みんなのシネマレビュー

万引き家族

Shoplifters
2018年【日】 上映時間:120分
ドラマ犯罪もの
[マンビキカゾク]
新規登録(2018-04-07)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(2018-06-08)
公開終了日(2019-04-03)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督是枝裕和
キャストリリー・フランキー(男優)柴田治
安藤サクラ(女優)柴田信代
松岡茉優(女優)柴田亜紀
城桧吏(男優)柴田祥太
樹木希林(女優)柴田初枝
池松壮亮(男優)4番さん
緒形直人(男優)柴田譲
森口瑤子(女優)柴田葉子
蒔田彩珠(女優)柴田さやか
山田裕貴(男優)北条保
片山萌美(女優)北条希
柄本明(男優)川戸頼次
高良健吾(男優)前園巧
池脇千鶴(女優)宮部希衣
黒田大輔(男優)JK見学店店長
松岡依都美(女優)根岸三都江
笠井信輔(男優)ニュースキャスター
毎熊克哉(男優)日雇い派遣の管理者
堀春菜(女優)
足立智充(男優)
井上肇(男優)
脚本是枝裕和
音楽細野晴臣
撮影近藤龍人
製作石原隆〔製作〕
ギャガ
フジテレビ
配給ギャガ
美術三ツ松けいこ
衣装黒澤和子
編集是枝裕和
あらすじ
東京の片隅の今にも崩れ落ちそうな古家に住む家族。家主である老女と息子夫婦。夫婦の長男に嫁の妹。一家は老女の年金に息子夫婦の少ない収入で細々と暮らしていた。そして足りないものは専ら父子が万引きをして来るというアウトローな暮らしぶりだった。ある冬の日、万引き帰りの父子が近所の団地の廊下にしゃがみこんでいる幼女に気付き、ほうっておけずに連れ帰ってしまう。その女の子は親の虐待を受けていたことが判り、そのまま長女として育てることに。貧しいながらも一家は家族の絆を深めながら平穏に暮らすのだが、あるきっかけでその生活は一気に崩れ去ってしまう。そして一家の陰の部分が明るみに出されていく。是枝裕和監督によるヒューマンドラマ。カンヌ国際映画祭のパルムドールを始め数々の映画賞を受賞。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2019-06-12)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(7点検索)】

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27.《ネタバレ》 万引きで生計を立ててるんだろなぁ(言い回し正しいのか?これで)って映画としか思ってなかったのが功を奏した。
家族も万引きだったんですね。
「育児放棄する本当の家族」と「愛してくれる偽物の家族」どっちがその子にとって正解なのでしょうか。
みたいなテーマを描きたいのかどうかも知らないが、少なくとも正規の手続き踏んでない偽物の家族が育てるのは不正解だろとしか思えなかった。
とは言えあのEDでりんが見たものはきっと「家族」なのかなぁって。
ちょい役の山田裕貴で笑ったわ。
「学校は家で勉強出来ない奴が行く場所だ」って台詞も絶妙に気持ち悪くて好きです。 悲喜こもごもさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-28 08:38:50)

26.《ネタバレ》 掃除されてない汚い古民家を見て猫屋敷を連想した。無計画に何匹でも拾うだけ拾って、去勢も予防注射もせず放置のやつ。
貧しいながらも幸せな家族…のごっこ遊びをしているが、義務教育は受けさせない、食料や生活用品は半分自給自足(万引き)、最低限の生活の糧ではなく、高額の釣竿を盗んだり、車上荒らしまでする。
わざと捕まって家族ごっこを終わらせた祥太は、今の自堕落な生活に疑問を持ち、マトモな人間社会で生きることを決めた。その引き金になった駄菓子屋の店主の行動、観てるこちらまで何ともやりきれない気持ちになった。
追いかける治、振り向かない祥太。バスの別れは捨てられた猫と飼い主のようだ。
リンは猫屋敷から保護された飼い猫。一度自由を知ってからの檻の中。鉄柵の上から遠くを見つめる瞳から、子供だから何も出来ないもどかしさが伝わる。
信代のだらしない(ように映る撮り方の)裸体が自然でエロい。それに比べて信代の妹役の亜紀は、一時的に野良猫をしているだけの血統書付きだけに、肌ツヤも綺麗だ。
無計画な猫屋敷の猫は、家族のない野良猫や、世話されていない飼い猫より幸せだろうか?
世の中の多くの人は、辛くても社会生活を頑張っている。猫屋敷の猫みたくならないように。

樹木希林の初枝婆さんがとても役に馴染んでいて、本当にあの家に住んでそうだ。パチンコ玉を横取りした後の笑顔がお茶目で、砂浜で家族を見つめる姿は、近年の邦画史に残してほしい素敵な画だった。 K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-03-15 22:48:38)

25.世界で賞をとった作品だけあって、内容、演技申し分ないと思います。しかし、泥臭い。スタイリッシュさゼロ。
これが、アカデミーを獲れなかった理由なのかなぁ。わからんけど。(大阪のおばちゃん風コメント)
松岡茉優ファンには超おススメです。 代書屋さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-09-28 00:31:02)

24.悪い家族だけど、良い家族。
なかなか味わい深い映画でした。
6人の家族もそれぞれ個性が光ってて良さがありました。
役柄というか、みんな良い演技しますね。
チョイ役の池脇千鶴も勿体ないくらいの貫禄ぶり。

松岡茉優のアレな姿が見られるのは見物。 愛野弾丸さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-09-27 13:41:55)

23.真面目に生きなあかんと思わされました。車上荒らしには引いた。 ケンジさん [インターネット(邦画)] 7点(2020-08-28 22:53:33)

22.「海街Dairy」以外、この監督とは相性が悪いものと思っていたが、さすがに海外で評価されただけのことはある。
演出は素晴らしい出来だし、何より見ている最中にいろいろと考えさせられた。
変にねじ曲がってるNHK連続テレビ小説なんかより、この映画のほうが今の世相を反映していてよっぽど観る価値があるよ。
「まんぷく」では違和感ありまくりだった安藤サクラも、こっちのほうがよっぽど生き生きしているんじゃないか。
犯罪当事者と、世間一般の目線のズレなんかも鋭く風刺されていて、よく出来た映画だ。
忘れたころにまた観たい。 mhiroさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-04-01 18:36:52)

21.今の世の中、ホント腐っているからね。
私はリリー・フランキーの心境が何となく理解できる。
この映画、公開時から半分ネタバレしていたので、途中から家族構成がわかってしまったのが難点。
この監督は「自転車泥棒」みたいな古いイタリア映画をやりたかったんだろうね。 クロエさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-03-31 16:02:45)

20.《ネタバレ》 疑似家族、犯罪家族だけど、本当の家族よりも温かい絆で結ばれている、という様を描くのはよいが、さすがに金づちで車のガラスを叩き割って盗みをするような父親では、祥太も逃げたくなるだろう。 エンボさん [映画館(邦画)] 7点(2020-01-28 23:23:13)(良:1票)

19.《ネタバレ》 訳有りで集まった擬似家族を描いたドラマは、これまでも見たことはあるので特に目新しさは感じなかったけれど、とにかく役者が良い。ストーリーにも惹かれるものはあるが、消化不良の部分は残る。
是枝監督は全部をわかりやすく伝えようとは描かず、あえて観客の想像の余地を残しておく。
そのためクドさはなく粋に見えるメリットはあるけれど、もう少しわかりやすく伝えてほしい部分はある。
少年が何か呟いたけれどそれが何かわからない、といったようなところは印象には残るけれどスッキリしなくて気持ちが悪い。
お婆さんが何のためにお金をためていたのかも描かれてはおらず消化不良。
要はどこまで描くか監督のサジ加減の問題だと思うが、個人的には若干不親切に思える。 飛鳥さん [地上波(邦画)] 7点(2019-12-27 22:01:06)

18.松岡茉優がエロ過ぎて10点付けようかと思ったけど、そういう低俗な作品では無かったので、後半はエロ目線を封印して真面目に鑑賞することにしました。
いろいろと犯罪行為を重ねてるので、警察に捕まりたくはないし、実際に逃げようともしていたけど、逮捕後の方が心が安らかになってたように感じる。
犯罪は良くないとか、堅苦しいことを言うつもりはないけど、社会のルールを守って穏やかに暮らしたいなと思わせてくれる作品でした。 もとやさん [地上波(邦画)] 7点(2019-09-12 20:21:25)

17.色んなものを安く売ってくれているスーパーマーケットというところが、私は大好きなもんで、万引きなんかされては困るんですけどね。しかもこんな子供に万引きさせるなんて、もう、ドン引きしてしまいます。←結局、コレが言いたかっただけなのか。
それはともかく、この家族。「店においてあるものはまだ誰のものでもないもの」「万引きも店がツブれない程度ならいいんじゃない」という、迷惑といえば実に迷惑なことを仰る訳ですが、とりあえずそういう考え方らしい。で、その考え方に立つとして、では、「まだ誰のモノでもない“幸せ”」が道に落ちていたなら、それは持って帰ってもよいのではないか。これはそんなオハナシですね。持って帰っちゃっても他の誰も困らない“幸せ”。それ自身が持って帰ってもらうことを望んでいるような“幸せ”。
だけど、よその子を黙って連れて帰っちゃあ、アウトな訳です。本作においても、万引きという明らかな犯罪行為からの流れで描かれていて、間違いなくアウトな訳です。だけど。
だけど一方では、「ささやかな“幸せ”」からの流れとしても、それが描かれている。テキトーで、ささやかで、でもかけがえがなくって、なのに果敢無くて。だから、切ないんですね。
カップ麺を食べる、というささやかな幸せ。でも映画とかでカップ麺を実に美味そうに食ってるシーンを見ると、羨ましさを通りすぎて、何だか腹が立ってくるのは、どうしたことか。まあ、自分も後で食べればいいだけの話なんですけれども。
まんぷく姐さんとリリー・フランキーが愛し合うシーンの、ささやかな幸せ。股間のおでん君が映らないように、気をつけましょう。って大きなお世話。 鱗歌さん [地上波(邦画)] 7点(2019-07-30 21:28:14)

16.これまでの是枝監督の作品というと、「設定は奇抜だがストーリーが展開しない」というのが私の印象でした。しかしこの作品は、しっかりストーリーがあります。それだけでも好印象。
終盤に登場する刑事の言い分が、仮にこういう〝事件〟があった場合の世間一般やメディアの評価を代弁しているのでしょう。たしかに外形的にはそのとおりで、この家族は犯罪集団でしかありません。しかし案外、疑似家族として精神的に支え合い、それなりの幸福感を味わっていたというギャップがおもしろいところ。こういうギャップは、世の中に多々ありそうです。
ただし「万引き」を生業としている理由や、それぞれが〝メンバー〟に加わっていく経緯や時系列がよくわからず。その部分だけ、最後までモヤモヤしました。 眉山さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-07-30 01:41:07)

15.中盤までは、話題作がこれか...つまらない、だったが終盤に向けて圧倒的に印象的になった。
それでも映画に求めるのは、奥深さかエンターテイメントか、芸術性か娯楽性か、どうだろう。 simpleさん [地上波(邦画)] 7点(2019-07-22 21:14:49)

14.《ネタバレ》 話こそ違えど、扱っているテーマは「そして父になる」と同じでしたね。
家族とは何か。血の繋がりだけの家族より、心の繋がりが大事というね。
是枝作品はいくつか見てますが、やはり家族というテーマのやつを扱うと秀逸だとな感じます。
そして何より、みなさん演技が素晴らしいです。
演じているという感じでなく、とてもナチュラルで不自然さを感じさせない。
話に説得力を持たせ、家族に共感を持たせる上で演出が光っておりました。 あろえりーなさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-06-27 21:09:03)

13.《ネタバレ》 前半、あまりに一家の日常を自然に描き過ぎていて、セリフが半分以上聞き取れなかった。ラスト近くまで一家のひとり一人の関係が明らかにされず、ちょっと消化不良気味。そして、観終わって尚、不明の部分がかなりある。ネット上では非常に良く読み込んだブログがある反面、無責任な憶測めいた記事もあり、ネットのネタバレ情報に頼って全てを理解しようとしても無理。と言うか、ジャスト2時間の尺では何から何まで描き込めないし、描いたところで野暮なだけ。家族の関係性、社会・集団で生きることの大切さと煩わしさに焦点を当てて、細かなエピソードは省略して結構。監督のメッセージが何なのか、友と額を突き合わせて鑑賞後に語りたい。表題どおり、父子の万引きは作品のテーマにとって重要なファクターだけれど、それ以外にも、作品全体を通して様々なエピソードがこの作品の言わんとすることを雄弁に物語る。勿論それは、演技派を揃えたキャスティングの賜物でもあります。 タコ太(ぺいぺい)さん [試写会(邦画)] 7点(2019-06-12 02:09:00)

12.《ネタバレ》 各世代がきちんと揃っている疑似家族、とにかくお風呂場の汚さには参ったんですけれども日常の会話はいつもどおりリアルで面白い。安藤サクラのだらしなさは感動ものです。それらしい風情は秀逸でディテールへの拘りは毎度すごいなと思います。
「万引き家族」なんてタイトルのわりには特に万引きを強調しているようには感じず、ワザと捕まるということで祥太自身に善悪を示させているわけでそれはそれで納得できました。
この映画を観ていると、ほんとに何がいいのかわからなくなりますね。あの一家がやっていることはよくないことばかりです、けれど正論だけじゃ生きていけないのも確かです。おばあちゃんは死ぬまで仕返ししてるんですよね、思えばこれがいちばん怖い。
私が拘るのは警察で調書をとられていても、りんが自宅に帰ったと聞いても、どうしてひどい虐待を受けてたことを誰も言わないの?
自分の子どもがいなくなったのに警察に届けない親をどうしてもっと追及しないの?あの虐待夫婦が野放しっていうのがこの映画でいちばん矛盾と怒りをおぼえる部分です。「三度目の殺人」の時に感じたモヤモヤ感が残ります。 envyさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-05-12 17:16:12)

11.《ネタバレ》 大家族から核家族、引きこもりなんかを経て、ついには他人と家族をつくる時代に突入か?
絆とはなんぞや、を問うには『万引き』はいささか邪魔な要素だったのかな。
キャッチーな感じで集客とか宣伝には良かったのかもしれないけど。
是枝監督の作品はこーゆー感じ、というのをわかった上で観て、見応えがあるんだからたいしたものです。
リリーさん、サクラさん、希林さんは流石です。
高良さん池脇さんの取り調べは、蛇足な感じもしたけど、避けては通れまいか。 ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-05-12 09:17:08)

10.なかなかおもしろかった。またこういった映画を期待したい。 ホットチョコレートさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-05-11 06:25:16)

9.賛否両論の本作..細かいところを言えばきりがないが..駄作、愚作、勘違い映画、のたぐいでは決してない..今の世相を反映した リアルな作品..少し手を加えれば もっと良くなる作品..一つだけダメ出しをするなら、タイトルが最悪..インパクトのあるタイトルとしては 正解 だが、映画として、作品として、かなりマイナス..「万引き」というフレーズに 観客が引っ張られてしまい、「万引き」ありきになって観ているはず..制作者のメッセージが 観ている人にちゃんと伝わってないと思う..そこが とても残念... コナンが一番さん [DVD(邦画)] 7点(2019-05-03 16:38:36)

8.《ネタバレ》 これは「誰も知らない」の続編ですね。
是枝監督は、「誰も知らない」の子どもたちが
どうなるか、きちんとしておきたかったんだと思います。

ラストは痛切ですね。
あの家族の絆は、本物だったのか?そこまではあまり描かれてなかったように思います。
多分、是枝監督のことだから、この作品のような家族の「絆」について、また別の設定で作品を創るんだと思います。 トントさん [DVD(邦画)] 7点(2019-04-29 09:26:19)

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【点数情報】

Review人数 94人
平均点数 6.38点
033.19% line
100.00% line
222.13% line
344.26% line
466.38% line
51010.64% line
61313.83% line
72728.72% line
81920.21% line
999.57% line
1011.06% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2018年 91回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2018年 76回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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