スティーヴン・スピルバーグ、新旧のエンターテイメント作家が組んだ娯楽大作。 “実体”を見せない謎に溢れたトレーラーをはじめとするプロモーション。 映画ファンの好奇心をこれでもかとくすぐる魅惑的な要素に、鑑賞前の期待は大いに膨らんだ。 「一体、どんな映画世界を見せてくれるのだろう」と、無意識に「見たことがない映画」への期待が高まっていたとも言える。 まず言っておくと、無意識に期待してた“驚き”が存在する映画ではなかった。 いまやハリウッドのトップランナーと言っても過言ではないエイブラムス監督が描き出す映像の完成度は凄まじかったけれど、内容は、どこかで見たことがある映画とどこかで見たことがある映画が幾つも合わさって、どこかで見たことがあるストーリーが紡ぎ出されたという感じだったことは否めない。 正直、「面白くない!」と拒絶する人は大勢居るだろうし、「何て面白い映画だ!」なんて言う人には「もっと色々な映画を観てほしい」と思う。 でも、やっぱり僕は、「面白かった」と言っておきたい。 期待していたエンターテイメントとしての“衝撃”は殆ど皆無だったと言ってもいいが、「映画」そのものに対する“愛”は溢れている作品だったと思う。 過去の数々の映画の“使い回し”と切り捨てることもできるが、同時に名作に対する“尊敬”と"愛情”の表現と言えなくもない。 劇中で少年たちが自分たちの大好きなゾンビ映画を一生懸命に撮影することと同じように、気鋭のエンターテイメント作家が、かつて夢中になった数々の娯楽映画の自分なりの「再現」に挑んだのだと思えてならない。 もちろん、だからと言って映画として面白いポイントがなければ、それはただのクリエイターの自己満足であり「駄作」に間違いない。 僕にとっての今作の最大の魅力は、凄まじしい映像世界などではなく、子役たちのパフォーマンスだった。 エル・ファニングをはじめとする若い若い俳優たちの瑞々しい演技が素晴らしかった。 8ミリ映画製作に励む瞳、人間関係に悩む瞳、はじめての恋をする瞳、得体の知れない恐怖に怯える瞳、目の前で繰り広げられる様々な出来事に対して、純粋な感情をあらわす“瞳の光”が何よりも魅力的だったと思う。 完成度の高い映画とはとても言えないけれど、どうしても無下に否定することが出来ない。そんな映画。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-06-26 21:59:02)(良:2票)
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