みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
8.《ネタバレ》 本作もスランプ時期といわれる時代の短編作品の一つ。ゴルフボールのコントは古典的ではありますが非常に面白く、、思わず変な声が出ちゃうくらいベタな展開で笑わせてくれます。当時ってまだルールが確立されていなかったのでしょうか。。といえるほど、ほのぼのしたコントが繰り広げられます。てか、大喧嘩ですがw 本作には話の根幹部分に大きな矛盾があります。前半のゴルフシーンでバトルを繰り広げた太っちょ紳士と浮浪者ですが、後半のパーティの席で「This is my daughter and her hasband」と、瓜二つの浮浪者が間違って知人に紹介されてしまいます。これはちょっと変で、本来なら前半のゴルフの時に浮浪者が娘の旦那と間違われていないとつじつまが合いません。(まあ、ここは華麗にスルーしましょうか) 本作ではチャップリンが上手い具合に一人二役を演じています。この一人二役のシーンは創意工夫の賜物で、最初に中の人(チャップリン)をじっくり見せることで、まるで本人が中に入っているかのような錯覚を観客に植え付けることに成功しています。古典的ですが非常に上手い演出でした。ただし、紳士と浮浪者が瓜二つである説明がありませんので少し不親切ではあります。まあこれは観客自身が脳内でシチュエーションを補完すればよいだけですが。 今の時代の映画に慣れた方には無声映画は面白くないかもしれません。でも考え様によっては無声映画は想像する楽しみが多く、半分小説、半分挿絵を見せられているような楽しさがあります。本作もなかなかウマいシチュエーションコメディで楽しませてくれます! 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-11-10 14:22:44) 7.《ネタバレ》 放浪者役のチャップリンのボールの打ち方が面白い。口から出てきたボールを打つのは凄いと思った。寂しい夫と放浪者とで、かける音楽を変えているのも良い。寂しい夫が鎧を着ることでチャップリンvsチャップリンになるところも面白い。 【PINGU】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-02-04 06:18:12) 6.そう、あなたにはロバがお似合いチャップリン^^ 【3737】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-06 22:11:06) 5.《ネタバレ》 他の方のレビューと被ってしまいますが、この映画一番のツボはやはりシェイカーを振るシーンです。ここでは本当に大爆笑!口から出てきたボールをノーバウンドで打つチャップリンも凄いですが、忘れちゃいけないのが、ボールを吹き出すオッサンでしょう。表情を変えずにやるから凄い。この時代からあんな曲芸ができる人がいたなんて驚きです。 全体のストーリーについてですが、私はバカなのでこの映画が風刺映画だということは解説を聞くまで全くわかりませんでした。私にとっては、下手に風刺や隠喩が入っていない単純な笑いのほうが合っているような気がしました。なので、控えめに7点ということで。 【もっつぁれら】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-03-21 23:34:15) 4.ゴルフのショットのシーンや、泣いているように見せかけてカクテルを飲むシーンなど、見所一杯の素敵な映画です。チャップリンの映画はどれも品があってお洒落ですよね。この作品もまたチャップリンらしい笑いが満載の映画でした。 【たにっち】さん 7点(2004-05-14 20:28:21) 3.あまり、チャップリンの映画では有名ではないこの作品ですが ギャクがトントンに面白いと思います。 特に、皆さんが仰っている「さみしい夫」がお酒を飲みすぎで 妻エドナから避けられているものの、号泣きしていると思いきや カクテルを振ってるシーンは大爆笑でした(´Д`*) エンディングも最高でしたね。彼のセンスは計り知れないものです。 【れんず】さん 7点(2004-02-08 14:45:29) 2.《ネタバレ》 劇場初公開の主題が「のらくら」で、ビデオタイトルも同名だったので今の今まで同一作品だとは…全然気付きませんでした。貧富の差が激しい時代に、大尽暮らしの象徴“ゴルフ”をレトリックに、ブルジョアとプロレタリアの1人2役をチャップリンが演じる事により、有産階級に対する強い批判として社会風刺を描いた短編作品。これと言って記憶に残る名シーンが無いので、知名度の低い作品で…しかも20分と尺が短いので残念ですが見るべき点は多い。同時に、チャップリンの2役の画面構成がこんなにキレイに丁寧に創られていたのを見て、逆に現在のCG技術に希薄さを感じてしまいました。ちなみに、鎧を着た富者の兜が取れずに缶切りで開けちゃった…と言う描写が可笑しかった。金持ちで働かない人々…と言う意味で“有閑階級”と言う原題を付け、労働者の視点で描いた本作。ラストで、そんな富者のケツを思いきり蹴りあげるチャーリー…。これがチャップリンらしい最大のアイロニー描写ですね。 【_】さん 7点(2004-01-03 02:58:16) 1.《ネタバレ》 「ゴルフ狂時代」と言うタイトルだから、ついゴルフのコントが強調されがちかも知れないが、「のらくら」と言うタイトルでも知られている。原題も言ってみれば「ヒマ階級」と言う感じ。ゴルフや舞踏会に興じて遊び呆ける上流階級を徹底的に皮肉っているのだ。最後にケツを蹴りあげるのが痛快。 【アイカワ】さん 7点(2003-11-05 18:49:21)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS