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【クチコミ・感想(7点検索)】
2.《ネタバレ》 作曲家ロベルト・シューマンと妻クララの愛の物語は、結構有名であり、クラシック音楽ファンならずとも知っている人も多いのではないだろうか。この映画はロベルトとクララの出会いから始まり、彼女の父親から反対されながらも、裁判で結婚を勝ち取り、翌年交響曲第1番「春」を完成させるまでの10年間を描いている。その意味では史実に近く、パガニーニや親友メンデルスゾーンも登場するし、シューマンはもちろん彼以外の同世代の作曲家の有名な曲も、世界一流の演奏で聴くことができる。 ところで、クララの父親がどうして結婚に反対したかであるが、クララはその当時すでに超一流のピアニストであったのに対し、ロベルトは20歳過ぎてからクララの父親の弟子になった駆け出しの音楽家、やむをえなかったのではなかろうか。それにロベルトとクララは年齢が10歳も違い、初めてキスしたときクララはまだ16歳の少女だったはず。 史実と違うのは有名なピアノ協奏曲、この曲は結婚よりずっと後。 なお邦題の「哀愁のトロイメライ」はいかがなものか、原題の「春の交響曲」ではいけなかったのだろうか。
【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-04-07 13:16:54)
1.《ネタバレ》 これは、クララとロベルトの愛の試練物語ではなく、クララと父親の近親相姦&親子離れの葛藤物語、ですな。クララの父親がとんでもないステージパパだということは知っていたけれども、映画ということで7割差っ引いて見たとしても、それでもありゃ父娘愛ってよりは、男女のそれに近いでしょうが、ってな具合でハッキリ言ってかなり気持ち悪い。クララが性格破綻気味のロベルトに惹かれたのもある意味分かる。あれじゃ、男を見る目を養うなんて無理だもの。まあ、おかげで後世の我々はシューマンの名曲にも、そしてブラームスの数々の名曲にもあやかれるわけで、娘の幸せなんてそこのけで蹴散らし自分の名誉欲最優先でクララをこき使ったパパに感謝せねばなりませぬ。さて映画としての本作を考えてみると、昨秋、ブラームスの子孫とやらが撮ったクララの映画よりは百倍見るに値すると言えましょう。なにより、ナタキンの溜息の出るような美しさだけでも一見の価値はあり。クレーメルって顔に似合わずあんなに指が長くて美しい手してたのねぇ・・・、ってことも分かって一つ収穫。あ、彼はパガニーニに扮して超絶演奏を聴かせてくれるのでこれも一聴の価値大有り。なんだけれども、最悪なのはロベルト役のグリューネマイヤー。彼の奥目の顔は、あのB級ホラー(?)映画『デビルスピーク』のクリント・ハワードを思い起こさせ、雰囲気ぶち壊し。これは、役者には何の罪もないんだけれども、一旦脳味噌がそう認識したらもうダメなのよ。というわけで、ヒジョーに評価の難しい作品でござんした。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-20 23:22:38)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
3人 |
平均点数 |
6.33点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 33.33% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 2 | 66.67% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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