みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
9.中国版『マイフェアレディー』のような内容だが、文革の再教育プログラムがこんなにユルユルだとも思えず、ファンタジーとして見るべき作品なのかもしれない。とはいえ、古典的な展開ながらもしみじみとしていて味わい深く、心に刺さるものがある。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-11-03 14:18:43) 8.最初の遠景カットと歌、ほとんど画面に出ずっぱりの劉燁にすっかりヤラれてしまった。 【mimi】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-07 14:38:37) 7.《ネタバレ》 なかなかよかったと思いますねぇ。文革で書物が焼かれる時代、こっそりと西洋文学を読みそれをお針子に教える。一見重くなりがちなバックグラウンドでも、この作品ではユーモアに転嫁させてる。特にいいのは歯の治療のシーン。あるいは温泉の覗き見シーン。外の世界を知ったお針子は自ら外へと赴くが、愛する人を置いて無言で出て行くのは果たしてどうなのだろう、、、。ラストの、村がダムの底へと沈むシーン(ちょっとCGの出来がいまいちだが)はまるで思い出の行く先をヴィジュアル化しているような意味合いがあり、感慨深い。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-11-18 21:23:48) 6.《ネタバレ》 何といっても、お針子のジョウ・シュンが凛としていて実に魅力的。この作品はそれだけでOK。また、前半で、山間の農村の生活のさりげない一場面をあちこちにちりばめているのが、作品世界に重みを与え、後半のドラマチックさに貢献しています。ラストがハッピーエンドでないのも良いし、いったん現在の姿を出しておいて肝心のシーンを最後にとっておく構成も巧い。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-29 11:19:08) 5.《ネタバレ》 美しい景色、流麗な音楽、ハンサムな主人公たちと美人のヒロイン・・・なんか、こういう感じだと文句をつけたくなるのですが、とても良い映画でした。途中、糞尿まみれになったり、荒治療で歯を削ったりと、かなりグロい部分もあるのですが、見事に匂いや音は中和されています。ただ気になったのは途中で簡単にセックスして妊娠してしまうところ。それまでの山村の素朴なイメージに酔っていたのに、もしかしたら田舎だから夜ばいとかあるのかも、とか八つ墓村の大量殺人も安易なセックスが原因で村に惨事が起こったんだったけ、とか余計なことを考えてしまいました。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-28 07:22:37) 4.水の中に沈みゆく村の中で3人が本を読んだりバイオリンを弾いている幻想的な場面は、フランス映画みたいだ、と思っていたらやっぱりフランス映画だった。 だからバルザックやスタンダールが出てくるのか、と今頃気づいた始末。 とぼけた村長がいい味を出していた。 モーツァルトは毛沢東を崇拝していたと言ってしまうところや、歯の治療はかなり笑える。 恋愛映画としてはB級だと思う。 それと文革に関することも浅くそれに触れているだけでそんなに掘り下げて追及していない。 文革や恋愛を期待している人はあまりお勧めできない、 とにかくこれはフランス映画だということだ、視覚的にはさすがだと唸らせるものはあることだけは確か。 【花守湖】さん 7点(2004-04-25 02:14:34) 3.・ 【小三馬さんに化粧をしてもらいたいHAWAIIAN610】さん 7点(2004-04-11 11:44:46) 2.《ネタバレ》 なんともかわいらしい。お針子も、おじいちゃんも、村長さんも、メガネも。もちろん、下放政策って現実にはもっと厳しい側面もあったんでしょう。でも、十九二十歳の生意気で血気盛んで変に知恵と知識がついて芸術と西洋文化に理想と憧れを持った、都会の若者ふたりが、車も通れないような山村でしなやかにたくましく笑って生きている美しい少女に出会ってしまったら。もちろん一生忘れられない恋に落ちてしまうでしょう、二人とも。エピソード一つ一つがすごく可愛らしくて微笑ましくて、いかにもフランス映画的ですが、風景や小道具の仕掛けは濃厚に文革当時や今現在の中国を映し出してて、その微妙なずれ、みたいなものがファンタジックだったり、ノスタルジーを醸し出したりして、いい感じでした。一度でも友達の彼女に惚れてしまったことのある男の子は身につまされるかも。女の子って時に残酷。でもだから好きになるんだよね。たくましいのはいつも旅立っていく女の子で、僕らは呆然とそれを見送ってなんとか想い出を美しくするのに必死になるのが関の山なんです。何も知らないのは結局頭の中を本の知識でいっぱいにした僕らの方なんです。でも、読んだことないバルザックを読んでみたくなったかな、少しだけ。ホント言うと、お針子が、10年前好きだった娘にすごく似てて、なんだかざわざわしっぱなしでした。いやはや。 【am】さん 7点(2004-04-04 23:39:58) 1.旧弊は悪であり、文明こそが善である。とは言い切れない。青年二人はお針子を失い、村は思い出とダムに沈む。お針子に道を開き、山村に衛星放送をもたらす。紙の船に灯は燃え、水中でヴァイオリンが響く。 【山岳蘭人】さん 7点(2003-06-06 21:04:38)
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