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ハムレット(1990)

Hamlet
(メル・ギブソン ハムレット)
1990年【米・仏・英】 上映時間:135分
ドラマ歴史もの戯曲(舞台劇)の映画化
[ハムレット]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-04-26)【TOSHI】さん
公開開始日(1991-09-07)


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監督フランコ・ゼフィレッリ
キャストメル・ギブソン(男優)ハムレット
グレン・クローズ(女優)ガートルード
アラン・ベイツ(男優)クローディアス
ポール・スコフィールド〔男優〕(男優)亡霊
イアン・ホルム(男優)ポローニアス
ヘレナ・ボナム=カーター(女優)オフィーリア
スティーヴン・ディレイン(男優)ホレイシオ
ナサニエル・パーカー(男優)レアティーズ
マイケル・マロニー〔男優・1957年生〕(男優)ローゼンクランツ
リチャード・ワーウィック(男優)バーナード
クリスチャン・アンホルト(男優)マーセラス
ヴァーノン・ドブチェフ(男優)レイナルド
ピート・ポスルスウェイト(男優)劇中劇の王
原作ウィリアム・シェイクスピア
脚本フランコ・ゼフィレッリ
クリストファー・デヴォア
音楽エンニオ・モリコーネ
撮影デヴィッド・ワトキン
ジョナサン・テイラー〔撮影〕(カメラ・オペレーター)
製作総指揮ブルース・デイヴィ
配給ワーナー・ブラザース
美術ダンテ・フェレッティ(プロダクション・デザイン)
フランチェスカ・ロ・スチアーヴォ(セット装飾)
モーリス・バインダー(タイトル・デザイン)
衣装マウリツィオ・ミレノッティ
編集リチャード・マーデン
録音ジェリー・ハンフリーズ〔録音〕
その他ナイジェル・シンクレア(スペシャル・サンクス)
あらすじ
デンマークの皇太子ハムレットは父王の訃報に接して留学先から急遽帰国するが、待ち受けていたのは自分をさし置いて王位についた叔父と叔父との再婚を決めた母だった。母の婚礼の晩にハムレットは父王の幽霊に出会い、現王に殺された模様や無念の心境を聞かされる。以後、ハムレットは鬱々として思索ばかりを膨らませ、恋人オフィーリアやその父で大臣のポロニウスにあたって周囲を困惑させる。思い切った行動を取れないハムレットが母の軽薄を責め、ポロニウスを誤って殺した時から運命の歯車は王家の者全員を悲劇へ導くべく動き出す。

かわまり】さん(2005-07-09)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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3.メル・ギブソン主演、というと、ちょっとワイルドなハムレット像を想像してしまいますが、実際はそうでもなく、綺麗にまとめられた端正な映画です。そもそも、セリフのほとんどが元の戯曲に沿ったもので、少しは脱線してもよかったのに、何だか遠慮気味。先王の亡霊の描写もオドロオドロしいものではないし、精神を病んだオフィーリアの表情も、あまり痛々しいものではない。彼女の最期も、ミレイの「溺死するオフィーリア」みたいなゾッとする美しさをもって描かれるでもなく。基本的に、まったく悪ノリしようとしてない作品です。そりゃま、何かと悪ノリを期待してしまうのも問題ですけどね。ただ、物語の後半に、もう少し暗い影がきざすような演出があってもよかったかも。
もちろん、元の戯曲をそのまんまトレースしてるんじゃなくって、例えば、夜な夜な現れるという亡霊に、ハムレットが邂逅するまでの過程がコンパクトにまとめられていたり。ハムレットがオフィーリアの前で狂乱して見せるシーンが、「生か死か」や「尼寺へ行け」というセリフと切り離されて、比較的早い段階で我々の前に提示されたり。シェイクスピアより構成上手なんじゃないの?とか言うと怒られそうですが。
この分で行くと、世界一有名な雑魚キャラであるローゼンクランツとギルデンスターン、出番無かったりして、と心配になるのですが、いや、ちゃんと登場します。やや雑魚度がアップしてますが。残念なのはホレイショーの存在感があまりに薄いこと。シェイクスピア悲劇における「どんなに大勢の登場人物が死んでも最後にちゃんと生き残ってくれる、二大いいヤツ」の一人であるホレイショー(もう一人はもちろんエドガーです。間違ってもマクダフとかではありません)、彼の出番をここまで削ったのは、やはりハムレット本人によりスポットを当てるためでしょうか。高いところから、ポローニアス一家の会話をうかがうハムレット。同じく高いところから、宴会で浮かれるクローディアス王の様子を苦々しい表情で眺めるハムレット。逆に地下室みたいなところでひとりウジウジと悩むハムレット。さらには、実母である王妃との関係に、オイディプス譚のようなニオイも漂わせたりして。
というハムレット像を、あまり強く主張することなく、あくまでシェイクスピア劇の雰囲気を十分に保ちながら描いた作品です。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-10-20 12:50:10)

2.ゼッフィレッリ&ヘレナ、という、私にとってはこの上ないコンビである以上、評価は思いっ切り甘くなります。主演のメル・ギブソンは、まあまあですが、もともとあんまし好きじゃないし、ここまでキャストを揃えたんなら、やっぱりダニエル・デイ=ルイスにやってほしかったなぁ~、なんて、どうにもならないことを妄想してしまったりして。そうしたら、もう、キャストだけで10点満点なんですが。・・・いや、メルは頑張っていますよ、もちろん。でもさ、ハムレットにしては、陰がなさすぎ、マッチョすぎ(あんまし頭良くなさそう、っていうか・・・、ファンの方々すみません)、というわけで、イマイチなんですよねぇ。恥ずかしながら、この名作の原作を読んでおりませんが、ハムレットのイメージだけはしっかりあるので、そうすると、メルとのギャップはいかんともしがたいわけですな、これが。しかし、さすがはゼッフィレッリ、美術も映像も素晴らしい。大げさなせりふ回しはシェイクスピアである以上、まあ仕方ないとして、演出もうまくさばいているのではないでしょうか。出色なのは、グレン・クローズのガートルード。アラン・ベイツもさすが。いやー、返す返すも、メルがミスキャスト(あくまで私にとってです)で、惜しい・・・。追々、他作品も見比べてみようと思います。 すねこすりさん [DVD(字幕)] 7点(2013-06-02 15:18:33)

1.ゼフィレッリの「ハムレット」。 68年版の「ロミ&ジュリ」を撮った監督には「ハムレット」も、との思いがあったのかもしれません。 長いセリフをこなすメル・ギブソンのハムレットは「憂鬱な王子」そのもの、かなり陰気ではあり見ていると気が滅入ってきそう。 質素な衣装のオフィーリア、ヘレナ・ボナム=カーターはもともと病んでるような感がなくもない目つきなので、狂気に陥った時とのギャップが少なく感じます。 髪に花をさし野の花を配るかわりに、藁束を手に配って歩くのが女占い師のよう。 俳優で一番魅力的なのは王妃ガートルードのグレン・クローズ。 「危険な関係」のメルトゥイユのような悪女が本領かと思いますが、この不貞の王妃もはまっていて、後半の「私のハムレット、私にはもうお前だけ」な溺愛ぶりはいじらしいまでに母の愛情を見せます。 大臣ポローニアスのイアン・ホルムは息子レアティーズへの教訓も駆け足で。 舞台となる蒼ざめたエルシノア城は有機的な曲線を持つ城内が素晴らしく、北欧デンマークの冷たい空気をも伝えてきます。 レインさん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-06 07:00:03)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.73点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1990年 63回
美術賞ダンテ・フェレッティ候補(ノミネート) 
美術賞フランチェスカ・ロ・スチアーヴォ候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞マウリツィオ・ミレノッティ候補(ノミネート) 

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