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インソムニア

Insomnia
2002年【米】 上映時間:119分
ドラマサスペンス犯罪もの刑事ものリメイク
[インソムニア]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-03-29)【イニシャルK】さん


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監督クリストファー・ノーラン
演出ケン・カージンガー(スタント・コーディネーター)
キャストアル・パチーノ(男優)ウィル・ドーマー刑事
ロビン・ウィリアムズ(男優)ウォルター・フィンチ
ヒラリー・スワンク(女優)エリー・バー刑事
モーラ・ティアニー(女優)レイチェル・クレメント
マーティン・ドノヴァン〔男優〕(男優)ハップ・エクハート刑事
ニッキー・カット(男優)フレッド・ダガー
ポール・ドゥーリイ(男優)チャールズ・ニューバック署長
ジョナサン・ジャクソン〔男優・1982年生〕(男優)ランディ・ステッツ
キャサリン・イザベル(女優)タニヤ
樋浦勉ウィル・ドーマー刑事(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
てらそままさきウォルター・フィンチ(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)/ハップ・エクハート刑事(〃【テレビ朝日】
本田貴子エリー・バー刑事(日本語吹き替え版【VHS/DVD/テレビ朝日】)
野沢由香里レイチェル・クレメント(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
高橋理恵子タニヤ(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
藤本譲チャールズ・ニューバック署長(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
相沢まさきハップ・エクハート刑事(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
川島得愛(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
谷育子(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
山野井仁(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
菅生隆之ウィル・ドーマー刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
岩崎ひろしウォルター・フィンチ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
塩田朋子レイチェル・クレメント(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石塚理恵タニヤ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
島香裕チャールズ・ニューバック署長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中正彦フレッド・ダガー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
木村雅史(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
咲野俊介(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
西村知道(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
野沢那智ウィル・ドーマー刑事(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
江原正士ウォルター・フィンチ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
朴璐美エリー・バー刑事(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
小杉十郎太ハップ・エクハート刑事(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
高島雅羅レイチェル・クレメント(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
日野聡(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
稲垣隆史(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
沢田敏子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
古澤徹(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
飯島肇(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
魚建(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
加藤亮夫(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
脚本エーリク・ショルビャルグ(オリジナル脚本)
音楽デヴィッド・ジュリアン
撮影ウォーリー・フィスター
製作エドワード・マクドネル
ブロデリック・ジョンソン
アンドリュー・A・コソーヴ
スティーヴン・P・ウェグナー(製作補)
製作総指揮スティーヴン・ソダーバーグ
チャールズ・J・D・シュリッセル
ジョージ・クルーニー
配給日本ヘラルド
特殊メイクビル・テレツァキス(ノンクレジット)
美術ネイサン・クロウリー(プロダクション・デザイン)
編集ドディ・ドーン
録音マイケル・ミンクラー
その他ニック・イングマン(指揮)
デヴィッド・ジュリアン(電子プログラマー)
あらすじ
事件が起こったのは白夜のアラスカ。17歳の少女の全裸撲殺死体がゴミ捨て場に捨てられていた。殺人事件など起こらない小さな街の警察は、ロス市警に応援を頼む。そこで派遣されたのが、やり手の刑事ドーマーとハップ。地元警察のエリー刑事は、ドーマーの捜査方法を学べるチャンスと喜びを隠しきれない。一方のドーマーはロスで問題を抱えていた。以前の事件について内部監査にひっかかっているのだった。パートナーのハップに内部監査に協力することを打ち明けられて動転するドーマーは、捜査の際に過って?ハップを射殺してしまう……。

元みかん】さん(2004-07-10)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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45.《ネタバレ》 ノーラン監督がバットマンで一世を風靡する直前の作品。業界では既に有名監督でしたので、本作ではアル・パチーノとロビン・ウィリアムズの超一流役者がまとめてスクリーンに大写しになるという、非常に贅沢な一コマが堪能できます。しかし作品自体は割と凡唐で、田舎で起きた殺人事件をLAの花形ヒーロー刑事が追うというシンプルなもの。白夜=夜が無いという特殊な仕組みはあるものの、一部主要人物たちが寝不足に陥るだけでその他目立ったカラクリはありません。まあこれは他レビュアーさんの書き込みにも見られるように、実際に白夜を経験していない人にはピンとこないのかもしれません。

物語自体もシンプルで、内部監査でヒーロー刑事の過去の汚点に火が付いて僻地捜査に飛ばされたものの、慣れない捜査で誤射がおきるというシンプルな構造です。ただこのプロットにはきちんとリアル志向の骨格があり、この悪徳刑事は自己の利益のみでは動いておらず、世の為を思って証拠を捏造したり、自分のミスが発覚すると過去の判例までも反故にされる可能性を恐れて秘匿してみたりと、一応は正義の側面もあります。実際、新人研修の手本となるようなヒーロー刑事としてのエピソードもきちんと描かれています。

凝った脚本に難しいセリフが合わさってイマイチ判り難い部分もありますが、アル・パチーノがモーラ・ティアニー扮する宿屋の女性(ERのアビーさん)に自身の心境を吐露するシーンや、犬の死体を利用して証拠を捏造するシーンなど興味深い演出も結構多いです。できれば被害者タニヤ(キャサリン・イザベル)と犯人が親しくなった経緯や彼らのバックボーンまで掘り下げてくれていたほうがより深みがあったと思いますが、時間が足らなかったのかそれらは一切描かれていませんでした。
結局のところ、ヒーロー刑事といえど彼もただの人であるという側面が見え隠れしていて興味深いのと、彼の最期はアレしかないという納得の流れで、きちんと若手を正義の道に導く彼の最期は何とか許容できました。あと皆さんがご指摘のようにロビン・ウィリアムズが、、まあ考えようによってはある種かなり不気味ではあるものの、恐怖心をあおる描写がほとんどなくてまるでイイ人にしかみえないのが残念でした。その割にラストでのあの暴れっぷりには少々違和感を感じました。「セブン」ほどの悪の描写は必要ないにしても、、せめて「サイコ」くらいのネジが飛んだ演出は欲しかったところです。

映画としての出来はかなり良いものの、極めて地味な作品でした。何年か経ったら忘れてしまうでしょうし、そうかといってまた見返したいかと聞かれると微妙な映画です。ノーランと大物演者らに免じてかなり甘めの点数。 アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-10-21 12:22:33)

44.《ネタバレ》  主人公をして「道を見失うな」と言わしめるノーラン監督は、おそらく人一倍正義感の強い正義漢なのでしょうね。人の持つ善い心を信じている。バットマン三部作を観て何となく感じていたことが、裏打ちされたように思います。
 幾夜を明かしいろいろな意味で追い詰められていくアル・パチーノの演技は流石でした。自分まで目の奥がじんわり痛み、角膜が乾いた感触を覚えました。
 ヒラリー・スワンクも上手いうえに、地味な雰囲気が役にぴったりでした。
 アラスカの風景も素晴らしいです。氷河と丸太で119分でもいいです。
 ここからは不確実なので大いに間違っている解釈ですが、犯した罪を懺悔し安息を得るという、キリスト教の概念らしきものがあるように思います。 ぱいなぽさん [地上波(字幕)] 7点(2016-07-25 00:21:54)

43.ノーランが脚本を書いていないからか展開がイマイチです。彼が脚本に関わっていればもう少しおもしろくなったと思うだけに残念。それに演出もいつものキレがありませんね。でも主演のアルパチーノの演技は素晴らしく不眠症で苦しむ男を熱演していました。しっかしどんな役を演じてもスター性が画面から溢れ出てますよねアルパチーノって。身長も小さいのに凄いよなーてそれは関係ないか(笑) キリンさん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-12 17:24:09)

42.2007/01 2回目鑑賞。アル・パチーノとヒラリー・スワンクの絡みが良いがロビン・ウィリアムズの存在感少ない。良質の刑事もの。 ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-05 01:14:36)

41.型通りの堅実な作り。
濃霧による視界不良、不眠症による意識混濁といったシチュエーションの使用はテーマにも繋がり「うまい」の一言。 カラバ侯爵さん [DVD(吹替)] 7点(2007-03-26 12:02:03)

40.なかなかの出来じゃあないでしょうか。たしかにアレッ?っといった感じのツッコミ所もありますが、ハッとさせるようなシーンもあり、良悪混在の憎めない作品だと思います。「パルプフィクション」みたいに、ブツ切りのカット&時間経過の入れ替えを取り入れ、「シャイニング」のようにしつこく凝視する映像にしていたら・・・もっとそれらしい雰囲気になったんじゃないでしょうか。 長毛さん [地上波(吹替)] 7点(2006-08-02 02:04:01)

39.印象には残らない作品かもしれない。ただアル・パチーノの存在感はすごいものがあった。 トシ074さん [地上波(字幕)] 7点(2005-05-15 00:56:12)

38.こんなとこでカミングアウトして何ですが、私も不眠症で1週間眠れなかった経験があります。(今は横になって5分で眠れますけどね~)眠れず頭は冴えてしまうが、昼間は夢うつつな感じになる所なんかうまく表現されていたと思います。最後のシーンは涙がポロリと出ました。アル・パチーノ渋い!ロビン・ウィリアムズの犯人役もなかなかでした。 鈴都丸子さん [地上波(吹替)] 7点(2005-04-05 16:28:29)

37.アルだから点が甘いのかもしれませんが楽しめましたよ。サスペンスとしては合格だと思います。最後もうひとひねり欲しいかなという気もしましたが・・・。観ても損はしない作品だと思いました。 たかちゃんさん 7点(2005-03-14 13:50:30)

36.タイトルからくる印象と全然違ったけど、白でも黒でもない灰色、寝ているでもなく起きているでもない「まどろみ」みたいな部分だと考えるとなかなか面白い。そういう曖昧さをテーマにした物語は上手く描けていたなと思う。 ぽーち”GMN”ありしあさん 7点(2005-03-12 22:55:58)

35.ロビン・ウィリアムズの犯人役は意外とマッチしていた。
優しそうな表情の裏の部分に簡単に人を殺めそうな香りが漂っていた。
ただ、それにもましてアル・パチーノの存在感はすさまじい。
スタイルは王道。ストーリーは外見だけでなく内面のお話だから見ごたえ十分でした。 ひでさん 7点(2004-12-04 18:32:00)

34.アルパチーノかっこいい~。ロビンウィリアムスはあんまりはまってなかったかもしれない。最後の最後で、アルパチーノはかっこいい刑事になってくれたし。いろいろ捏造を企てるシーンは、どきどきもんでした。 アンソニーさん 7点(2004-08-14 22:21:55)

33.犯人とわかっているけど、証拠がなくて有罪にできないのであれば、証拠を作ってでも有罪にすべきか否か。刑法上の難しい問題です。優等生の意見は、偽造はあくまでも悪。熱血刑事の意見は、目的は手段を正当化する。アル・パチーノが眠くても眠れない辛さ、正義が報われない悲しさをうまく演じております。個人的には、憎むべき犯人を、何としてでも有罪にするのが正義では、と思います。ヒラリー・スワンクの清清しさもあり7点。 パセリセージさん 7点(2004-07-18 23:32:19)(良:1票)

32.これを見てインソムニアになった。 トナカイさん 7点(2004-07-14 23:11:14)

31.《ネタバレ》 アル・パチーノの苦悩が見てる方にも伝わってきました。お涙頂戴でお馴染みのロビン・ウィリアムズが見事に嫌な人を演じてくれますね。パチーノの顔の疲労と汗、作品そのものの緊張感は徐々に高まっていって、とどまるところを知りません。パチーノは最後死んでしまい残念ですが、これで解放されました。おれが。 カーマインTypeⅡさん 7点(2004-06-19 21:24:31)

30.《ネタバレ》 本当は何があったのか、を徹底して追求する西&北ヨーロッパや北アメリカのメンタリティがよく出たストーリー。終わりに近いところでロッジの女主人がドーマー(パチーノ)に「自分が正しいと思ってやったことなんだから受け入れるしかない」みたいなことを言う。こういう思考の切実さがピンと来ないと理解しにくい教訓劇。ロビン・ウィリアムズの三流作家は、ここを逃げてるチープな市民の扱いなので、極悪人に見えなくてかまわない、ということでは。 哲学者さん 7点(2004-06-14 08:49:42)

29.自分の罪に絶えず苛まれ、いつしか濃霧の様な白昼夢に自分の半身を委ねて苦しむ主人公の姿は良かった。
いつも対岸に存在するはずの“犯罪者”との思いも寄らぬ接点は、正義に生きる者として許せぬ事だったろう。ベッドの中で、眼を開いたまま夢を見る彼の陰鬱として淀んだ表情がこの作品の色であるかのよう..白夜の魔物に取り憑かれたまま死を迎える、そんな恐ろしさと救いようのないラストは青みがかった映像に一層映えるクライマックス。

配給会社の売り方は頂けない。もっと作品を勉強してからプロモーションして欲しいものです。 MAZEさん 7点(2004-05-30 16:06:49)

28.リメイク作品ということですが、多分元ネタの方が面白いのだろうな、と思った。俳優が有名過ぎて逆にミスキャストな感じ。ダメ男たちのダークなドラマという点は素晴らしく面白かったですが。 ラーションさん 7点(2004-04-15 01:35:14)

27.アル・パチーノ良い味出してました。正義と悪の間で苦悩するアル・パチーノの演技は最高でした。それなりに楽しめるお進めな作品です。 ゆきむらさん 7点(2004-03-17 19:13:04)

26.作品で「目的は手段を正当化する」という台詞があるが、自分の気持ちを正当化するのは中々難しい。主人公は正義(目的)の為の嘘(手段)なら正当化できる(しようとする)が、保身(目的)の為の嘘(手段)により、真犯人を逃がすという正義(目的)に反する結果を招く事は自己を正当化できずに苦悩する。結局は「目的」ってのは生き方・信念であり、「手段」というのは日々の意思決定だと思う。ただし人は誠実でありたいという気持ち(目的)もあり、その実現の為の嘘(手段)は永遠に正当化されない。(誠実であるために嘘をつくのは不可能だから。)よって正義の為の嘘(証拠捏造)もいつまでも頭から離れない。そういう目的と手段が複雑に絡み合い、自己同一性の維持に苦悩し不眠になる刑事をアルパチーノは好演していたと思う。 東京50km圏道路地図さん 7点(2004-03-10 02:48:40)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 240人
平均点数 5.81点
000.00% line
120.83% line
231.25% line
362.50% line
42811.67% line
56326.25% line
66326.25% line
74518.75% line
8229.17% line
972.92% line
1010.42% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review12人
2 ストーリー評価 6.21点 Review19人
3 鑑賞後の後味 6.11点 Review17人
4 音楽評価 5.30点 Review10人
5 感泣評価 4.33点 Review12人

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