みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
8.《ネタバレ》 恋愛ドラマだと思ったら、ちょっと外れたところもありましたが。全体としてはよかったけど、事故に会ってからの展開がややありがちで残念。とはいえ、主役2人の魅力はよく出ていたと思うし、役所の人たちや近所のおばちゃんといった脇役陣もよい。とりあえず楽しんで見られました。 で、この映画での異分子が奈穂子の父親。この人、娘のことを「障害者」としか見ていません。そこが、障害者である以前に一個の人間(女性)であると認識している健太郎君との大きな違いでしょう。4人の親の中でいちばん過保護なのもこの人ですし。最後、2人はそれなりに交際を続けている様子ですが、奈穂子の父親は登場しない。つまりすっかり蚊帳の外に置かれているわけで、異分子ぶりを象徴的に表した扱いでした。個人的には、この「障害者である以前に人間である」というところの方が、ポイントが高いです。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-06-18 14:23:24) 7.そらあんなに可愛かったら頑張るわな。というか頑張らなあかん。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 7点(2017-06-07 21:32:35) 6.星野源が「逃げ恥」のような役柄でハマっている映画。 特に凝ったところが無いが、特に前半は観ていて感動的なところが多い。自分にとって掘り出し物と言える。最後はちょっと弱い気がするがそういう作品だろうか。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-12-23 20:53:08) 5.《ネタバレ》 終盤の赤裸々な(?)シーン、そこに批判的なご意見も多いみたいですね。でも、ワタシ的にはそこにそこの映画のミソがあるんじゃないかと思うのです。 だってそれ以外は、 「無気力なオタクの青年が初めての恋により、自分の内なる壁を乗り越えて成長する」とか、 「お相手は視覚に障害のあるはかなげな美女」とか、 「彼女の父親は金持ちで見栄っ張りで分からず屋」とかとか、 みーんなある意味手垢のついたような設定じゃないですか。 「美男美女でない者たちの不器用な恋愛」は確かに数々の映画でポピュラーなテーマとして取り上げられています。 しかしそれらは、あくまで清純な恋愛の枠を出ていなかったのではないでしょうか。「ピュアでプラトニックで爽やかに」と一本調子で描かれる恋愛です。 そこにはとどまらない「大人の男女なら当然持つであろうパッション」を非モテ系の不器用な恋愛にも大胆に持ち込んだところ。それこそがこの映画がほかの類似映画に埋もれさせない要因なのです。観た人の心にざらついた違和感としてひっかかるのです。 正直、そういうとこまで見たい人がいるのか?という疑念もないわけではありません。実際不快感を表す人もいらっしゃるみたいですし…でも私には少なくとも不快ではなかったなぁ。鑑賞後時間を置くにつれてむしろこのざらつきが心地よくすら感じられてきました。 そういう意味では観る人を選ぶ映画なのかもしれません。でも凡作ではないことは確かです。 というわけで、よかったらお試しあれ… 【ぞふぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-12-15 18:08:25) 4.現代人には、引きこもりだったり、オタクだったり、自分を見た目で判断されることを気にする人が多くなってきた。そんな人たちも、自分の中身を知ってもらえれば、と思っている人が大勢いるだろう。そんな人たちを代弁する映画で、純愛な感じがとてもよかったが、最後だけ若干やり過ぎかな。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-06-10 13:13:18) 3.《ネタバレ》 私位の年になると自分の事より(まだ諦めてはいませんが・・・)、よそ様の色恋が気になり応援したくなるものなんですが、映画とは言えまさに此れがそうで、難癖ある二人の行く末が気になって気になって・・・ 二人の恋愛が本線でありながら、子離れ出来ない親の物語でもあって面白く観れました・・・が、終盤のロミオとジュリエットばりのカエルよじ登り辺りからの失速感が残念でした。 無駄にラブシーンも多かった(最初は良いとしても、ラストはキス位で良かったのでは?)。 終わり方が決まれば、もっと良い映画になったと思う。 それでも先ずは一歩踏み出さないと恋は始まらないよ?って感じで、勇気を貰える映画だと思う(おじさんの私も頑張りますかね・・・)。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2013-12-07 13:13:07)(笑:1票) 2.《ネタバレ》 過去に心に傷を負ったオタク青年も、勇気を持って傘を差し出せば…という作品なんだけど、見終わって爽快感がわき出てきませんでした。なぜか考えましたが、①2階ベランダまで腕だけでよじ登り&長時間ぶら下がるのは、相当体を鍛えていないと無理無理無理。②この映画は親の子離れも重要なテーマなんだけと、夏帆の父親が最後に2人の交際を許したのかが分からない。この違和感以外は、二人の真面目なお付き合いに、公園のキッスも夜這いも許しちゃいますよ。牛丼屋の展開はグッと来ました。夏帆の演技に+1点。 【Banjojo】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-07-22 00:00:33) 1.夏帆の横顔から、ピアノを弾く彼女の指の動きへ、 彼女自身の演奏をしっかりと捉える緩やかなカメラの動き。 二人の主観に可能な限り近づけんとするかのように、 お互いの肩越しの接写で切返される、二人の出会いのショット。 小高い丘の上でぎこちないキスを交わす夏帆と星野源の清々しさを 演出する、彼らを撫でるそよ風。 雨に濡れること。並んで牛丼を食べること。互いの生身の身体に触れること。 そうした接触・感触を意識した部分部分の積み重ねが丁寧でいい。 それだけに、二階へよじ登る星野と彼の手を握って引き上げる夏帆の 協働のシーンが手抜きにみえてしまい残念だ。 2人が渾身の力でベランダを乗り越える、 最も肝心な触れ合いの部分が省略されてしまっている。 誰がどういう動作をして、どうなったという流れはとりあえず解る。 が、心を動かす映画のアクションにはなっていない。 ベランダからの落下のくだりも同様である。そこが惜しい。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-06-25 23:10:30)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS