みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 悪魔の子の行く先々で、悪魔的なことが起きる。 しかし、この世が悪魔のような世であり、この子は旅人だった・・ というような寓話かと思ってたら、ナチスの手から逃すために、 おばさんの家に預けてもらってたところから話の始まる、現実の話だったことがわかる。 それがラスト分かると、劇中の、あのコトもあのコトも、 ほんの7~80年くらい前の、この世界で起こってたことなのだと気づかされる。 鑑賞後の、気分の落ち込みは、かなりハードだった。 (この落ち込みが、感性がマヒしたものだったと、レビュー読んで、気づかされた・・) 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2021-05-16 18:42:57) 2.《ネタバレ》 ジョジョ・ラビットの明るい部分を根こそぎ奪い去ったダークサイド版。平日夜にもかかわらず結構入っていた観客が、一度もくすりともしなかった。ストーリーだけでなく、登場人物の表情も、美しい風景も何もかもが暗い。モノクロだからというのではなく、描いている世界が心の奥底を寒々とさせる暗さを持っている。 正直、ユダヤ問題は一般の日本人の理解は及ばない。私も分からない。ペインテッド・バードは主人公の少年を指すのだろうか、それともユダヤ人を指すのだろうか。いずれにせよ自ら望んでいるわけでも目指しているわけでもないのだから、異端という言葉は当たらないと思う。原題通りでよかった。 首まで埋められた少年の周りにカラスがいるポスターを見て、ホラーではないかと思っている方へ。ホラーではありません。安心して見てください。代わりに違う種類の恐怖が待っています。 169分という上映時間にためらっている方へ。大丈夫です。少しも長いことはありません。ただ、見終わった後に沈んだ気持ちが長い時間続きます。 【漣大五郎】さん [映画館(字幕)] 7点(2021-02-17 13:20:31) 1.《ネタバレ》 事前の宣伝文句のせいか、それとも過分に期待しすぎたせいか、思ったほどの感想を持ちませんでした。 ただひたすらに残酷で、それでいてどこかユーモラスな描写の連続です。 で、主人公の無口で無表情な態度のせいか、父親が現れても本当にこの人は肉親なのか、ただの人さらいなのかわかりませんでした。 少年同様、観ているこちら側までもが、何も感じない人間に染まってしまったのかと戸惑いました。 最後にバスの窓ガラスに自分の名前を書くあたりで、わずかな希望のようなものが垣間見えたように感じました。 まあ、観て損はしないと思いますが、人にはあまりおススメしないと思います。 【ミスプロ】さん [映画館(字幕)] 7点(2020-11-10 18:10:34)
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