みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 大画面で観た伊福部音楽にのっての海底軍艦試運転シーンには感激しました。アナクロな雰囲気、特撮も美術もよいのですが、海底軍艦の活躍が少なくて残念。本来は非常に重いはずの個人と国家、戦争というテーマに触れながらも、短い時間に押し込めてしまったためか、二十年以上雌伏していたはずの神宮寺大佐があっさり世界のために翻意しての「古い鎧を脱いで清々した」発言など、人物描写が今一つ散漫でストーリーがご都合主義。また好みの問題だろうが、佐原健二がヒーロー役立った方がよかったのでは。 【クリプトポネ】さん [映画館(邦画)] 7点(2020-05-30 14:44:28) 5.《ネタバレ》 日本のためか世界のためかの葛藤、戦前派と戦後派の衝突とドラマパートが非常に重厚。 しかしあと一歩踏み込みが足りなくて大傑作になり損ねた感があります。 2時間に伸ばしてでも掘り下げて欲しかったです。 特にムー大陸の最期。蛇足にならない程度にもう一ドラマ欲しかったです。 肝心の海底軍艦の造形と特撮にちょっと不満。これまでの東映特撮の方が優れていた気がする。 色々不満はありますが好みの作品でもあります。 【CBパークビュー】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-02-21 23:30:50) 4.東宝特撮映画のファンならぜひ見ておきたい作品。轟天号の勇ましいカッコ良さと、バックに流れる伊福部マーチを楽しむこともさることながら、陰に流れている「反戦」という東宝特撮映画永遠のテーマを感じ取ることが出来る作品として、評価できる。正直、マンダの活躍をもう少し見たかった気もするし、冷線砲の効果音はもっと良いの無かったのかよ、とも感じるが、轟天号の突撃シーンに免じて許すとしよう。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-17 19:57:12) 3.東映特撮映画全盛の思い切りのよい娯楽性は流石に良い。ただ今作の場合、娯楽映画だけにはおさまらない戦争の業というものが裏に描かれている。横暴に地上世界を征服しようとするムー帝国は明らかに悪役だが、それをさらに強大な力(海底軍艦)で押さえつける地上人類側も正当な正義とは言えないような気がする。ラストでは燃え盛り滅亡していく帝国に一人泳いで帰っていくムー帝国皇帝がなんとも哀れだ。戦争というものに正義はない。どちらが勝とうとも残るのは喪失感だけである。 【鉄腕麗人】さん 7点(2004-05-23 12:14:21)(良:1票) 2.私も7点を(笑)。潜水艦ものといっていいのでしょうか。へちょちょ星人さん、お書きの通り、ミリタリーものの挿し絵で有名な小松崎画伯のデザインによる”潜水艦”は男の子のハートをくすぐるのに充分です。謎の海底人とか、アメリカと戦うために戦争末期に作られた海底軍艦とか(そんな資源も技術力も当時はなかっただろ!(笑))、めちゃくちゃな設定ですが、男の子なら充分楽しめます。田崎潤のデカい声がはまり役ですね。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-20 04:59:49) 1.日本SF界の草分けたる押川春浪の小説(何と明治時代にこんなの書いてる。時代先取り過ぎw)を東宝が映画化!本作の目玉は何と言ってもタイトルロールの海底軍艦こと”轟天号”の勇姿に尽きると思う。先端のドリルが何とも男の子のロマンを擽るデザインで実に秀逸。流石は小松崎茂画伯、イイ仕事っぷり。後の特撮映画&TV番組(某宇宙戦艦とか…w)に与えたインパクト&影響は計り知れないのでは。クライマックスはムウ帝国の守護神・大怪竜マンダとの対決だ!!”長崎くんち”の龍踊りみたいでイカス。こういうモノを照れもせず大真面目に作った本多猪四郎監督と円谷英二特技監督に海よりも深く敬意を表しつつ…7点(7点かよ)!! 【へちょちょ】さん 7点(2003-10-18 11:45:20)
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