みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 そもそもは大好きナオミ・ワッツさん出演という理由だけで、さして予備知識もなく見始めた作品。しかしながら、観終わってみれば一見邦画かなと思ってしまうような日本的、或いは東洋的な価値観・人間愛・宗教間を感じさせてくれる佳作でした。 マシューさんの嫌な旦那っぷりとナオミさんの悲しいぐらい堕落してしまいそうな嫁っぷりの演技。流石ですね。渡辺謙さんの傷付き疲弊しながらも生命力に溢れた存在感も流石でした。 初出時には超違和感だった「キイロ」という名前の伏線はもうひとひねり欲しかったところ。どう考えても「ファイナルデスティネーション」的に交差点で突っ込まれてしまう顛末は、物語の展開上予定調和的必然性を感じてしまうこと。些末なところでは、いくら凍えているからといって遺体の衣服を拝借して着用していて大丈夫なの?とか、テントの中だって相当な状況だろうに?とか…。気になるディテールはありますが、富士の樹海の懐の深さを背景に3人の名優が綴る物語は静謐な中に途切れることのない緊張感が満ちていて見応え十分でした。空港のカウンターや病院の医師、カウンセラーの雰囲気がちょっとばかり日本人離れしていて「あぁやっぱハリウッド作品だ」と思わせられたぐらいが興覚めポイントでした。 結局タクミは誰だったのでしょうか?人知を超えた存在?それともアーサーの良心?無粋な結論が披露されなくて良かった。最後まで納得できた良作でした。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-16 12:16:46) 2.わざわざ日本にまで自殺しに来るんじゃねーよと。誰が税金と労力を使って死体を処理すると思ってんだと。最初のうちは、主人公に怒り心頭。しかしケンワタナベが登場したあたりから、なんとなく物語に引き込まれました。脱出ゲーム的なサバイバル劇でもあり、ホラー風でもあり、謎解きの要素もあり、スピリチュアルでもあり。主要な登場人物は3人だけながら、ちょっと安めの幕の内弁当といった感じでしょうか。単純な私は、終盤の「キイロ」「フユ」のネタバラシについゾゾゾッとなりました。 余談ながら、奥さんの顛末とよく似たストーリーを、その昔「ブラック・ジャック」で見たことがあります。たしかドクター・キリコが登場して、最後に大笑いしながら去っていくという印象的な話でした。こうしてふと思い出させるような作品を生み出した手塚治虫はやっぱりすごいなと、エンドロールを眺めながらしばし感慨に耽りました。 【眉山】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2023-10-22 01:57:23) 1.《ネタバレ》 死に場所を求めて富士の樹海に行った主人公(マシュー・マコノヒー)は、樹海の中でタクミ(渡辺謙)に出会う。 ほぼこの二人が樹海で彷徨うシーンと主人公の妻(ナオミ・ワッツ)との回想シーンだけなので、集中力が途切れそうに・・・ 真剣に見ていないと大切な伏線を見逃しそう。 ~大切な伏線~ 妻の名前がキイロ、娘の名前がフユ 「水辺」 「ヘンゼルとグレーテル」の記憶違い 「天国への階段」という歌 妻の「水辺が好き」というセリフで、漸く、もしかして!?となりました。 見終わった後、検索シーンの「a perfect place to die」をググりました。本当にあのサイトがありました。 重い話なのですが好きな映画です。毎日を大切に生きたくなります。 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-15 22:03:47)(良:1票)
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