みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.《ネタバレ》 この原作は(不用意なこと書けませんが)映像化できないタイプの小説だと思ってたので、どうやって映画化するんだろう、と、怖いもの見たさ混じりではあったんですが、いや、なるほど。 原作に施されていたいくつもの仕掛けのうち、割愛するところは割愛し、登場人物の役割を入れ替えて、その設定を追加して・・・(不用意なこと書けませんが)。 何言ってるかわかりませんね、すみません。しかし、感心しました。 というのはあくまでストーリーの話。映画自体は、というと、思わせぶりに画面が暗いばかりで、正直、イマイチ気分が乗りませんでした。肝心の蝶の写真が、何がどう写っている写真やら、すみません、私には最初さっぱりわからず。 ただ、後半になって色彩の変化が目を引き始めます。暗く赤い部屋、夕日に照らされた部屋。そして炎。ラストでもまた、主人公は自らの「過去」を、火とともに葬る。 キャスティングもうまかったと思います。クセのある俳優、あまりクセのない俳優。こういう配役の妙というものは、逆に「小説化できない」タイプの、映画ならでは仕掛けとも言えそうです。 この作品、見始めてしばらくは、どうなるかと思ったけど、最終的にはなかなか良かったのではないでしょうか。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-02-19 11:26:16) 6.《ネタバレ》 地獄変にちなんだ狂った姉弟の物語。よく出来たお話。まさか、あの人も登場人物になっちゃうんだとゆう驚きと、最後の斎藤工の放心状態の演技が印象的でした。 【なにわ君】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-04-11 07:38:46) 5.《ネタバレ》 ラブストーリーではなくて犯罪ミステリー。登場人物み~んなワルい。メチャクチャ歪んでるう~。去年の冬、きみと別れた後で非常なる復讐者となったボクちゃん。元自殺志願者でボクちゃんの復讐に手を貸してくれるあの娘。焼けているヒトを撮る…なんて悪趣味なアイツ。溺愛する弟のためならヒトをも焼ける女狐なアイツの姉。そして、愛する女狐のためなら何でもできちゃう、ラブシーンが何だかヘンタイみてえな濃ゆいお顔の上司、一番情けねえよな。ストーリーは真相解明の後半がちょっと粗いかな。それでも良作。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-08-24 01:41:33) 4.《ネタバレ》 見事に騙されました。タイトルからしてラブストーリーを想像していただけに、まさかのミステリー。そして、飽きることなく最後まで楽しめました。それにしても登場人物のことごとくが歪んでいるのもいかがなものか。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-03-20 00:41:48) 3.自分の想像を超える展開で結構楽しめました。後でよく考えると、かなり都合よく話が展開いており、非現実的な気もしますが、ミステリーとして楽しむには十分ではないでしょうか。繰り返し鑑賞できる類のものではないし、後味も何もないけど娯楽としては及第点です。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-01-06 09:59:47) 2.原作既読者にはどうでもいいことだろうけど、どんでん返しがあることを売る側が積極的にアピールしてたのは原作未読の者にとっては残念だ。興収のために…というのはもちろん分かるけど、これでは驚きが半減してしまう。真相を明かすくだりももう少しテンポよく見せた方が良かった。説明が多すぎる。逆に良かった点としては映像を挙げたい。品があり重厚、こだわって撮った感が伝わってきた。悪い映画とは思わない。むしろ2時間ガッツリ楽しめたけど、傑作にはなり損ねた…という感じかな。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-12-29 09:21:50) 1.騙された騙されてないで言えば騙された事になるんだろうか。 なんとなくは読めたし、そこまでやられたぁって感じじゃなかったんだけどね(負け惜しみ) とは言え、こういう最初から観客を騙す目的で作られた映画、嫌いではない。 ただ、予告編で観るもの皆騙されるとかあまりに煽りすぎだとは思った。どうしても疑ってかかっちゃうからあらゆる可能性を探るよね。 斎藤工の演技がとにかく最高だったので、それだけでも観る価値はあると思う。 とにかく、情報を何も入れずに観た方が楽しめます。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-03-12 11:40:00)
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