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【クチコミ・感想(7点検索)】
4.E・M・フォースター×アイヴォリー第3作。 不遜なウィルコックスが幅をきかせているせいで非常に不愉快な映画だが、冷厳な階級意識とそれに柔軟に対応する精神を見てとることはできる。(フォースターは英国に存在する「壁」とそれを越えようとする人間を書いた) 翌年の「日の名残り」では惹かれあいながら結ばれることのないアンソニー・ホプキンスとエマ・トンプソンが、心の離れた夫婦なのが面白い。 鷹揚なマーガレットは二つの世界を身をもって繋ぎとめるが悲壮感はなく、そこに居場所を見出すことを当然と受け入れる潔さ。 ヘレナ・ボナム=カーターは「眺めのいい部屋」につづいての奔放な令嬢、「モーリス」ジェームズ・ウィルビーも姑息な嫡男として重要な役割を果たす。 嵐が吹き荒れた後事態は収束し収まりがつくのだが、惜しむらくはキャラクターの内面描写が十分とはいえず展開に性急さ・不自然さを感じるのと、フォースターの小説同様誰もが共感を感じられるような万人向けの内容ではないことか。 英国の「家」に対する感覚は独特である。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-29 06:00:40)(良:1票)
3.《ネタバレ》 とても良い映画。エマ・トンプソンが、ヘレナ・ボナム・カーター姉弟の母親と思っていたら、姉だった。まあ、後半でアンソニー・ホプキンスの奥さんになるから許容範囲である。しかし、三年後に『いつか晴れた日に』でケイト・ウィンスレットの姉、ヒュー・グラントの婚約者を演るとは・・・・。
【つちのこ】さん 7点(2004-02-01 21:38:55)
2.なんか、あまりいい評価受けてないですねぇ。資産家でsnobなウィルコックス家と、誠実と率直を旨とするbohemianタイプのシュレーゲル家。この対照的両家の人々の摩擦とその顛末として簡単にとらえたらわかりやすいんじゃないでしょうか。私はあの、狂気的なまでに奔放で率直なヘレンに共感します。 【アイヴォリ・ファン】さん 7点(2002-12-02 15:25:07)
1.難しいなぁ。分かるようで分からない。でも、心に残るんだよね。 【まき】さん 7点(2002-06-06 14:37:41)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
18人 |
平均点数 |
5.56点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 5.56% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 4 | 22.22% |
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5 | 4 | 22.22% |
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6 | 3 | 16.67% |
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7 | 4 | 22.22% |
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8 | 2 | 11.11% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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