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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 どこか官能的。破滅につきあわされる気持ちで観ている映画に疑問。どうやって破滅していくかというのは、表現する程の事か?などと思ってしまう。下の解釈で分析するフロイトがまともなのが可笑しい。でも最後のエンドクレジットでユングの方が穏やかな人生の終末を迎えたというのは、あの不倫もおとがめなしであったか・・と何やら感慨深い。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-06-27 11:51:51)
2.《ネタバレ》 個人的にクローネンバーグ作品は、昔のグロ系ホラーのイーメジが強かったので、ブルジョア達の恋愛模様をこの監督作品で見るとは思っても見なかったのですが、でもマゾヒストシーンとか、性衝動論議とか見ていると、「内容的に」クローネンバーグ作品だな~って感じがします(笑)。ユング役のマイケル・ファスベンダーもいい演技していましたが、やっぱりキーラ・ナイトレイの怪演が一番の見ものでしたね。病人であったり愛人であったり学生であったりするザビーナの役どころを演じるのは大変難しかったと思うのだが、まさに女優魂でそれを演じきってます。物語の大半で交わされる会話はまさに心理学的な台詞ばかりなのですが、ユングとオットーの間でかわされていた議論が物語を考えるベースになってくる。人はなぜ本能を抑圧するのか。ここで描かれているのはよくある愛人とのもつれ話だけれども、それを心理学的にとらえることでより深く考えることが出来る。ザビーナとユングの関係は見ていて面白かったですが、それに比べるとユングとフロイトに溝が出来ていく描写はちょっと薄味かな。まぁ、神秘主義に傾倒するユングを戒めようとして、ユングが「外在化現象」の話をするシーンは興味深かったですが。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-06-22 00:52:00)
1.《ネタバレ》 三角関係が面白い。しかも三角関係が心理医療の医師と患者の関係を基にして進んでいくのが面白かったです。父親に打たれた記憶に興奮するザビーナに、ユングが既に妻がいる身なのにズブズブと溺れていく展開には「わー、やっちゃった!」って昼ドラの濡れ場見ている感じで笑っちゃいました、内容はものすごいお堅い心理学の権威2人の話なのにね。「どんなに偉い学者さんでも上っ面剥がせばこんなもんだよ」とクローネンバーグがほくそ笑んでいるのが目に浮かびます。そういう意味では劇中でユングを誘惑していくオットー・グロスは所謂単なるメフィストフェレスでありながら、徹底的にユングを客観視するクローネンバーグ自身ではないかとも思いました。 ただクローネンバーグは今までの映画ですとエログロを丹念に描いていたのに、今回の描写はやけにあっさりしていて少し物足りなかったです。患者に激しく打ってとせがまれていく医者なんて変態的な話はクローネンバーグにピッタリ(?)の筈なのに、ちょっとお尻をペチペチとスパンキングするだけってどーなのよ?もっと扇情的で変態的な映画が観たかったなあ、俺だけか。 役者の演技はヴィゴ・モーテンセンとキーラ・ナイトレイの二人が頭一つ抜けている感じ。特にキーラ・ナイトレイの序盤の馬面演技には笑っちゃいけないのですけど、これ笑いますよ!それから痙攣の仕草は物凄くリアルで、痙攣演技でこれだけ驚いたのは「レナードの朝」のロバート・デ・ニーロ以来です。今後の女優人生のステップとなるのか落とし穴になるのかは分かりませんがとにかく凄かった。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-11-11 22:47:22)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
14人 |
平均点数 |
5.86点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 7.14% |
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3 | 1 | 7.14% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 4 | 28.57% |
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6 | 3 | 21.43% |
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7 | 3 | 21.43% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 2 | 14.29% |
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10 | 0 | 0.00% |
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