みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
9.人の生き死にと別れ。 こういうのに弱いからと思ったけど、序盤で泣いた。 その後はずっと泣きっぱなしだった。涙脆い人には危険物。 死者との再会が、必ずしも良い結果になるとは限らない。 喜び、苦悩、悲しみと順番にうまくつなげてあり、 さらにそこからツナグ本人の話にもつながる。 が、個人的には女子高生の話がピーク。 ココで一番心を抉られたため、その後は尻すぼみな印象に。 細かい矛盾など疑問だったり、やや残念な感じのする作品。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-10-25 21:45:40) 8.《ネタバレ》 都市伝説的な「ツナグ」と呼ばれる死者と繋いでくれるものを巡る3話のオムニバスストーリー。死者と話せる人は聞いたことはあるけど、本人と「会わせて」くれるというのは斬新。比較的予定調和な展開ながら、第2話の女子高生の死を巡るパートはかなり意味深で興味深い。とらえようによっては安心させたかったのか、それとも復讐なのか…一言一言が重く、そして深い。ここの部分だけでも見る価値はあったかなと。若い俳優さん達の力演も見事なものでゴザイマシタ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-03-09 19:59:43) 7.「罪と罰」というか「罪と赦し」というか、女子高生のパートはロシア文学のよう。同時並行の「桜の園」でさらに重厚感が増してる印象(1990年版の映画を彷彿とさせる)。ギャルソン話でツナグくんがミスを犯しているところも何とも言えない余韻が。 が、その他の話が綺麗過ぎるというか甘ったるいのが残念。遺された側には色んな思いがあるのは当然だろうが、死者の無念さみたいなものが伝わってこない(女子高生のところは意味深ではある)。原作未読なので推測だが、映画用にわかりやすい話に改変したのかも。辻村深月は救いのない作品を書くというイメージなんだが。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(邦画)] 7点(2014-02-24 12:51:43) 6.序盤の薄っぺらい感動物語には吐き気がしたけど、一転してドロドロした愛憎劇が展開され始めて一気に引き込まれた。 大野いとも橋本愛も一歩も引かず女優魂をぶつけ合って火花が飛び散ってたように思えた。 本当の死因や伝言の意図など、謎めいた部分を残す演出も良かったと思う。 この2人で2時間やってれば間違いなく名作になってたはずだけど、終盤はまた反吐が出るような薄っぺらい感動物語。 それでも、まあ、中盤の攻防を見るだけでも価値があったと思います。 そして、何らかの作品で大野いとと橋本愛の再戦を是非見てみたい。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 7点(2014-02-22 22:51:04)(良:1票) 5.他の方も仰ってるように、女子高生の嵐と御園のエピソードが敢えて視聴側に明確な答えが現してなくて、いろんな捉え方が出来てなかなか良かった。確かに友情ってのは表裏一体ですもんね、恐い怖い。二人を演じた橋本愛ちゃんと大野いとちゃんの技量にもびっくり。特に表情が物凄く良かった。他のエピソードは主人公のも含めて想像を越えず、でも佳作。ただ終わり方が唐突でびっくりした。私なら誰に会いたいかな...。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 7点(2014-02-22 15:49:19) 4.《ネタバレ》 あまり期待しないでレンタルしたのですが、エピソードの構成の良さに、飽きずに最後まで興味深く鑑賞しました。(ラストの恋人達のパートだけは少々ダレ気味に…) 他の方の感想にもあるように、演技部の女の子ふたりのエピソードが秀逸。橋本愛さんって、こんなの表情が出せる女優さんなんですね。 嵐は、生涯背負う十字架を持ってしまいましたね。 御園の、「道路は凍ってなかった」というのは、本当なのでしょうか。御園の性格からすると、本当は凍っていたとしても嵐の心情を慮り、楽にさせる為 そう伝えるのでは。 しかし、うがった見方をすると、親友が死んでからも保身の思いにもかられていた嵐にとって、御園の優しい配慮に最後に触れさせ、一生拭えない後悔の念を与える。そういう復讐をする策だっかもしれません。 いすれにしろ、押しつぶされそうな、少女の心の重たさが伝わってくるエピソードでした。 御園役の子の表情の演技も良かったです。 しかしまぁ、今の女子高生は、親友でも苗字で呼び合うんですね。 最初、嵐って女の子なのに変った名前だなぁなどと思って観てました。 小さな事ですが、そういう設定にも 友人との交流の「現代」を見た気がします。 あと他のエピソードで印象に残ったのは、八千草薫さんの安定した包容力。 その佇まいだけで、泣かされてしまいます。遠藤憲一さんの、厳つい風貌が、ふっと幼い息子の表情に変ったのも良かったです。 重たいエピソードもあるなか、鑑賞後は爽やかな空気に包まれる佳作でした。 【ぽてころ】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-04 15:47:22) 3.《ネタバレ》 まず何と言っても演劇をやる女子高生の話が凄いインパクト大でした! このエピソードだけで作り込めばいいのにというくらいです。いかにも「感動させて泣かせてみせましょう」的なことばかり集めたオムニバスだと思っていたので、人間のドロドロした醜い部分からも目を背けないエピソードがサスペンスフルに展開されたのには、良い意味での期待外しで引き込まれました。これがまた怖いだけの話にしておらず、様々な角度から様々な意味で泣ける話にできていてスゴイです。このパートがすごいので、他のエピソードがかすんでしまいますが、羽降る中で主人公が呟くナレーションや、樹木希林のラストのナレーションがとても気に入りました。 【だみお】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-03 00:06:41) 2.こういった、原作のあるSFファンタジーは、無理に感動させようとしたりするのが、みえみえでちょっと嫌なのですが、この作品は素直にみられたそれなりに良く出来たものでした。キャストが、あまりにもベテランと若手となっていたのですが、ちょっと心配はあったのですが、余りからみをもたせなかったのか、違和感なく、原作ものとしては佳作だったと思います。 【min】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-04-30 20:58:14) 1.《ネタバレ》 普通に良い映画という感じです。最初の親子の対面では「ツナグ」とはどのようなものなのか触りを描いています(原作では色々とエピソードがあるのですが・・・)最後の恋人同士のエピソードも、彼女が死んでいるのか?生きているのか?の部分が盛り上がる程度で再開したあとはそれ程盛り上がらなかった。一番良かったのは女子高生の友情と嫉妬を描いた部分でした。親友同士だった嵐と御園だったが、演劇の主役をめぐって亀裂が入ってしまう。その事でチョットした殺意が生まれた嵐と主役を奪ってしまったことを後悔する御園、嵐のせい?で命を落とした御園だったが、嵐は自分が行ったことを御園が知っていたのかが気になっていた。ツナグを通して再開した2人、嵐は御園がその事を知らなかったと確信して別れたが、その後、御園は嵐が自分に殺意が有った事を知っていた事をツナグにキーワードを使って伝えていた。実はその後、御園はどうゆう気持ちでそれを伝えたのかが非常に深いのだ。わたしは2つの解釈をした。ひとつは、“あなたのせいで死んだんじゃないよ”と伝えたかったのか?それとも、“あなたの殺意は知っていたのよ”と伝えたかったのか?御園の性格から察すると、嵐が背負ってしまった運命をやわらげようとしたように感じるが、歩実(ツナグ)とのホテルでの会話から後者のようにも感じる。私自身この作品の一番の見どころのような気がした。 【みんてん】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-10-20 11:29:16)(良:1票)
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