みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
9.重苦しい空気の映画ですが、ラストにわずかな救いが見えます。 【東京ロッキー】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-06-11 14:45:54) 8.《ネタバレ》 岡田君が真犯人を捕まえた電話を受けた時、メチャほっとするんだけど、同じくらい、僕もホッとしてもーたやん。僕も心から「ありがとう」って思ったやん。よくよく考えたら、ストーリーはなんか薄いような気もするねんけど、気が付いたら、かなり岡田君に同調しました。 【なにわ君】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-04-27 09:11:55) 7.《ネタバレ》 短い時間で無駄な模写もなく濃密な人間関係は見ごたえがある。途中まではミステリーとしても面白い。 岡田准一をはじめ主役3人の演技が良い。 終盤、犯人があっけなく捕まり(しかも意外な人物)ちゃっと納得いかない部分もある。 【とれびやん】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-04-16 23:33:43) 6.盛り込みすぎなんではないだろうか。主人公が抱える個人的な問題がいろいろあるが、メインストーリーに関わりがない。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-04-16 10:23:57) 5.《ネタバレ》 昭和の名作を彷彿とさせる様な重く凍てついた雰囲気で始まり、その後も岡田准一を取り巻く展開はシリアスそのもの、なので率直に、相当に悲劇的なラストをどこかで期待していた。だから、意表を突く結末には個人的には正直言って大いに拍子抜けしたし、その意味では終盤までの重厚さはある種、ミスリードと言えるものだったとも思う(ただ、そもそもそんな重厚な大河サスペンスが100分の映画にゃならんよねえ…)。 でもそれは、たとえ不幸な過去があっても人はそれを乗り越えられる、というメッセージにも感じられるし、このささやかなハッピーエンドを喜ぶ方が人間としては自然だろう、とも思う。重ねて、テクニカルなものだったとしても全体の重苦しい雰囲気は中々に上質であったし、豪華俳優陣の演技も総じて素晴らしかった。少し贔屓目が入るが、1点プラスしておきたい。 【Yuki2Invy】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-04-16 18:32:05) 4.《ネタバレ》 なんとなく古臭いかなって撮りかたも、実は万人に分かりやすく、編集も実に無駄のないものでした。 ストーリーとしては、肝である過去の事件とは関係ない犯人の登場で『ことなき』を得ます。父は被害者、母は加害者って事では娘がかわいそうですね。とはいえあの3人で死んでいいのは佑さん。 さすがです。 キャストがしっかり役割を演じて、制作がきっちり仕事をした、良い映画でした。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-05-06 05:58:58) 3.「犯人が挙がった。犯人は・・・」と刑事ものサスペンスとして見ればあまりにも唐突な展開だが、この映画はそういったサスペンスものではない。子どもの頃大変な事件を起こし、大きな秘密を抱えた3人の少年の人間ドラマなのだ。それぞれが刑事、被害者、容疑者として25年ぶりに再会するところは、「ミスティックリバー」とよくにている。重々しさでは負けるかもしれないが、暗くて後味の悪かったミスティックリバーに比べわかりやすく、それぞれの人物もよく表現できていると思う。身勝手な母親と別居中の妻を抱える刑事の篤が主人公だろうが、家族を大事にするガラス屋の悟や過去の事実と正面から取り組んだ土建屋の啓太の方が共感を覚えた。ところで気になるのは残された被害者の娘、あっちゃん夫婦がよりを戻して引き取るのだろうか。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-01-29 14:56:10) 2.《ネタバレ》 昭和の文芸作品のような雰囲気で始まりましたが、上映時間も短くコンパクトにスッキリまとまっていた良作だと思います。 たしかにストーリーが薄味な傾向は否めませんが、 なにやら雰囲気あり気に3時間近く引っ張った挙句に難解・・・というよりよっぽどマシです。 役者はいいところが揃っていて安心感は申し分なし。 ラストは(予想外に)爽やかで清々しい。 【午の若丸】さん [DVD(邦画)] 7点(2017-12-24 22:07:40) 1.《ネタバレ》 今の役者さん達で今の時代を描きながら、そこはかとなく昭和。でも、その愚直な作り、嫌いじゃないです。 殺人事件をめぐる刑事の物語ではありますが、ミステリーとかサスペンスとかではなくて。刑事のドラマが中心で、犯人が誰かはそんなには興味ない作り、ちょっと市川崑監督の『幸福』を思い出しました。 やや不満の残る部分もあります。尺が短いためにそれぞれのキャラが最初から明確なイメージで登場して、そこから大きく変化する事なく過ぎてゆくとか(ずっとしかめっ面の岡田准一)、あちらこちらに「偶然」が散りばめてあるとか、長澤まさみの扱いが中途半端だとか、殺人事件の当事者達の感情が省略されるとか。 ですが、役者さん達それぞれの不幸っぷりが上手くハマっていて、それはリアリズムとは別の世界のものではあるのですが、独自の寒色の映画世界が築かれていて。特に安藤サクラは不幸っぷりが画になる人で。 映画は過去の記憶を留めつつ、今日を、そして未来を生きてゆこうとする姿を描きます。幾つもの不幸と悲劇を描きながら、それでもなお、新しい生命に明るい未来が託されてゆきます。それは、この映画そのものに込められた想いにも重なって。日本の風景、日本の色、日本の空気、そして日本の人を画として残そうとしているようで、その真摯な姿勢を「古臭い」とかで片付けたくはないと思いました。あとは継ぐ者の問題、かな。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-05-08 21:28:31)(良:1票)
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