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【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 これは素晴らしい。これが百年前の映画なんて。しびれた。感動した。映画の文法がおおむね出そろっていた事がわかる。キャスティングがこれまた素晴らしい。特にロビスピエール。 【ほとはら】さん [DVD(字幕)] 7点(2023-06-07 18:07:37)(良:1票)
2.《ネタバレ》 グリフィスの映画はどの作品を観てもそうなのですが、カメラワークが良い意味で普通すぎていつもコメントするのに困る。 あまり斬新な撮り方をせずに、見る側である自分が、ここが見たいというところにスッとカメラが向いたりする親切さやカットバックのタイミングやテンポの絶妙さなどによって、作り手の思惑通りに素直に感情が伝わってきたりハラハラドキドキしてしまったりと、ごく自然にそういった感情が出てしまうものだから、その当たり前のことを違和感なくサラッとやってのけるテクニックをどうしても無意識のうちにスルーしてしまいがちになってしまいます。 例えばラストシーン。リリアン扮するアンリエットが今まさに処刑されようとしている時、アンリエットが処刑台にセットされるカットと放免状を手にしたダントンの馬群とがクロスカッティングで進行するのですが、ここの場面でハラハラドキドキ感を味わう事が出来るのは、まぁ普通として、実はそれよりもだいぶ前からクロスカッティングが始まっていたことに、家に帰ってレビューを書く時点になってから気がつきました。 また、ルイーズの歌声にアンリエットが耳を澄ませるシーンも、いよいよ再会か!などと思い、気が付いたら普通に胸の鼓動が高まってしまったりするシーンも、互いのカットを上手くクロスさせていて、やはりこのシーンもこの映画を語る上では外せない名シーンでしょう。 生き別れが物語の中に出てくる映画は、自分にとってはかなりの確率で感動を覚えてしまい、このサイトのジャンル区分の一つに付け加えて欲しいくらいなのですが、この映画でもやはりすれ違いでやきもきさせられた上での再会だったので、最後は余計に感動してしまいました。まぁ、いわゆる常套手段ではありますが、この場面でもまた難なくグリフィスにやられたという感じでした。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-19 15:34:43)(良:1票)
1.おそらく数年前のロシア革命がダブっているだろうことは否めない。貴族の暴虐がまずあり(腕に鉛・馬車が子どもを轢く・頽廃パーティ)、それを踏まえて人民裁判の恐ろしさがまたある。とどちらにも偏らない姿勢を取っているのが、うまく逃げたな、という印象にもなってしまう。前半では「うん、貴族は悪い」と思い、後半になると「君の気持ちは分かるが、これはやり過ぎだよ」と、観ているほうの気持ちがきれいに切り替われて、何らかの統合、と言うか、暴虐と民衆とのより良い戦い方を目指さそうとはしない。まあそこがアメリカ映画の限界というか、良さでもあるんだけど。ただただすれ違ってしまうことの哀しさを歌う、その語り口だけを洗練させていく。やっと会えると逮捕されたりして、もう悲痛きわまりなく、メロドラマの語り口というものは、グリフィスで(とりわけ『東への道』で)おおかた定まり、あとはほとんど進化する必要がなかったのだなあ。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-10-23 11:58:33)
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【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
8.17点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 3 | 50.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 2 | 33.33% |
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10 | 1 | 16.67% |
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【その他点数情報】
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