みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 序盤はこれから何が始まるんだろうってワクワク感がある。 冒険の旅に出掛けるのかと思ったけど、田舎町でぐだぐだするだけなのは驚いた。 終盤は切ない展開になったけど、良い勉強になった気がする。 犯罪者だし、いっぱい迷惑を掛けられるけど、憎めない男でしたね。 あと、海兵隊の狙撃兵は最強ということがよくわかった。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 7点(2024-10-16 17:26:28) 2.《ネタバレ》 主人公の友人がリバー・フェニックス似なのでパッとみスタンド・バイ・ミーっぽい印象を受けましたが、マッドとの繋がりを通しての少年の成長の物語りという感じで終わってみたらそうでもなかったですね。 途中までは雰囲気も良く少年もいい演技でよかったですが、最後の銃撃戦みたいのはいらんかったかな。じいさんの伏線回収みたいな感じなんでしょうが、賞金稼ぎがあんだけいて準備万端の奇襲攻撃に対して相手は全滅でこっちは全員無事って現実感のあるエピソードが多い中でリアリティに欠けます。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-12-15 12:09:38)(良:1票) 1.《ネタバレ》 本作の紹介にあたっては『スタンド・バイ・ミー』がしばしば引き合いに出されますが、その含蓄の深さは名作『スタンド~』をも凌駕しています。まず、少年のひと夏の冒険物語があって、その周りに男女関係の難しさへの考察があって、さらにその外側には普遍的な人生哲学がある。噛めば噛むほど味の出る、多層構造の素晴らしいドラマです。。。 主人公・エリスの両親は離婚寸前の状態にあり、もし離婚すれば、住み慣れた家は取り壊されてしまう。傍から見ればボロ家であっても、エリスにとっては思い出の詰まった大事な我が家です。また、マッドの求めに応じてエリスは他人の敷地に放置されていたボートのエンジンを盗み出します。エリスにとっては盗んでも問題のないガラクタにしか見えなかったそのエンジンも、所有者にとっては大切な生活の糧であったことが後に判明します。人は、それぞれ大事なものを抱えて生きており、それは他人の価値観では測りきれない場合もあるのです。。。 しかし、大事なものに執着し続けると、その人は壊れてしまう。過去を捨てられなかったトムおじさんは変人となり、マッドは人殺しになりました。また、マッドへの復讐に固執しすぎた被害者の父親は、もう一人の息子までを失ってしまいました。人生を進めるためには、何かを捨てねばならないのです。ラスト、エリスは住み慣れた家の取り壊しを見届け、親友と父に別れを告げて、母の待つ知らない土地へと旅立ちます。エリスにとってはまったく不本意な展開ですが、到着した新居では近所の美少女に挨拶されて、ちょいとテンションが上がります。愛着ある古いものを捨てることは辛くて苦しいが、その先に待つ変化には良いことだって含まれているのです。。。 以上の趣旨は素晴らしいのですが、前作『テイク・シェルター』と同じく、この監督さんの演出はひとつひとつのシーンが微妙に長いため、全体としては間延びして感じられるのが難点でした。あと、絶対何かやらかすだろうと思ってた悪人顔のマイケル・シャノンが、最後まで何もしなかったという点にも、妙にガッカリさせられました笑。「人生とは何かを捨てることだ」というテーマの本作において、川底のゴミを拾うことで生計を立てる彼の役どころには何らかの意味があると思ったんですけどね。そして最後に、TSUTAYA傘下のアーススターエンターテイメントによるDVDの画質・音質は何とかならんもんですかね。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-08-06 19:58:06)(良:1票)
【点数情報】
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