みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
5.《ネタバレ》 なかなかおもしろい。他人に勧められなくもない。 何だろう。このテレ朝感。テレ東とも違う、ふざけている感じが一切しないテレビ放映選択眼は。つまりはストレートに映画的で、面白い。ということになるのか。20年前の映画であり、同時代のB級SF映画としては有名どころで「ヒドゥン」「ロボコップ」があげられる。 「ヒドゥン」はファンタスティック映画祭でグランプリを獲る。その後アーあの名作ねとすぐ出てくる映画となり、「ロボコップ」はシリーズ化され長く親しまれている。一方で同様の完成度を誇る本作も、アメリカでは人気でテレビシリーズまで作られていたよう(淀長氏による)。 この時代の突発的Bムービーの質には驚かされる。どこかふざけた感じと末世感がうまく混ざり合うことで何となく脳内にほんとにあるかも、と一瞬でも思わせる技巧に富んでいる。そのあたりの味わいがこの時代の映画の持つオリジナリティかもしれない。 3作すべて刑事(一つは巡査だが)物だが、上記2作がヒーローとしてかっこよさを押し出しているが、本作はどこか不細工でユーモラスな設定となっており、ストーリーの流れもバディものの基本を忠実に踏襲している。刑事物としての設定も芸が細かいところがあり、なるほどちゃんと作り込まれているなという雰囲気がいい。気楽にみられる3作だが、エイリアンネイションはさらに気楽にみることができる映画で、テレビ放映されていれば必ず見てしまうものの一つだった。 テレ東あたりでまたリピートされればインターネットでも流しながらぼーっと楽しんでしまうんだろう。テレ東が12チャンでなくなってから久しいが、それでもテレ東は12チャンといってしまう。同時に10チャンは10チャンであり、その思考回路は常にこうしたB旧映画や西部劇とリンクしているのである。 【黒猫クック】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-11-03 18:01:17) 4.これは期待せずに見ると、当たり、と思える良い出来の作品。ザ・B級映画といった感じで、SF映画としても、刑事映画としても、ゆるゆる、そこそこで、良い味が出ています。初見時に既視感があったが、パロディが盛り込まれていたからだろうか、それとも、この映画のパロディが巷に広がっているからなのだろうか。いずれにしても、素晴らしい世界観です。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-01-06 10:43:10) 3.基本はベタな設定の2人の刑事友情者なのだが、 なんせ相手が異星人なための2人の文化ギャップが普通じゃねーよ。でも俺達いつしか大事な相棒に育っちゃってるぜ。という 「夜の大走査線のSポワチエを異性人にしてギャップを更に広げてみました(ちょっと違うか)」的映画。 色物なわりにはツボははずしてなくて結構面白いと思いますです。 腐った牛乳にも腐り具合にいろんなレベルがあると思うけど、どのくらいのがおきにいりなのか.. 【あばれて万歳】さん 7点(2003-11-29 10:41:08) 2.随分前ですが、ホラーも好きでどうせならドロドロを と期待して観ましたが、ストーリー的にもしっかりしていてホラーにしては当たりの方です。 【フィャニ子】さん 7点(2003-05-14 17:03:29) 1.基本はポリス・ムービーだが、コンビを組む相手がエイリアンというところがこの作品のミソ。いわゆる近未来SFモノでもあるのだが、このエイリアンは地球に移住してきて既に市民権を得ているのだ。要するに「未知との遭遇」からさらに時代が進んでいて、彼らの呼び名も“ニューカマー”という事で、すっかり人類と共存慣れしている様子。彼らの身体的特徴のひとつである、頭が斑のアザで覆われている姿などを見ると、最近公開された「ギャラクシー・クエスト」あたりが、これを参考にしたのではないかと勘ぐってしまう。他に腐ったミルクやビーバーの肉を好むものだから、相棒刑事のJ・カーンが苦虫を噛み潰したような表情で顔を背けるシーンが笑わせる。そして弱点でもある海水を巧く生かされたクライマックスもしっかり用意されていて、陰謀がらみの事件を追う刑事たちという定番の本筋よりも、エイリアン刑事の描写に興味が移ってしまうという変り種ではあるが、アクションとしては小粒でピリリとした面白さがあり、好感がもてる作品に仕上がっている。そして続編が出来ていても不思議ではないくらい、実に勿体無いテーマではある。 【ドラえもん】さん 7点(2003-02-14 01:00:55)
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