みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
12.人の行く裏に道あり花の山、みんなで渡れば怖くない、歴史は繰り返す、そんな格言が頭をよぎります。 詐欺まがいの債権に群がる普通の人たち、大多数の人はなかなかバブルに気付かないんでしょうね… 突然変異の繰り返しによる40億年の生命の進化なんかを考えると、経済破綻に自然災害、核戦争も含めて想定外の事態が起きるのは至極当然ですね。 【ProPace】さん [インターネット(吹替)] 7点(2022-07-31 10:50:35) 11.《ネタバレ》 自分でも体感した低所得者向けサブプライムローンによるリーマンブラザーズの破綻。 時代の懐かしさと復習、そしてバブル崩壊を予測し世界経済の破綻に賭けた男たちがいるなんて天才的でスリリング。 非凡な思考の投資家や運を持つ投資家たち。ハイリスクハイリターンがリアルでおもしろい。まさに勝者。 経済に無頓着な人はおもしろくはないでしょうね。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-06-18 23:45:53) 10.《ネタバレ》 激震級の経済破綻、リーマン・ショックが何故起こったのか、その数年前からの金融界の動きを複数の投資家らの「読み」を交えながら解説してくれる本作、勉強になりました。 住宅市場の健全性を疑う‟先見性”を持った人たちは存在していて、それがすでに賢すぎて凄いんだけど同時に自分の読みを信じて大量の空売りをかける、その度胸の強さにもまた小心者の私は驚嘆した次第です。 恐ろしいのは、破滅が来ることを判っていたのはごく少数の人だけだったこと。大銀行も大手マスコミも彼らの訴えを相手にしない。だって格付けがAAAなんだもの。住宅債権が超優良物件なのは常識なんだから。クリスチャン・ベールが取引成立のあとメガバンクの連中に大笑いされていたように。 経済市場ってなんだか生き物のようで不気味にも感じましたねえ。ビビるのは債務不履行が明らかになったのに債権が値上がりする現象が起きたこと。まるで心臓が止まったのに血流が流れ続けているようではありませんか。なにこの生き物。さすがにクリスチャン・ベールもスティーブ・カレルも意味分かんなくて取り乱してましたね。もちろんその後予想以上の大破綻は発生するのですが。最終的にベールの会社の利益率が+411%だって(!!) 我々が暮らす資本主義社会の暴走した結果が2008年のこの事件。人類の英知をもってして、この繰り返しは是非とも避けたいものです。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-18 23:18:45) 9.演技していた俳優が、いきなりカメラへ向かって、当該シーンの解説を始めるという演出。 面白かった。 違和感があるけど、お芝居から急にドキュメンタリーになって実話なのを思い出す。 若者二人が勝ち組へ転じて大喜び・・を叱り付けるベン。 我々が大儲けしてる一方で、地獄へ堕ちる国民が大勢居ると判っているのか? が重い スティーブ・カレルのお笑いではない演技は、どうでしょうか? いつギャグってくるか、常時不安でした。結果ギャグは一切なし。シリアスに徹しています。 DVDの字幕と吹き替えで、CDSとCDOが混乱していて余計にややこしい。 一時停止して、ウィキってから再開が何度も。これは映画館で観るには、金融通でないと無理。 残ったのは映画に対する感動ではなく、資本主義社会の暗部への悶々たる感情でした。 でも、映画製作者の意図がそこにあったのだろうと勝手に解釈して良しとします。 ショートって、資金不足の意味じゃなくて、金融用語だったのですねえ。まずはここから・・? 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-05-07 21:19:15) 8.《ネタバレ》 ~億ドルの損得に悲喜交々するモラルのモの字も無い世界が描かれた実話。孤高のマイケルが巨利は得たが顧客との信頼関係は得られずファンドを閉じたエピソードのみ心に残る。華麗なる大逆転という邦題は不適切。爽快感はどこにも無い。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-01-14 22:24:51)(良:1票) 7.《ネタバレ》 金融用語は少し難しいですが、理解できればじわじわくる面白さです。淡々と描いていますが、起こった事実を重ねると、いろいろと考えさせられます。「サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉」を読んでから見ると、より深く理解できると思います。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-12-13 14:19:38)(良:1票) 6.《ネタバレ》 個人的にこの手の金融系には興味があって、原作も読みました。なので一通りの専門用語には付いていけました。リーマンショックの時はいかに巨大な金融機関が崩壊したかが焦点でしたが、その裏で「その崩壊に賭けた」人達がいたってのが面白いです。賭けに勝って巨額の富を得たにも関わらず、大喜びをするでもなく、むしろ淡々としている彼らが印象的でした。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-10-14 08:34:21) 5.すこし変わった編集&脚本で構成された作品(ドキュメンタリー風の視聴者側を意識した演出)..予備知識なしだったので、内容を理解するために、必死 で観る(字幕を読む)ハメに..詳しいことは分からないけど、簡単に言えば、世の中の大部分が大損害(大損)する一方で、暴落すればするほど、儲かるっていう仕組みがあって、それで大儲けした奴がいた! っていう物語.. 何も生まない、何も作らない..所詮、机上で繰り広げられる、マネーゲーム!! 金融、証券業とは、一般庶民には想像すらできない世界.. “世の中 狂ってる!” としか言いようがない.. 私の大好きな格言、「働かざる者 食うべからず!」... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-10-03 22:35:12) 4.《ネタバレ》 ○ものすごい情報量の映画。しかも2時間ちょっとほとんど休憩なく進む。株関係の知識が多少ないとしんどかな。○各所に出てくる演者の演技もそれぞれ楽しめる。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-05-08 23:11:14) 3.多大な利益を出しながら爽快感はゼロ。挿入歌のセンスは素晴らしい。 【kaaaz】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-03-13 15:35:35) 2.《ネタバレ》 いかにも、グリーングラス御用達のバリー・アクロイドらしいラフな手持ちカメラが実録風を演出する。 クリスチャン・ベールの表情にズームしつつピントを合わせてみせる手つきなどが相変わらずワザトラシイ。 当時の風俗のスチルが目まぐるしくコラージュされ、饒舌なビジネス台詞の応酬に嫌でも集中させられる。 システムのいかがわしさに次第に焦燥を表していくクリスチャン・ベールの神経症気味の芝居も相変わらず達者なら、 頑固一徹を体現するスティーブ・カレルの気難しい表情も次第にヒューモアを醸していく。 当初はクセのある身振りを見せる主人公らの姿が逆に真っ当さに転換し、業界全体のアブノーマルを炙り出していく。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2016-03-13 08:28:36) 1.《ネタバレ》 誰から何度聞いても「デリバティブ」ってものの理屈がよくわからないので、CDS、CDOなどの単語が出てきて大混乱しました。だけど日本のバブルを30代で体験した年寄りなので雰囲気はわかった。わが国の場合、破綻したけど一部を除いて94年くらいまでは緩やかな崩壊だったんだけどね。とくにマイアミの金融屋のあんちゃんたち、あの手合いは80年代後半の不動産屋、銀行の手下だった街金にいっぱいいてブイブイいわせてたもん。画面からこちらに向かって話しかけてくる演出は、最近では「ジャージー・ボーイズ」、古くはボブ・ホープや森繁久弥がよくやってましたね。それより、ほとんどタイムボカンシリーズの「説明しよう」みたいな演出がアメリカ映画にもあることにビックリ。出演者の多くが“いつもの”役とかけ離れた役柄を演じてたのはおもしろかった。ただブラピは自分がプロデューサーに入ってる作品では“もうけ役”ばっかやっててちょっと鼻白む。ところで、「アルゴ」に続いて本作でもZepの「堤防が決壊するとき」がフィーチャーされてるけど、その歌詞が作品に見事にマッチしてて感動です。大音量で聞くボンゾのキックは腹に染みわたるなぁ。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-03-12 06:19:34)
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