みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 難民のカリードとレストラン経営者のヴィクストロム。冒頭での邂逅から全く関係なく進む二つの話と思いきや、後半二つが交差して、という展開ですが、前半のカリードのパートがとにかくシリアスというか背負っているものがハード。まるでドキュメンタリーのようの淡々と進んでいきますが、後半、収容施設を逃げ出してからの展開というか雰囲気は幾分か肩の力が抜けた感じ。 特に、「時代は寿司だ!」とかいながら寿司とは到底思えない代物を作り上げるくだりは「テレビの罰ゲームだってここまでしないぞ!(笑)」という感じ。 ラストは無事に妹と再開、しかし、、、というところで完全に「希望」が見えてきたわけではないけれど、それでもなんとなく明るい未来になるのかな、という余韻が自分は感じられました。 【クリムゾン・キング】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-09-19 13:40:50) 3.《ネタバレ》 アキカウリスマキって、どん底の人世をそれでもハートは失わないって味だよね。 それが本作でも出てる。 難民問題を描いてる。 そこでふとカウリスマキって社会派なんだって気がつかされた。 ユーモラスなニュアンスがあるから、気がつかなかったよ。 日本が好きなとこは相変わらず。 そういえば日本の歌謡曲がながれる監督作(「過去のない男」)もあったね。 でもマッティペロンパーが出ないと、カウリスマキ色が薄くなるね。 似た俳優使ってるけど・・ 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-10-06 22:24:15) 2.《ネタバレ》 登場するワンコの名前がコイスティネンというのに、今も私の心の拠り所になっている「街のあかり」が思い浮かび、ラストショットに狂おしい思いにさせられました。 「何としても生きて、死なんといて、お願いやから・・・」 個の力ではどうにもし難い状況の中での一人一人のほんの少しの思い遣りと静かな意志が身に沁みる監督ならではの秀作。 日本贔屓の監督がいかりや長介さんの「もしものコーナー」を見たのかもしれないと感じた寿司屋の件は、笑いより痛々しさを感じてしまうもので、だめだこりゃの-1点。惜しい。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-08-14 00:59:24) 1.《ネタバレ》 ○アキ・カウリスマキ監督作品初鑑賞。○非常にシリアスなテーマながら、時にコメディありのソフトに進んでいくのが心地よい。決して本筋とは関係はないが、日本人にのみ分かるコメディシーンは見もの。微妙に誤解している所も含めて。○妹と再会できたとは言え、刺された主人公が微笑むエンディングだが、半ば強引。作風的に選ばれたエンディングだろうが、彼らにはまだまだ試練が待ち受けているのだろう。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-02-12 01:00:53)(良:1票)
【点数情報】
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