みんなのシネマレビュー

私たちのハァハァ

2015年【日】 上映時間:91分
ドラマ青春ものロードムービー
[ワタシタチノハァハァ]
新規登録(2016-09-11)【かっぱ堰】さん
公開開始日(2015-09-12)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督松居大悟
助監督広瀬斗史輝
キャスト三浦透子(女優)文子
中村映里子(女優)
池松壮亮(男優)
脚本松居大悟
編集松居大悟
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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2.まあ私は女子高生ではないので、感情移入できないのは当たり前かと思われる。
ホームビデオ風で、画面が揺れまくったり声が重なってうまく聞き取れなかったりするところも、私は傍観者であり ただ覗き見ているだけだと考えると、その状況を表していると言えるかもしれない。
彼らが夢中になっているバンドの音楽も 私にとってほとんど興味のないものであり、そんな中でもこの映画を最後まで見ることができたのは、内容は異なるにせよ 私も将来に対する漠とした不安を感じたことや、傍から見たらおかしいと思えるような事にのめり込んだ 昔を思い出すからなのかもしれない くろゆりさん [地上波(邦画)] 7点(2021-08-27 14:40:43)

1.《ネタバレ》 宣伝写真の印象にはかなり騙された。公式サイトにあるような、穏やかな海を背景にしてそれぞれの思いを含んだ顔の場面とか、草原で自転車に乗っている場面(これはこれでかなり変だが)は劇中にはない。そもそも移動手段にもこだわっておらず、自転車で1,000kmなどというできそうもないことはしない話になっている。
またこの映画が見づらい原因としてはカメラの動きがせわしないこと、及び集団で奇声を発するのがとにかく物理的にやかましいことである。こんな音響で本人らの脳が破壊されたりしないのかと思うが、後半になってLINEのやり取りをしていた場面は静かで、最初からこれだけでやっていればよかっただろうと思わせる。

そのほかとにかく傍若無人のふるまいが多く危機管理の観念も欠落していて「この連中はバカ」と言い放って終わりにしたくなったがとりあえず黙って見ていると、神戸まで行ったところでやっと無敵集団が解体し、誰がどういう風にどの程度バカなのかもわかって来た。ミュージシャン志望の人物が一番のバカに「戦ってちゃんと!」と言っていたのは可笑しい。終盤に至るとまた少し意外性のある展開だったが、ここで以前に世話になったお姉さんに怒られたのを見ると、自分がこの連中に感じた反感は必ずしも性別の違いによるものでないことがわかる(当然だが)。
自分としては仮に同年代であってもこの連中には絶対共感できないという自信があるが、少なくとも自分以外の誰かにとっての青春を濃縮してみせた形になっているのだろうとは思われる。当然ながら本人らもまだ何とか許されるうちを狙ってやる小狡さはあるわけで、こういう連中の未来を信じてやれなければそれこそ「日本オワットル」ということになるだろう。
ちなみに、2回見ると初回よりは少し微笑ましく見られる。終盤でライブ映像に本人らの歌声が被さるところも少し感動する(やかましいが)。

なお劇中で未成年が煙草を吸う場面があったが、常習者はミュージシャンだけで(さすが不良少女)、もう一人は吸い方を知らなかった。
また広島での夜は「ナミキジャンクションの近くで野宿します」とのことだったが、原爆ドームの見える場所(平和記念公園)を“ライブハウスの近く”としか認識していないのは年配者とは明らかに感覚が違っていて笑ってしまう。少なくともこの連中にとってのいわゆる“聖地”ではないということである。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2016-09-23 19:58:09)

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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 7.00点
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