みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.《ネタバレ》 これはとても惜しい作品ですね。 前置きが長くて退屈なんだけど、奇妙なこどもたちと出会ってからは急に面白くなった。 過去に戻ったり、時間がループしたり、特殊能力があったり、複雑にし過ぎて物語がわかり難くなってるのが残念。 孤児院に隠れ住んでるというくらいのシンプルな設定で十分だったんじゃないだろうか。 能力を使った共同生活や敵との能力バトルがとても面白いので、それ以外の複雑な設定は余計だった。 能力の設定ももう少し工夫が欲しかった。 単独で強過ぎる能力があると最初からそれ使えば良かったのにとなってしまう。 地味な能力だったのに組み合わせや使い方の工夫で大活躍する展開の方が盛り上がったかも。 敵に冷やす能力者が居たけど、あの能力が味方なら面白味があったように思う。 水を凍らせて移動手段や武器も作れそうだし、熱する能力と組み合わせれば金属も破壊できる。 映画全体の構成としては難があるけど、面白さを感じる作品だったことは間違いないので、続編を見てみたい。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 7点(2022-09-29 14:01:38) 6.愉快痛快であったのです。ペレグリン女史のミステリアスな美貌がまたとてもアクセントになっています。配役もよかったですね、それぞれの魅力が引き出されていると思います。双子、そして主人公少年(青年?)の「ちから」が謎解きのようで、よかったです。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-08-22 15:36:10)(良:1票) 5.《ネタバレ》 何度も何度も繰り返す、第二次大戦下のとある一日の中に暮らす“奇妙なこどもたち”。重い鋼鉄の靴を脱ぐと大空へと何処までも舞い上がってしまう少女、身体の中に蜂を飼う少年、頭の後ろに化け物の口を持つ女の子、服を脱ぐと誰の目にも触れることなく自由に動き廻れる透明少年、自ら手造りした心臓を埋め込み人形や死体を自由に動かすことが出来る青年、念じるだけで植物をみるみるうちに成長させることが出来る女の子、過去の記憶や未来に起こる出来事をスクリーンに投影できる少年、とある事情によりいつもマスクを被った双子、触れるもの全てを焼き尽くしてしまう若い女性――。保護者であるミス・ペレグリンとともに何者にも干渉されず、永遠の平穏の中に生きる彼らの世界へある日、ジェイクという名の青年が迷い込んでくる。謎の死を遂げた祖父の遺言を手掛かりにここまで辿り着いたといういう彼と、瞬く間に仲良くなる子供たち。だが、まるで狙いすましたかのように、平和だと思われていた彼らの世界にも邪悪な影が忍び寄ってくる……。ティム・バートン監督の最新作は、そんないかにも彼らしい奇妙な奇妙なファンタジー作品でした。舞台設定もキャラクター造形ももう抜群の安定感で、彼の信望者である僕は素直に楽しめました。さまざまな異能力を抱えた子供たちもさることながら、彼らの保護者であるミス・ペレグリンを演じたエヴァ・グリーンもなかなかのハマり具合。サミュエル・L・ジャクソンが集めた子供たちの目玉をパクパク食べるところなんて、毒気が効いてて最高でした(笑)。ただ、いかんせん原作ありきの作品なので、ストーリーが全体的に駆け足気味なのが惜しい。特に最後、主人公が世界を駆け巡って子供たちの元へと駆け付けるシーンはもっとじっくり時間をかけて観たかったです。とはいえ、僕は充分楽しめました。7点! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-01-03 19:23:17) 4.◇やっぱりティムバートン監督の世界観は楽しいですね。ビッグフィッシュを彷彿とさせる、特別な子供たちへの温かい眼差しの描き方。 ◇お父さんがフツーすぎるのと、双子がカワイかったのがツボでした。 【ハクリキコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-03-05 10:05:46) 3.《ネタバレ》 其処此処にちらつくハリーハウゼンは勿論、屋敷上階の窓から急傾斜の屋根へと子供たちが脱出するシーンなどはふと宮崎駿の高所感覚を思い出させるし、 宙に浮かぶ少女エラ・パーネルが海中の沈没船へと沈んでゆく美しいシーンは押井守などを彷彿させる。 水中で彼女のはく息が水玉となって主人公エイサ・バターフィールドの顔を包むなどのロマンティックなイメージ創造は素敵だ。 沈没船を浮上させるシーンの高揚感や、遊園地に流れるポップなBGMがそのまま映画の劇伴BGMにスライドして活劇を盛り上げていくあたり クライマックスへ向けてのテンポアップもいい調子だ。 それだけに、『1941』とまではいかなくとも観覧車などの遊具はもっと活用して欲しいところだし、クライマックスの舞台がタワーであるなら 高所の特性を活かしてアクションを構成して欲しい。 ヒロインの特性が空中浮揚にあるのだから、ここで二人の協闘をもっと見せてくれれば、二人の別離と再会はもっと感動的だったろう。 敢えてそうはさせないところがバートン流なのだろうが。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2017-02-07 23:54:43) 2.ループがどうのこうのと、ややこしい設定を無理にセリフで押し込もうとするのは、正直、いただけません。ま、そんなに複雑の極みというようなオハナシでもないし、それに、何もかも片っ端からセリフで説明しようってんじゃなくって、それなりに気を持たせながら徐々に背景を明らかにしていこうともしているんですけどね。それでも多分、設定を盛り込み過ぎ、欲張り過ぎなんでしょう。設定が多いほど理屈っぽくなり、皮膚感覚として伝わるスリルも減退してしまいます。 それに、世界が切り替わる感覚をはっきり出すために、暗い場面と明るい場面のコントラストをつけたのかも知れませんが、暗い場面がノッペリベッタリした感じで、もうひとつメリハリが無い。まあ、これに関しては、「敵」の姿なり顔なりを闇に紛れさせながらジワジワと見せていく、という効果もあるんですが。 という風に、ちょっともうひとつかな、と思う面もあるが、楽しい映画には違いありません。中盤アレコレとエピソードをとっ散らかしつつ、クライマックスでもさらにハチャメチャやりながら、それでも気がついたらパズルのピースがちゃんとハマるところにハマっている、その破天荒な収束感。ちょっと『ダーク・シャドウ』を思い起こさせます。あと、過去のバートン作品との関係という事で言えば、『シザーハンズ』みたいに刈り込まれた庭木があったり、人形同士が戦う場面がコマ撮りっぽい動きだったり。 そしてこの物語もまた、これまでの彼の作品に見られたように、世間にうまく溶け込めない不器用な主人公が、世間から隔絶された異形の者たちにいざなわれ、2つの世界の間を彷徨うお話、ですが、そういう鬱屈のようなものは比較的薄くって、「奇妙な」ものを次々に映画に登場させては、我々を驚かせたりワクワクさせたりして楽しませてくれる作品になってます(だからこそ、理屈っぽいのがどうも残念)。時にはちょっとシンミリもさせて、主人公が若き日のお爺さんと電話で話す場面なんか、わたしゃ好きですね。 その他その他、『アルゴ探検隊の大冒険』みたいな骸骨軍団が登場したかと思えば、それこそ妖怪ウォッチのふぶき姫ネタみたいなトホホな温度対決もあったり、何でもアリアリ。↓そうそう、クライマックスでは遊園地で遊んでる監督さんご自身のお姿も。まさにホンの一瞬。 【鱗歌】さん [映画館(吹替)] 7点(2017-02-05 21:23:34)(良:1票) 1.《ネタバレ》 行ってきました、ティム・ バートン監督の奇妙な奇妙な魔法の世界! 相変わらずのその世界観、子どもたちもみんなかわいくて、とても楽しかったです。ランサム・リグズの原作「ハヤブサが守る家」は未読ですが、この内容ならば映像化はバートン監督以外にありえないでしょう。(というか、バートン監督以外は誰も挙手しないでしょう) 特殊な能力の使い方がとても優しい。日々の生活の中でそれとなく役立っていたり、リスを助けるためであったり。子どもたちがその能力を駆使して悪に立ち向かう遊園地のドタバタ活劇も面白かったです。しかし、同じ日を繰り返すばかりでなく瞬間移動もできるのか? などなど原作を読んでいないと展開についていけない部分もあって。でも視覚的には期待通り楽しめたので、それを大きな減点にはいたしません。それに世界のお札大全集でわが日本が誇る "一万円札" が一番上だったのは、とても気分よかったぞ。よってプラス1点。ちなみに今回、監督ご自身がカメオ出演されておりました。ほんのほんの一瞬だが (笑) みなさまも気づいたでしょうか? 【タケノコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-02-05 11:27:53)(良:1票)
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