みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
10.1980年に韓国で起こった実話が元 民主化抗議への凄惨な武力弾圧「光州事件」 パッケージの画は笑顔だけど、かなりシリアスな内容。 2021年ミャンマーでの武力弾圧という点で、 とても重なるタイムリーな映画でした。 取材にきたドイツ人記者と、 その運転手を務めたタクシードライバー 前半は軽めのタッチで描きながら、 後半になると重くグッとシリアスに。 人の想いや、行動、人間関係などドラマチックな内容。 感情を刺激する、なかなか良い映画でした。 ただ、40年も前で、隣とはいえ異国の話 光州事件への知識や思い入れがないため、 感情移入や実感が薄かったのが惜しかった。 事前に事件と時代背景を知っておくとより楽しめるかも。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-28 22:40:17) 9.《ネタバレ》 ソン・ガンホ、一度見たら忘れられない顔で最近色々な映画でよく見ますが、やっぱり有名になるだけの何かを持っている演技に感じました。ストーリーとは関係ないしこの映画ではあまり見られませんが、韓国映画って食事のシーンが独特ですよね。ムシャムシャ、パクパク音をたてていて、お世辞にも行儀が良いようには見えません。自分がああやって食べたいとは思いませんが、いい意味でも悪い意味でも印象的です。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-06-23 10:44:13) 8.《ネタバレ》 これはもう「キリング・フィールド」+「ミッドナイト・ラン」のアジア版、と言ったら褒めすぎかな?導入部で、主人公の日常生活をきちんと(しかも手際よく)描いているのがよい。娘との関わり、金にはがめつい、そして身の回りのこと以外なーんも考えていない。その主人公がいつしか大規模紛争に引きずり込まれ、しかも見えなかったものが見えていく過程と語り口の巧みさ(お金のやりとりが反復して繰り返され、しかもそれがテーマにつながっているのも上手い)。一方で、タクシーチェイスがいらなかったのは皆様ご指摘のとおりですが、私はラストの表彰式もいらなかったと思う。娘とハグした後で一緒に果物でも食べているシーンで終わり、あとは字幕で説明なりを入れていればよかったのですが(あの靴を見て喜ぶ娘の顔が見たかったなー)。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-10 00:28:40)(良:1票) 7.なかなかの力作。 前半の展開に比べて後半少しまどろっこしくなるのは惜しい。強烈な事件のため、韓国の人たちが思う感情の入り方と多少違う面もあるかもしれないが、物語が分かりやすくよく出来ている。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-06 12:03:19) 6.《ネタバレ》 事実に基づいたドキュメンタリー的な部分と ちょっと笑わせるコミカルな部分との バランスがよい 内容ですね。普段韓国映画をほとんど見ないものなので主演の方も含めよくわかんないwけども、温かみのある人情感がいい感じ でも実際のところはどこまでがホントかはアレなんで まぁエンターテイメントに振った結果であるのでしょう [omake] 最後の検問であの兵士はなんであのタクシーを見逃したのかな?でもすぐまた追いかけるというね、これグダグダ(笑) 【Kaname】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-06-02 22:16:20) 5.《ネタバレ》 事件の事は最近になって知ったほど日本ではマイナーな事件ですが、知った後に少し調べてはいました。 しかし、ここまで市民が弾圧され犠牲になっていたとは、、、。 日本も戦争でもし勝っていたら、軍国主義のままいつまで民主化が進まなかったかと思うと恐ろしくなりました。 (まぁ、今も民主化といえど、、、ですが。日本人は声上げぬ国民性なので政府に舐められっぱなしですね。) この事件当時は韓国内でもメディア規制されていた様で、何も知らないソウル市民のタクシー運転手の目線で 視聴者の私も一緒に光州の真実を知らされていく段取りで作られているので、感情移入してしまいました。 私服警察の怖いこと! 運転手はどうして最後まで名前を隠したのかな、やっぱり怖かったのかな。平穏に暮らしたかったのかな。 ラストでドイツ記者ご本人のインタビューも印象的でした。 残念だったのは、脚色しすぎたカーチェイスシーン。かなりのマイナス点です。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-17 00:12:47) 4.《ネタバレ》 ソン・ガンホは相変わらず素晴らしい。彼の英雄的とは言い難い、娘想いの1人の中年男の目線から、少しずつ光州で起きている事態が明らかになっていく序盤〜中盤がすばらしい。だからこそ、終盤のあの交差点での彼の迷いに誰もが共感できるし、その決断が感動的なものになる。でも、それ以上に印象的だったのは、主人公の周りの庶民キャラのみなさん。タクシー仲間から光州の学生まで、揃いも揃って、水木しげるの漫画から出てきたような「庶民」顔。対する軍側にはもうちょっと整った顔立ちの方々が目立つなど、このキャスティングはたぶん狙ってやっている。そういうフツーの庶民キャラのおかげで、自国民に銃を向けるという行為が、いかに異様で恐ろしいことなのかが伝わってくる。悲劇のあいだに挟まれるコメディタッチのやりとりも効果的。エンターテインメントの教科書のような展開だった。難点は、教科書どおり過ぎる展開(とくにミュージシャン志望の学生の顛末)と(他の方も挙げている)ラストのアクション。ラストのチェイスは、絵としては盛り上がるわけだけれど、若い兵士のなかにも疑問視する人がいたというかたちで結んだほうが、庶民のヒロイズムを描いた本作にはふさわしかったはずなのに、本当にもったいない。まあ、でもあそこでサービスしちゃうのが、韓国映画らしいのかもしれない。軍事独裁時代の話とはいえ、自国の負の歴史をエンタメ風味できっちり描く韓国映画界にも敬意を表して。 【ころりさん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-11-03 05:56:32)(良:2票) 3.《ネタバレ》 実話ものとは言ってもドキュメンタリーではないので脚色はなされる。この映画は良い脚色と悪い脚色、両方あった。前者は主人公のキャラクター設定。映画前半の面白さは主人公の軽さやお調子者感があってこそ。後半では彼に責任感や使命感が芽生え、危険な光州に戻る決意をする。この変化が感動を呼ぶ。一方、悪い脚色とえいば最後のカーチェイスだ。完全なフィクション作品でやるなら何も問題はないけど、このような映画だと「盛ってるな~」って却って興醒めしちゃうもの。軍人の中にもこれはおかしいと思う人がいて、通行させてくれた。これだけで十分なのに、さらに欲張って失敗した感じ。ここで1点だけ減点しておくが、その他は素晴らしくよく出来ていたと思う。デモ鎮圧シーンはかなりリアルに感じて、とても怖かった。歴史の勉強にもなる。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-06-14 18:37:14) 2.《ネタバレ》 池上彰のテレビ解説でこの映画が取り上げられてた。 それほど、この光州事件は有名らしい。 ほんの隣の国でこんな事件があったのが恐ろしい。 軍部が暴走し、暴動起こした市をまるごと弾圧。 しかも市民に平気で銃を撃ちまくるし・・ 民主化には血の代償がどの国にも必要なのだろうか・・ 怖い映画でした。 韓国の人はエンタメのすぐ近くに血なまぐさい史実があるから、彼らの笑顔が深い。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-04-20 21:54:19) 1.ソン・ガンホ 主演に釣られ 鑑賞..実話だということに、驚いてしまうが..クライマックスの カー〇〇〇 は余計だったかな..(なぜあんな脚色をした!リアルさが台無し..) 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-12-31 13:11:25)
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