みんなのシネマレビュー

本日休診

No Patient's Today
1952年【日】 上映時間:97分
ドラマコメディ医学ものモノクロ映画小説の映画化
[ホンジツキュウシン]
新規登録(2003-10-31)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2024-03-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(1952-02-29)


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監督渋谷実
キャスト柳永二郎(男優)三雲八春先生
鶴田浩二(男優)加吉
佐田啓二(男優)湯川春三
田村秋子(女優)湯川三千代
淡島千景(女優)お町
中村伸郎(男優)竹さん
三国連太郎(男優)勇作
長岡輝子(女優)お京
角梨枝子(女優)津和野愁子
増田順二(男優)伍助院長
岸恵子(女優)瀧さん
十朱久雄(男優)松木ポリス
山路義人(男優)船頭
望月優子(女優)ヤクザ情婦
多々良純(男優)兵隊服の男
諸角啓二郎(男優)
草香田鶴子(女優)
紅澤葉子(女優)
原作井伏鱒二「本日休診」
脚本斎藤良輔
撮影長岡博之
製作山本武
配給松竹
美術浜田辰雄
編集杉原よ志
あらすじ
息子を戦争で失い、甥に病院を継がせている八春先生。甥達が慰安旅行に行っている間、「本日休診」の札を出すが、次々と訳ありの患者が殺到してくる。貧乏だと医者にもかかれない時代を、コミカルに描いた映画。戦後直後の風俗や貧困が描かれている。

みんな嫌い】さん(2004-06-14)
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4.三雲先生の利他の精神はまさに神対応。ほのぼのとした雰囲気の中に垣間見る世相、価値観がほろ苦い。 The Grey Heronさん [DVD(邦画)] 7点(2017-02-27 00:48:57)

3.《ネタバレ》 冒頭からテンポが早く、コメディタッチなのだが、反面、シリアスな社会派作品でもあり、戦後の貧しさや傷跡といったものが痛切に描かれている。医者である三雲先生は本日休診の札をかけて休もうとしているが、そういう貧しい人たちを放ってはおけず診察に応じる。この三雲先生のキャラクターがなんとも飄々としていて魅力があり、演じる柳永二郎といえば「座頭市物語」などで悪役のイメージがあるだけにこのギャップはすごいが、こういう善人役もうまく演じられるのはやはり名優の証拠で、主演で見るのはもちろん初めてだが、本作は彼の代表作といっていいのではないだろうか。出演者クレジットのトップは柳永二郎ではなく鶴田浩二なのだが、指を詰めるのが痛いからと麻酔を打ちに来る若いヤクザ役というのが後年の東映任侠映画での彼を知っているとものすごく笑える。でも、まだ若すぎて貫ろくは足らない。本作で戦争の傷跡をいちばん感じさせるのが三國連太郎演じる気のふれた男で、コミカルに描写されてはいるが、重く、戦争の愚かさについて考えさせられるし、この男の敬礼の下、雁をみんなで見守るラストシーンも、戦後の復興に向けた力強いメッセージのようなものを感じられ、とても印象に残る。しかし、渋谷実監督の演出はコメディとシリアスのバランスもよく、この監督の映画を見るのは初めてだったが、雰囲気としては川島雄三監督の映画に近いものがあり、もっと渋谷監督の映画は見てみたいと思った。それにしてもこの映画、作られた時代の空気というものがよく出ているのも良い。それはこの時代だから出せるものであって、後の時代では決して出せるものではない。そういうのを見るのも昔の日本映画を見る醍醐味である。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2015-10-24 14:34:42)

2.先日惜しくも亡くなられましたが、この映画は若き日の三國連太郎さんの怪優っぷりを堪能する映画です。当時のイケメン代表格、鶴田浩二、佐田啓二お二人とも、この三國氏のどうにもこうにも枠に収まらないハチャメチャな悪達者ぶりに、影がまるで薄くなってしまっています。特に良い意味でアクのない端正な二枚目の佐田氏なんぞ、えっ、どこに出てたっけ?ってなくらい、まるで存在感ナシ。上記お二人のみならず、名バイブレイヤーの男優さん含め、居並ぶお綺麗な女優さんの存在までも、あの独特なマスクと濃ゆい演技で映画をかっさらってしまった感があります。いやあ、恐るべき役者さんだったんですねぇ・・・。ちなみに、自分が三國さんを意識したのは、これも先日亡くなられた夏八木勲さんと同じで、角川映画の、健さんを恫喝するシーンが怖い「野性の証明」や、太っちょ=「セーラー服と機関銃」あたりからでした。角川映画って当時ずいぶん叩かれてたけど、良い役者起用してたんだよなあ・・・。自分が小中学生の頃活躍していた役者がホントどんどん亡くなられていくっていうのは・・・やっぱなんか寂しいもんですよね。 放浪紳士チャーリーさん [DVD(邦画)] 7点(2013-06-01 19:41:58)

1.バランスのとれた喜劇ドラマ。
鶴田浩二、佐田啓二、三國連太郎、中村伸郎、淡島千景、岸恵子ら豪華な出演陣。
しかし、主役は柳永二郎なのだ。
柳永二郎といえば、溝口健二の晩年の傑作『雪夫人絵図』でいやらしい絶倫夫を演じていたが、本作ではいたって正常で真面目で気さくな医者を演じている。
この演技幅は凄い。

豪華出演陣の中で、鶴田浩二がトップクレジットだったが、内容的にみてトップなのは不自然だ。
商業的背景があっての序列であることは容易に想像できる。

さて、内容だが、人情味あふれる医者のもとに、数々の患者が訪れ、次々と珍事が巻き起こる。
とびきり面白いとか、感激で涙しきりとか、そういった突出した要素はないものの、無難な人情喜劇としてみれば、なかなかの佳作であろう。

特筆すべきは、後に名俳優、大女優といわれた方々の初々しい姿をみれること。
鶴田浩二や三國連太郎も若くて元気だし、中村伸郎も後年のインテリ風な役回りとは違った若さを感じる。
特に女優陣が、みんな若くて美しい。
角梨枝子、淡島千景、岸恵子、三者三様で美しいやら可愛らしいやら。
後に大活躍した俳優・女優たちの、まだ初々しかった若き姿を観られる貴重な作品でもある。 にじばぶさん [DVD(邦画)] 7点(2009-02-07 21:02:10)

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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.53点
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