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刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>

Columbo: By Dawn's Early Light
1974年【米】 上映時間:98分
サスペンスTV映画シリーズもの犯罪ものミステリー学園もの刑事もの
[ケイジコロンボシュクホウノバンカ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-22)【イニシャルK】さん


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監督ハーヴェイ・ハート
助監督クレイグ・ヒューストン(ノンクレジット)
G・ウォーレン・スミス
演出左近允洋(日本語吹き替え版)
伊達康将(日本語吹き替え版追加録音)
キャストピーター・フォーク(男優)コロンボ
パトリック・マクグーハン(男優)ラムフォード大佐
ブルース・カービイ(男優)クレーマー刑事
ブルーノ・カービイ(男優)モーガン
カレン・ラム(女優)スージー(スーザン・ジェラード)
マーク・ウィーラー〔男優〕(男優)ロイ・スプリンガー候補生
ロバート・クロットワーシー(男優)ミラー候補生
シドニー・アーマス(男優)コーソ巡査
トム・シムコックス(男優)ウィリアム・ヘインズ
マデレーン・シャーウッド(女優)ブレイディー(ラムフォードの秘書)
バー・デベニング(男優)ルーミス大尉
小池朝雄コロンボ(日本語吹き替え版)
銀河万丈コロンボ(日本語吹き替え版追加録音)
佐野浅夫ラムフォード大佐(日本語吹き替え版)
中庸助ラムフォード大佐(日本語吹き替え版追加録音)
高橋和枝ブレイディ(日本語吹き替え版)
小宮和枝ブレイディ(日本語吹き替え版追加録音)
堀勝之祐ウィリアム・ヘインズ(日本語吹き替え版)
徳丸完(日本語吹き替え版)
塩沢兼人(日本語吹き替え版)
千田光男(日本語吹き替え版)
村山明(日本語吹き替え版)
水鳥鉄夫(日本語吹き替え版)
荒川太郎(日本語吹き替え版追加録音)
小野健一コーソ巡査(日本語吹き替え版追加録音)
原作リチャード・レヴィンソン(キャラクター創造)
ウィリアム・リンク(キャラクター創造)
ピーター・S・フィッシャー(エグゼクティブ・ストーリー・コンサルタント)
脚本ハワード・バーク〔脚本家〕
音楽ベルナルド・セガール
ハル・ムーニー(音楽監督)
撮影ジャック・プリーストリー
ゲイリー・ミューラー(ノンクレジット)カメラアシスタント
製作エドワード・K・ドッズ(製作補)
ダグラス・ディーン・三世(製作補)(ノンクレジット)
製作総指揮ローランド・キビー
ディーン・ハーグローヴ
制作東北新社(日本語版制作【追加録音】)
美術マイケル・ボウ(美術監督)
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン)
衣装グレイディ・ハント
編集ボブ・ケイゲイ
録音ドナルド・F・ジョンソン
字幕翻訳岸田恵子
日本語翻訳額田やえ子
岸田恵子(日本語吹き替え版追加録音)
その他スティーヴ・ジョンソン〔カラリスト〕(ノンクレジット)カラリスト
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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14.《ネタバレ》 本作、「刑事コロンボ読本」という書籍の中で、名犯人ベスト10の中に入ってた犯人の一作。
軍の養成学校の校長という役どころ。
なるほど、軍人というクールな顔をもつ男でした。

それでもコロンボが事件の核心に迫りつつあることに気づいたとき、
演技がかった弱音をはくとこが泣ける。そして、コロンボはさらに上手で
その時、犯人が誰かに気づいていながら、その泣き言に自分も実は~とか演技がかったセリフで応えるとこは
シリーズ屈指の見せ場。 トントさん [ビデオ(吹替)] 7点(2019-04-22 23:12:16)

13.《ネタバレ》 陸軍幼年学校という特殊な空間で起きた事件で、校長のキャラが魅力的。
犯人に存在感がある回はコロンボとの対決の構図が締まる。
白いと言えば黒いと答えるような天邪鬼な性格を利用した犯行も戦略的な知性を感じさせる。
リンゴ酒密造の目撃場所と時間の決め手は少しオチとしては弱いように感じたが、それ以外の魅力で補っている。
自白した後も、後悔はしていない、私は何度でもやるだろうと言い切る校長の揺るぎない信念がすごい。
ただ、自分の価値観にそぐわない人間を抹殺したり、生徒でさえも犯人に仕立てようとするあたりには狂気ものぞく。
それも含めて必要悪と肯定していることが、戦時や紛争下での論理につながるものがあるのかも。 飛鳥さん [DVD(吹替)] 7点(2013-11-16 00:57:57)

12.《ネタバレ》 今回は完璧に事故にしか見えない殺人をどうやって暴くかというところが面白く、また犯人である幼年士官学校の校長の殺人の動機がいかにもアメリカの厳格な軍人らしい考えに基づいたうえでの犯行で、個人的な理由ではない動機はじゅうぶん理解できるものであるし、この校長のキャラクターもよく描けている。ただ、生徒の一人に濡れ衣を着せようとした行動は校長としてやってはいけないと思うし、ラストで言ったセリフもこれがあるためにふてぶてしく聞こえてしまう。でも理論的に犯人を追いつめていく展開がこの作品の最大のみどころで、結末は犯人の性格を利用してボロを出させるというのが見事で、かなり見ごたえのある作品だったと思う。ランニングシャツ姿のコロンボは「自縛の紐」の青ジャージ姿以上に普通のおっさんに見え、やっぱり思わず笑ってしまった。犯人役のパトリック・マクグハーンはいかにも厳格な軍人の雰囲気をうまく出していてハマリ役だと思う。(この後も何回かこのシリーズに犯人役で出てるみたい。)吹き替えは「水戸黄門」のご隠居役を演じた俳優の中でも善人役の印象が強い佐野浅夫が担当していて、彼の声は物腰柔らかな感じがするのでどうかなと見る前は思っていたが、とくに違和感は感じることなく見ることができた。吹き替えといえばこのシリーズの吹き替え版は過去の吹き替え音源の欠落部分をほかの声優で補ったものが使われていて、今まではさほど気にしていなかったが、今回はその部分がけっこう多く感じられ、さすがにちょっと気になってしまったことも書き加えておこう。 イニシャルKさん [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-03-10 15:00:17)(良:1票)

11.犯人役のパトリック・マッグーハン。
本シリーズの「仮面の男」では得体の知れないヤリ手のCIAの男。本作では軍人を養成する学校の校長である厳格な大佐。「アルカトラズからの脱出」の所長役も印象に残る。

極悪人という風貌ではないですが、威厳とどこか冷たさを感じさせる悪役を演じると実にいい味を出す人です。本作でもそんな彼の持ち味がとてもよく出ています。

本作は警部が大佐を疑うに至る過程、大佐が罪を被せようとした問題児をシロだと思う理由もいちいち筋が通っており、ラムフォード大佐という人物をよく理解した上での解決も見事。

広い学校で度々警部が迷う笑いドコロもしっかりと挿入されているところも嬉しいご配慮。明け方の3時にたたき起こされたランニングシャツ姿の警部の寝起きの表情も笑わせてもらいました。 とらやさん [DVD(吹替)] 7点(2012-05-19 17:50:44)(良:1票)

10.《ネタバレ》 式典の大砲を撃つのを、被害者に「僕がやる!」と言わせて、見事に殺害した時は、「完璧な犯罪だ。どうやって犯人を捕まえるんだ?」と思いました。コロンボ作品には時々、コロンボが「こういう状況だったんじゃないか」と、証拠もない推理をもとに捜査を進めることがありますが、この作品は、コロンボがわずかな手がかりから、ひとつひとつていねいに捜査し、最後には理詰めで犯人を追い詰めていく、見応えある作品でした。 ramoさん [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-09-24 00:10:45)(良:1票)

9.《ネタバレ》 犯人の理念と自律が巧い具合に入り組んでいて、非常に気持ちのよいラストでした。 aksweetさん [DVD(吹替)] 7点(2011-07-19 00:19:12)

8.《ネタバレ》 他の作品には見られないラストの論理的な追い詰め方がこの作品の最大の特徴。まるでパズルを解くかのようだ。もっとも「いや、実は『先々週の』日曜の朝に見たんだ」と強弁したらどうするつもりなのかという疑問は出るが、軍人としてそういう態度は潔しとしないだろう。なおこの殺人の動機は学校がなくなったら自分が職を失うからなどという個人的な動機ではない。「あれは必要だった。必要なら何度でもやるだろう」と言っているのは「アメリカのためにまだまだ有能な軍人を養成することが必要だ」という意味であり、そのための学校をつぶしてはならないというのが動機である。「アメリカを守るため」だから殺人だろうが何だろうが「何度でもする」のであって、それを単に私怨と受け取られては、大佐にとったら不本意だろう。それとラスト以外で一つ印象的な場面は、大佐が珍しく相好を崩して「バラがあってね……」と語るところである。コロンボの追及を交わすためだった可能性はあるが、堅物軍人が心をほんの一瞬だけ開いて見せるその瞬間が印象的だ。本当にコロンボ作品は、人間をよく描いている。 空耳さん [DVD(吹替)] 7点(2009-05-13 07:13:05)

7.《ネタバレ》 この校長には全く同情できない。
本来人間を守るための軍隊、その形成の為の学校なのに・・・
まるで健康好きの方がジョギング好きになって無理にジョギング続けて健康害してしまうような・・・・本末転倒。
ただ、コロンボの大活躍ぶりは大変いい。
大好きな場面は、
疑われた少年はシロだとする理由を「彼は即座にこれを○○布と言いました、だからシロです。」と校長に言っているところです。
これは・・・・裏返せば、
これを○○布と断定するのに渋りましたね。渋ったからあなたは容疑者です。
と言っている(言われている)と感じました。 yoshi1900olololさん [DVD(吹替)] 7点(2007-07-06 07:59:08)

6.校長を全面降伏に追い込んだ、警部の決め手の理詰めの鮮やかさは、シリーズでも屈指で感服させられます。校長の「私は悔いてはいない、あれは必要だった、何度でもやる。」という敗北宣言。一見信念に溢れる人物のようですが、生徒に罪を被せようとした行為は、作戦成功の為には小さな犠牲はつきものだという幹部軍人の考えが垣間見えて不愉快で、恥を知れと言いたいです。警部が生徒に接する様子を見ていますと、校長には欠落している温かみがあり、規律だけでは人は育たないように感じました。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-01 20:36:56)

5.非常に強い、信念の犯人、犯人とはこうあるべきだと言いたくなる。軍人である彼にとって当然かもしれないが信念>殺人なのである。自分自身を貶める事と成ろうともダメなものはダメ、生徒の前で犯人として明るみになろうとも自分の信念に基づいて行動する。最後まで堂々とした軍人でした。 亜流派 十五郎さん 7点(2004-05-15 23:54:33)

4.このシリーズの魅力の一つは、犯人の職業や性格を利用したコロンボの追求がたくみであることが挙げられます。今回は、陸軍幼年学校の校長である大佐のいかにも軍人らしい行動と、短気でむきになる性格がポイントです。この人、演技がうまいですね。ほんとの高級軍人みたいで、食堂でのいらいらぶりも、ほんとに捜査の状況が気になっているように見えます。規律が厳しい軍人の学校の中での、コロンボのとぼけぶりが、よけい目立つ作品。まあ、最後はビシッと決めます。いつものように。 パセリセージさん 7点(2004-03-05 00:19:06)(良:1票)

3.証拠も何もないのに、一体どうやって犯人を自供させるんだ!?しかも、相手は私立ヘインズ陸軍幼年学校の校長にして大佐だぞ!?さすがのコロンボも今回ばかりは無理でないかい? と、不安になりつつ観ていましたが、いやはや全く心配ご無用でした。コロンボはとっくの間に気づいていたんですね。おみそれ致しやした! きのすけさん 7点(2004-01-27 17:21:48)

2.な~るほど。これは殺人の準備をするラムフォード大佐の様子が丁寧にゆっくり映し出されているのが印象的。陸軍学校か、、厳しそうだ。 fujicoさん 7点(2003-10-27 22:28:18)

1.犯人の大佐が国家間が平和になれば、軍服を脱ぐみたいなことを言っていたが、それは全く逆で、本当はいつまでも戦争が続く世の中を願っている。そうでなければ、自分の存在価値がなくなってしまう。コロンボも殺人がなくなれば、必要のない人になってしまうが…。これが、動機ですよね。そんな規律が厳しい学校ゆえに、酒のビンをいつ吊るして、いつ下げたかの時間も生徒が覚えてるんでしょうけど。寮生活が厳しいと、ああいう風に時間にも気を使うでしょうねぇ。 デリングさん 7点(2003-01-01 18:33:36)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 6.92点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
313.85% line
413.85% line
500.00% line
6311.54% line
71453.85% line
8623.08% line
913.85% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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