みんなのシネマレビュー

わたしは、ダニエル・ブレイク

I, Daniel Blake
2016年【英・仏・ベルギー】 上映時間:100分
ドラマ
[ワタシハダニエルブレイク]
新規登録(2017-04-27)【ESPERANZA】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【にじばぶ】さん
公開開始日(2017-03-18)


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監督ケン・ローチ
脚本ポール・ラヴァティ
音楽ジョージ・フェントン
撮影ロビー・ライアン
配給ロングライド
字幕翻訳石田泰子
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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5.《ネタバレ》 20年前は、自分はパソコンなんか使うわけが無いと思っていた。
5年前は、自分がスマホなんか使うわけが無いと思っていた。
時代はどんどん変って行く・・ 必死で世の中に付いて来たつもりだが
いつかは年老いて置いてけぼりになるのかも・・ その時自分の生活はどうなるのか・・?
いろいろ考えてしまった映画ではある。
もう一方、シングルマザー側のストーリーも辛い。
母親は学生だったのか・・ 子供二人抱えて片親で、学校に戻りたい? 厳しいよねえ。
解決策を見出せない弱い人達に充分な福祉があれば、それに越した事はないのだが
不正受給が増えても問題だ。 ゲゲ! 映画の批評じゃなくなってしまった。
問題提起のドキュメントとしては成功だけど、映画としては・・満点とは言えないかも。
ちょっとアッサリし過ぎでした。まあ逆にそこがいいという人も居るでしょう。
残された母子のその後が描かれないのがね・・チョット残念。 グルコサミンSさん [DVD(字幕)] 7点(2019-03-02 00:13:07)

4.是枝監督の「万引き家族」がパルムドールに輝くというビッグニュースが入ってきたその日に2年前の同受賞作「わたしは、ダニエル・ブレイク」を鑑賞。ドキュメンタリーではないので当然誇張もあるだろうが、これを観たイギリスの公務員は何を思うのだろう? 長年真面目に働き、税金を納めてきた主人公に対するあまりに冷たい仕打ち。普通なら自分のことでいっぱいいっぱいになるはずだが、ある母子家庭のことを気にかけ、親身に接するダニエル。その人柄が映画に温かみを与えていた。(特に前半は)淡々としていて、映画としてどうかな?とも思ったけど、終わってみればやっぱり佳作として記憶に残る。 リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-20 23:06:41)

3.フードバンクでのケイティの自分を恥じて泣く姿に号泣。
そうなるんじゃないかと薄々感じていた通りの結末がやるせない。
血の通わない行政システムを改善しようとする気はないのか、公僕という言葉は死語なのか。
危機管理が要る年齢なのに日々の暮らしに追われているだけの自分に警鐘を鳴らしてくれる作品。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-15 20:01:24)

2.予告編に釣られ、鑑賞..貧困と役所の複雑な制度を皮肉った作品..心臓病を患ってしまった大工の(中年男)ダニエルと、2人の子供を抱え奮闘する(シングルマザー)ケイティとの、ささやかな交流をリアルに描いたヒューマンドラマ..イギリスの事情を詳しくは知らないが..観ていて、他人事とは思えない身につまされる展開に、心が痛む..そして、やるせなさが募る..映画として、良作.. コナンが一番さん [DVD(字幕)] 7点(2017-11-19 15:24:11)

1.税金を払う事を誇りに思い、真面目に生きてきた男が病気で働けなくなった事によって、社会からつまはじきされていくという物語。
どこの世界でもお役所はあんな感じですよね。本当に市民の事を考えてくれているのか。
そんな社会に不満を持つ主人公ダニエル・ブレイクの、静かな戦いが淡々と描かれる。
彼は決してヒーローではない。しかし、彼が投げかけたメッセージは同じような不満を持つ者の心に大きく響いただろう。
それだけでも、彼のとった行動は報われるのではないだろうか。
決して感動を煽ったりせず、常に乾いた視線で綴られる物語はケン・ローチ監督らしい語り口だった。 ヴレアさん [DVD(字幕)] 7点(2017-09-07 08:21:08)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.80点
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