みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.《ネタバレ》 浦沢義雄が脚本に参加した今回はかすかべ防衛隊がメインで、彼らがソースの健の作る焼きそばを食べるためにB級グルメカーニバルに行く途中で出会った女性・しょうがの紅子から秘伝の焼きそばソースが入ったつぼを託されたことで思いがけない大冒険が始まるというストーリーで、泣かせようとかテーマを深く掘り下げようといったものがほとんどなく、ひたすら笑いに徹しているのがこの脚本家らしくて潔く、純粋に何も考えずに笑えて楽しめる映画になっているのが良いし、それにかすかべ防衛隊の面々の個性もよく出ていて、とくにマサオくんが今回はフィーチャーされていて、自分がビスケットを持っていることを言い出せずにウジウジしている姿などは見ていてつい笑ってしまう。でも、そんなマサオくんでもそのビスケットをみんなに出すところや、ネネちゃんを助けようとするシーンなどカッコいいところを見せるという部分もちゃんと描かれていてただの泣き虫おにぎりではないマサオくんの魅力というものもしっかり伝わってきて、そのあたりはいかにも「クレヨンしんちゃん」らしいところだと思う。しんのすけたちを追う刺客の一人である力士・横綱フォアグラ錦からリュックの中身を聞かれてしんのすけが答えた言葉はそういう気持ちをいつまでも持ちづづけることが大事ということを教えてくれている気がするし、今回のテーマになっている食・料理にしても、食事を楽しくすればどんな料理でもおいしく食べられるということを説いていて、たとえ笑いに徹していても作品としてのメッセージはちゃんと持っている、やはり「クレヨンしんちゃん」は一筋縄では行かない魅力があると感じるし、やはりそんな「クレヨンしんちゃん」が自分は好きだとあらためて思うことができた。それにしてもかすかべ防衛隊は今回、最後までソースの健の焼きそばが食べたい一心で行動しているわけだが、登場するそのソースの健の焼きそばが本当にすごくおいしそうで、見終わった後思わず焼きそばが食べたくなってしまった。挿入歌の「焼きそばの歌」も食欲をそそる。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-09-12 23:37:03) 6.《ネタバレ》 クレヨンしんちゃんの映画は子供向けと思われているが、実は大人が楽しめる映画なのだ!と思ってましたが、最近考えを改めることになりました。 5歳の長女がとにかくあらゆる場面で爆笑してるのです。「え?そこ笑うとこなの!?」と動揺しつつ心で突っ込んでます。とにかく爆笑してます。 私も笑う場面はありますが、子供の心理をうまくついてるんでしょうね。そうだ、これはたギャグアニメだったな と改めて思い知らされました。 そしてこの映画の代名詞でもあるB級グルメです。 この映画を見終えてからというもの、長女は焼きそば食べたい!卵乗せて!としょっちゅう言ってきます。非常に魅力的だったのでしょうね。 クレヨンしんちゃんは家族で見ることを推奨します笑 あ、大人目線でもとても面白い作品でしたよ。 【ライトニングボルト】さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-08-02 05:08:21)(良:1票) 5.相変わらず映画も楽曲もクオリティーが高いです!観ていて楽しくなります、そして何度観てもうれしい発見があったりするので、本当に日常を忘れられます。 【HRM36】さん [地上波(邦画)] 7点(2014-05-12 14:03:22)(良:1票) 4.《ネタバレ》 シロを観ているだけで心が和む。シロにもっと出番を! 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-04-27 23:25:39)(良:1票) 3.《ネタバレ》 かすかべ防衛隊には、秘伝のソースをケンさんへ届けるというミッションが与えられました。しんのすけ達の行く手を阻む刺客たち。タイトル通りの面白サバイバルアドベンチャーが展開されます。今回の悪玉、B級グルメ殲滅を目論むA級グルメ王子には、実はB級グルメに対して密かな憧れがありました。報われぬ幼き日の自分を肯定するためのB級憎悪。なんと哀れな事でしょう。導かれる結末は……。そう、今回のクレしん映画は、設定・脚本共に実にそつのない、理詰めの映画だったと思います。予定調和と言っても差し支えない優等生映画。それがクレしん“らしくない”というか。観客が困惑してしまう程の、ぶっ飛んだセンスや不条理ギャグが見当たらないのです。これが物足りなさの根拠と考えます。本作を私一人で鑑賞していたら、きっと理詰めで辛口の点数を付けていたでしょう。しかし一緒にTVを観ていた2人の娘(小学3年生、4歳児)は爆笑に次ぐ爆笑。大うけでした。そこで気が付きました。クレヨンしんちゃんにスタイルなんて求めてはいけなかったことに。ナンセンスギャグあり、SFファンタジーあり、格闘アクションあり、感動ストーリーあり。ガッチリ子供向けだったり、実は大人がメインターゲットだったり。様々な顔を見せてくれるのが『クレヨンしんちゃん』の素晴らしさ。何より子供が喜んでいる映画に注文を付けるつもりはありません。今回はちょっと大人しめの優等生アドベンチャー。これもクレしん映画の引き出しのうちということで。 【目隠シスト】さん [地上波(邦画)] 7点(2014-04-15 18:58:41)(良:2票) 2.《ネタバレ》 子どもたちに囲まれながら観賞。 素直に笑える面白い作品でした。 とにかく周りの子どもが笑う笑う。 くだらなことや面白い構図で、狙ったかのように笑う。それが非常に心地よかった。 そして、ひろしやみさえの大人パートで自分が爆笑する。 今回は家族ものではなく友情ものでターゲットは確実に子どもたち。 でも、一緒にきたお父さんお母さんも一緒にゲラゲラ笑えますよ、という印象。 そして最後はみんなでハッピーエンド。 見終わった家族は「おなか空いたね、ご飯食べて帰ろうか!」とB級グルメを食べに行くのでしょう。 【HIGE】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-06-24 15:00:02)(良:1票) 1.子ども向けの体裁をしているこのシリーズですが、「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」は大人も泣ける傑作として語られており、映画ファンにとっても無視をできないシリーズになっていました。 しかしその「大人も楽しめる」印象もすっかり下火になり、大人が唸るような面白い作品は生まれないでいました。 「オトナ帝国」「戦国大合戦」が好きな人の中には、もうそれほどの作品は今後現れないでいると諦めている方も多いのではないでしょうか。 しかし、この「バカうまっ! B級グルメサバイバル!!」はシリーズ久々の快作です。 本作には映画版クレヨンしんちゃんの面白さがギッチリと詰まっているのです。 本作はそのタイトルと設定通り、B級グルメにとてつもない愛情を込めている作品です。 この設定でしかなしえない、B級グルメを愛する人こそ感動できるシーンが、本作にはあります。 自分は「めしばな刑事タチバナ」や「花のズボラ飯」などのB級グルメを描いた作品が大好きなので、嬉しくって仕方がありません。 きっと観たあとは、焼きそばを食べたくて仕方がなくなるはずです。 そして本作はシリーズでもっとも「かすかべ防衛隊」が活躍する作品です。 キャラクターの個性もしっかり描かれており、特にマサオくんの描写が大好きでたまりませんでした。 そしてシリーズのファンとして嬉しかったのが、過去のシリーズを踏襲したような展開が数多くあったことです。 これこそクレしんと言える冒険と、大人にしかわからないギャグ、そして粋な台詞がたっぷりあります。 これはかつてクレしん映画を楽しんだ方には嬉しい要素なのではないでしょうか。 個人的に注目して欲しいのは台詞の数々。 特にしんのすけが道中に出会うお相撲さんへ言う台詞は、大人こそが面白いと感じるはずです。 そんなオトナへの視線を忘れないクレしん映画が、自分は大好きです。 【ヒナタカ】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-04-24 19:09:11)
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